前回の記事で、コメントを頂いたことを紹介した中国の jjuudydy さんからさらにコメントを頂いてしまいました。今度は日本語に訳されているので(お手数をおかけします)、文字化けがなくて、読みやすくて良かったです。
それにしても、Super Z, 2x2x2&Skewb を購入した記事についてのコメントで紹介されていた、正六面体転角転面魔方解法彙總、つまり、2x2x2 および 3x3x3 にスキューブやダイノキューブのような、隅を軸とする回転も加えられたパズルの手順について、これでもか、というくらいに図説されていました。彙總で”まとめ”だそうです。いや、本当にすごいですね。「どこで売ってるの?」という世界ですが、そのうちの Compy Cube については TwistyPuzzle.com という、この手のパズルがこれでもかというくらい博物館的に紹介されているサイトにあることが示されていました。すさまじすぎて、もうついていけません。
この博物館サイトで紹介されているパズルで一番すさまじいのは、やはり 1x2x50 でしょう。作成された実物の画像があるだけでもびっくりです。その作成者は Grégoire Pfennig さん、ああ、33x33x33 を作っちゃった人ですね。コンピューターでの設計の様子も興味深く、製作(何か鍋で煮ていました)と組み立て作業の様子も面白かったです。パーツ数が 6153個、廻すだけでも大変そうでした。ギネス記録としての認定員が来ている場面には「あ、本当にギネス認定されたんだな」と納得しました。本当に世界にはすさまじい人がいろいろいることを改めて実感させられますね。
さて、ペンローズキューブと一緒にペンローズピラミンクス、tribox では Rounded Pyramid という名称で売られているパズルも購入していました。

箱には”円角金字塔 黒麒麟”とありますね。ピラミンクスの回転記号でいう R を廻すと、
となります。
カチカチいいながら廻りますが、回転はとてもスムーズです。
たとえば、先週のトリコンのピラミンクスのスクランブルその1:
L B R L R' L B U B' L U' r' b
頂点を直した後は、n- w n w- n- (B' L B L' B') で
上時計 の形ですね。t のあと、e- w- t- w t e (U のあと、R' L' U' L U R) で完成です。
簡単になったピラミンクス、以上の印象がなくって…、ごめんなさい。
同じスクランブルを、n t- n- w- n- t (B U' B' L' B' U) で V字を揃えることもできます。
t (U) のあと、前反時計・右奥、t w- t w t- e t e- (U L' U L U' R U R')
で完成してしまいます。…こちらはややマニアックな手順ですね。
ピラミンクスを日頃から楽しんでいる方々なら、このパズルも、一風変わった感じで楽しめるのかもしれませんが、私は
「これなら普通にピラミンクスを廻してるので充分」
と思ってしまいました。
興味がある方にはお譲りしたいと思います。私はまだまだ大会にもオフ会にも出向けない状態で、直接お目に掛かることは難しいので、コメント欄に連絡をいただければ検討します。