2025年12月23日

インフルエンザ、流行っていますね

Speedcubing Advent Calendar 2025 の 22日めの記事は ゾンさん の「PBLおためし CP+EP」ですが、体調を崩されたそうですね。どうぞお大事になさってくださいね。

私の娘も土曜日に 38.3℃、インフルエンザ A型でした。娘は、夏から練習を頑張ってきた金管バンド部のクリスマスコンサートにも参加できない、と泣きじゃくっていましたが、その後は熱も下がり、先生にも「当日にはギリギリ間に合う」と言ってもらえて、今は元気に消しゴム判子作りに励んでいます。…年賀状は友達の家の郵便受けに直接入れるそうです。

Speedcubing Advent Calendar 2025 の 23日めの記事は Pengif さん の「WR上位選手のメガミンクスソルブを見てみる」でした。

手順を記号化して、さらにはコメントを加えたものもあり、実際に廻してみたら絶対にとても勉強になると思います。私も廻してみようと思いましたが…、奥さんとの仕事の兼ね合いで異様に忙しくなり、全く時間が取れません。ぜひまた今度、勉強させていただきたいと思います。

そうそう、いかのおすし さん の「スキューブCLL議事録 編集後記」と「スキューブCLL議事録の作り方(技術編)」、どちらも興味深かったです。ブログの選定から HTML自動生成まで、いろいろとすごいなぁと思いました。…こちらも斜めにしか読めていません。時間を見つけて、またじっくり読ませていただきたいと思います。

posted by じゅうべい at 17:58| Comment(0) | メガミンクス

2025年09月17日

北村暁さんのメガミンクスOLL手順

北村暁さんメガミンクスのOLL手順をまとめてくださいました。手順の動きも再現できる優れもの、ぜひご覧いただけたらと思います。

その記事で紹介されている James's Megaminx Algs は手順再現はないものの、メガミンクス PLL 手順も一覧になっていて、見やすく分かりやすくてお勧めですね。その PLL 手順の詳細な説明は はいれすさん の「メガPLLまとめ」を、これまたぜひご覧いただきたいと思います。はいれすさんの記事としては「メガ4LLL手順表」もありますね。

私はメガミンクスの上面は ELLCLL(1回か2回)で揃えてしまうので、上記の手順は今ひとつピンときませんが、3x3x3 と同様に OLL→PLL で解く方の方が圧倒的に多いのでしょう。まぁ、私はメガミンクスは 4分をやっと切るくらい、3x3x3 は 40秒をやっと切るくらいなので、世間のみなさんの参考にはならないでしょう。ただ、3x3x3 のタイムに対してメガミンクスは約 6倍なので、比率としては世間並みかもしれません。底星 18秒・F2L 1分20秒も世間の普通の人々と比べて圧倒的に遅いのは、頭と指の廻りに加えて、色合いの問題もあると思います。まぁ、メガミンクスを廻せている時点で、色弱の割には色の識別に関して恵まれている方かもしれません。

BlindCube.JPG

のメガミンクス版があっても良いかもしれませんね。12のパターンを用意するのも識別するのも難しそうで、また、メガミンクスの面は 3x3x3 より狭いので、識別できるパターンのためにはパズルが相対的に大きくなってしまうかもしれませんが…。

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posted by じゅうべい at 11:31| Comment(0) | メガミンクス

2025年06月06日

キロミンクスの解法

Kilominx_GyGrOr.JPG Kilominx_GyCrPk.JPG

は 3層のメガミンクスに相似的な 2層の十二面体パズルです。パズルとしてはインポッシボール Impossiball と同等で、内部構造が違うだけで、Thomasball や Uwe Meffert(ウーヴェ・メファート)のフラワーミンクス Flowerminx も同等のパズルとなります。この辺の歴史を知るには Jaap氏のサイトが最高ですね。メファート氏については、人となりについてはウィキペディアも詳しいのですが、関わったパズルについては Speedsolving.com Wiki の方が詳しいですね。まぁ、どちらにもフラワーミンクスについての記述はありませんが。メファート氏はやはりピラミンクスの開発者としての方が知られていますね。

キロミンクスに特化した解法サイトはあまり見つけられていません。もちろん Jaap氏のサイトには解法が示してありますが、字だけでちょっと分かりにくいですね。Ruwix魔術方塊で解法が示してあるのはさすがだと思いました。

解法動画も、古いものから新しいものまで多種多様にありますが、どうも”2手順だけで解けるぜ!”というものが多く、むしろ面倒くさくなっている気がします。いえ、パズルを解くことに挑戦するという意味合いでは、それが正しい取り組みかもしれませんが。

