2026年04月08日

ポラリスキューブの解法

ポラリスキューブ, 魅龍 北極星 魔方
Polaris.JPG PolarisCornerTurn.JPG PolarisFaceTurn.JPG
の解法について、世間で見られる動画は 1/16 にいろいろ紹介しているので、興味ある方はぜひご覧下さい。

隅 8箇所を全て 60°(時計廻しでも反時計廻しでも可)廻すとスキューブのように廻すことができます。隅が廻るので、隅の脇に付いている小片を気にしなければ、むしろスキューブより簡単に解けますね。

注意点としては、隅脇の小片が引っかかって、簡単に外れてしまうことです。その点で、このパズルは速解きには向きません。きちんと隅の角度を合わせてから廻しましょう。また、多少引っかかっても慌てず、角度を合わせてから丁寧に廻しましょう。

スキューブの解き方として私がかつて参考したものには、Kemi さんのサイト立方体の迷宮 などがありますが、ポラリスキューブは隅が廻る分、もっと簡単に揃えられますね。スキューブの揃え方のポイントは、隅→面の順に揃えていくこと、それに尽きます。3x3x3 は中心が固定されているので、ついその考え方で、面を揃えてから隅を揃えていこうとしてしまいがちですが、それだとうまくいかないことが多いですね。

私は青底・左橙・右赤で揃えることが多いのですが(上緑・前黄・奥白になります)、今回は黄底・上白・前緑で示してみましょう。

回転記号はスキューブに合わせて
Skewb_rotation.jpg

の J式を用います。文字だけなら時計廻し、反時計廻しのときには - (本当は上付き)を付けます。

まず、黄橙緑 隅(回転記号図で o の字がある隅)と黄面を合わせます。

その隅と黄面が隣接しているのなら、その隅を左下、黄面を下にするように持ち替えるだけで問題ありません。隣接してない場合、回転記号図で黄面が上・右・奥にある場合は、n・n-, s・s-, g・g- のどれかを廻せば隣接します。そのあと、その黄橙緑 隅を左下、黄面を下にするように持ち替えて下さい。

次に、黄赤青 隅を右下、回転記号図で g の字の位置に持っていきます。n, s, g の字のどこかにあるはずなので、e または e- を廻すことでその隅を g の字の位置に合わせられます。黄面以外の面の位置は気にしないでください。

次は、黄橙青 隅を奥下、回転記号図で字が書いてない位置に持っていきます。m の字の位置にあったら s- n- または s n と廻す必要がありますが、他の場合はn または n- を廻すことでに合わせられます。順序は前後しても構いませんが、その次に黄緑赤 隅を回転記号図で m の字の位置に持っていきます。m の字の位置にない場合は、s または s- を廻しましょう。

底面の四隅の位置が合ったら、上面の隅位置は自然と合ってしまっています。

これらの隅位置合わせはいろいろと混乱しやすいですね。以後の手順を廻していても、引っかかったりして勘違いすることが多発します。黄面と黄橙緑 隅を基準として、”おかしい”と思ったら何度でもやり直しましょう。

次に面の位置を合わせます。まずは上面、白面を上に上げます。上板を N面に持っていき、
UCenter_uN.jpg
板 N上げ:e n- e- n

を廻します。前下隅の回転を気にしなくて良いので、前時計 板N上げ:e- s- e s でも上がります。廻しやすい方で廻してください。他の手順でも構いません。

とにかくこのパズルは引っかかって廻しにくいので、できるだけ廻しやすい手順を探しましょう。

続いて、残りの板の位置を合わせます。やはりこのパズルは廻しにくいので、分かりやすい手順を廻しましょう。お勧めとして、
MCenterOCW.jpg
(m- s m s-) (e- g e g-)

および 反時計 平
MCenterCCW.jpg
(g e- g- e) (s m- s- m)

を繰り返して合わせていくのが無難ですね。十字や二の字手順は避けた方が無難です。黄面を底、白面を上にすることを常に意識し続けましょう。

スキューブとしての隅と面が揃ったら、あとは隅の脇の小片を合わせていくことになります。

隅だけ廻す回転記号としては、スキューブとしての回転記号の前に l (小文字のエル) を添えることにします。

e- lm e lm- (lm は前下の隅の回転)/逆移動は lm e- lm- e
PolarisCube1-2'.jpg

e lw- e- lw (lw は前左上の隅の回転)/逆移動は lw- e lw e-
PolarisCube2-1'.jpg

でひたすら三点移動で揃えていきます。丁寧に持ち替え、どことどこが入れ替わるかをきちんと把握して廻しましょう。4手めの lm- や lw は不要となることも多いですね。

三隅に一つずつ揃ってない小片ができてしまったときには、まずは一隅が小片二つが合っていない状態にし、一隅を揃えてから残りの隅を揃えましょう。言葉だけでは分かりにくいと思いますが、実際にやってみたらどうにかなると思います。

とにかくこのパズルの最大の難しさは回転障碍、引っかかって、何をどこまで廻したか分からなくなることが多発します。落ち着いて丁寧に廻していきましょう。

ポラリスキューブは、難しくはありませんが意外と楽しめます。価格も安いので気軽に購入できます。まずは一度、お試しいただけたらと思います。

posted by じゅうべい at 18:06| Comment(0) | 立方体と曲線

2026年01月16日

Polaris Cube の紹介

そういえば、MeiLong Polaris Cube, 魅龍 北極星 魔方
Polaris.JPG PolarisCornerTurn.JPG PolarisFaceTurn.JPG

もずっと手つかずのままでした。なんと購入は 2021年4月、ずっと忘れていましたね。

文章で解法を示したサイトは ここ くらいしか見つけられませんでしたが、動画なら日本語でもいろいろあり、あいどっとちゃんねる さんYAMI CUBE さん(前半 27分で完成、再挑戦は 3時間52分〜3時間55分),amari cubes さん の動画を見つけました。海外も含めたら、飛んでもない数がありそうですが、とりあえず、Can Chris Solve? と J Perm さん の動画を紹介しておきましょう。Rubikiller さん他、スペイン語の動画もいろいろあり、外国語の勉強にも良さそうですね。

8隅のうち 6隅を 60°捻ればスキューブのように動かせるようになります。隅を独立して捻ることができるので、スキューブのような難しさはありません。隅に隣接した小片も出迎えの要領で合わせられます。

そんなに難しくはないようですが、せっかくなのでちょっといじってみようと思います。

posted by じゅうべい at 16:52| Comment(0) | 立方体と曲線

2025年09月19日

Crazy Pyraminx、手順のまとめ


の配色はピラミンクスと異なり、黄を下、緑を前にすると右が赤・左が青になるので注意が必要です。

その後、前回の解記事に加えてもうちょっと工夫できるかと思ったのですが、あまり進捗は見られませんでした。

円内の、隅と合う方を”花弁”、辺と合う方を”銀杏(イチョウ)”と呼んでいますが、できるだけ銀杏と花弁を合わせることを心掛けること、まずは銀杏だけ抜けていると見なして手順を廻し、残った花弁だけを入れる、などということくらいでしょうか?

黄を前面・赤を右面として(上段時計廻しが t, 反時計廻しが t- になるのは J式ピラミンクスと同様です)
CrazyPyraminxFR.jpg
前面の円を時計廻しすることを c, 反時計廻しを c-, 右面の円を時計廻しすることを k, 反時計廻しを k-、として

追加手順としては、全反転
CrzPyr8Full.jpg
では、t c-             t-                 k c
CrzPyr8Full_t.jpgCrzPyr8Full_tc-t-.jpgCrzPyr8Full_tc-t-kc.jpg

  t                  c-               t-
CrzPyr8Full_tc-t-kct.jpgCrzPyr8Full_tc-t-kctc-.jpgCrzPyr8Full_tc-t-kctc-t-.jpg

手順全体で t c- t- k c t c- t- で左右になる、くらいでしょうか?全反転とか起こると軽くパニックになりますね。

途中経過の t- c- t での裏左右
CrzPyr8Full_tc-t-.jpg
でも充分に混乱してしまいます。この辺も慣れるしかないのでしょう。

ともあれ、左右もしくは右左が残ったら

CrzPyr1LR.jpgCrzPyr1LR_k-.jpg
のように、右面の銀杏・花弁が両方上段に来るように持ち上げて、t のあと c または c- で上段が揃うように廻せば戻せば完成、

左左や右右
CrzPyr2LL.jpgCrzPyr2RR.jpg
は、その反転部分を前・右とも下段において t を廻し、前面で反転している花弁を下段同士で逆方向、左にいたら右 (c-)、右にいたら左 (c) に廻せば、あとは t- で左右・右左になります。

花弁だけ
CrzPyr3Petal.jpg
なら同じ方向に合わせて、右同士なら前面を反時計廻し (c-)、左同士なら時計廻し (c) で右右か左左に、

銀杏だけ
CrzPyr4Ichou.jpg
なら同じ方向に合わせて、右同士なら時計廻し (c)、左同士なら反時計廻し (c-) で右右か左左に、

くらいを頭に入れておけばどうにかなります。

30回解いてみたところ、
250919AO30.jpg

再び 2分を切ることはできず、2:19 が最速、ao5=3:09, ao12=3:27, ao30=3:56、まだまだ修行が足りませんね。ピラミンクス自身をもっと快速に廻せれば、もう少しは速く解けるとは思いますが…。

ともあれ、気軽に楽しめるパズルです。Rocky Cubes さんの動画の手順と比較検討してみるのも良いでしょう。ぜひお試しいただければと思います。

posted by じゅうべい at 15:59| Comment(0) | 立方体と曲線