キロミンクスの解法は、メガミンクスの解法の辺の部分を吹っ飛ばしたもので充分と思います。立方体の迷宮 の手順でも良いでしょう。

底面揃えに多少丁寧に絵を作ってみました。

KiloMx1base1.jpgKiloMx1base2.jpgKiloMx1base3.jpgKiloMx1base4.jpgKiloMx1base5.jpg

青面が 4つまで揃っているとき、最後の一つを出迎えで入れています。

二層目の隅も 立方体の迷宮 の三層目コーナー(下)手順で良いでしょう。三通りある状況のそれぞれで、図は[女乃](ない,クリーム色)が正面のときですが、
KiloMx2Front1.jpgKiloMx2Front2.jpgKiloMx2Front3.jpg

左はそのまま 144°(隅二つ分)反時計廻し、中央は上面を反時計廻ししてから隅二つ分時計廻し、右は左をおろして中央反時計廻しで左を戻す、まぁ、ご存じの方には釈迦に説法ですし、そうでない方も廻してみれば分かってもらえるでしょう。

その隣の隅も 立方体の迷宮 の三層目コーナー(上)手順、これも要するにまた出迎えです。たとえば、
KiloMx3T2L1.jpgKiloMx3T2L2.jpgKiloMx3T2L3.jpgKiloMx3T2L4.jpgKiloMx3T2L5.jpg
ですね。

上面については様々な意見があり、上記の三層目コーナー(上)を一つだけ残しておいて、その真上の向きを Y交換子(いわゆるセクシームーブ)で揃えていって、最後の二隅を二隅向き替えで揃える、などという動画もありました。

私は、J式メガミンクスや 立方体の迷宮 と同様に、隅位置合わせ→ 隅向き合わせ、で良いと思います。

隅位置合わせはニクラス (Niklas) が一番簡単でしょう。メガミンクスのJ式記号 / WCA記号

Mega_notation.jpg

で示すと
CTriOrtho_aS.jpg
e- t w t- e t w- t- / R' U L U' - R U L' U'
ちょっと手を抜いた図で示すと
KiloMx4CLL1Niklas1.jpgKiloMx4CLL1Niklas2.jpg
こんな感じで 1〜8 の順に廻すと隅が三点移動します。このような時計移動でない場合は、二回同じ手順を廻せば反時計移動にできますが、逆手順、anti Niklas t w t- e- t w- t- e / U L U' R' - U L' U' R が廻せるのならなお良いでしょう。

実際は Niklas だけで充分と思いますが、四隅移動もメガミンクスのまま廻せます。立方体の迷宮 の 5層目コーナーPLL の手順と微妙に違っていますが、私は、特に縦平行はこちらの、Megaminx PLL & more の 3CLLのページ に掲載されている手順の方が廻しやすく感じています。他のも、こちらの方が覚えやすいですね。

隅縦平行移動(隅縦平行, 上面に向きが変わる面を灰色着色しています)
CVertParallel.jpg
s (e t e- t-)^3 s-
(F - (U R' U' R)x3 F')

隅横平行移動(隅横平行)
CHorizParallel.jpg
e t2 (t e- t- e)^3 t-2 e-
(R U2 (U R' U' R)x3 U'2 R')

隅交叉移動(隅交叉)
CCrossEx.jpg
e t2 (t- e- t e)^3 t-2 e-
(R U2 (U' R' U R)x3 U'2 R')

隅向き替えも、動画では恐ろしい長手順が表示されていたりしますが、これも 立方体の迷宮 の 5層目コーナーOLL の上に示されている手順だけで充分でしょう。二隅向き替えだけで事足ります。逆向きの場合は持ち替えれば問題ありません。

隣接二隅向き替え(隣隅)
Flip2AdjCorners_E.jpg
(n e- n- e)^2 t- (e- n e n-)^2 t
((bR R' bR' R)x2 U' (R' bR R bR')x2 U)

キロミンクスの絵で、ものすごく手を抜いた形で示すと、前半が左、後半が右で

KiloMx4CLL2CO1.jpgKiloMx4CLL2CO2.jpg
後半を 10〜18 の番号をつけるとごちゃごちゃしてしまったので、後半の 1〜9 として見ていただけたらと思います。

前半の 1, 5 は右手人差し指で弾き、2, 6 は右手の掴み、親指と中指くらいでしょうか、で手前に廻します。3, 7 は左手人差し指で弾き、4, 8 は右手の掴みで手前から奥に廻します。9 は左手の人差し指を持ち替えて上面を手前に引いていますね。

後半の 1, 5 も右手の掴みで手前に廻しますが、2, 6 は右手の位置を変えない関係で、中指で弾いています。3, 7 が右手の掴みで手前から奥へ、4, 8 が左手人差し指で弾くのは前半と同様です。最後の上面廻しは、右手の人差し指の位置を変えて手前に弾きますね。

その辺は人それぞれでしょう。ただ、この手順が二隅向き替えで一番廻しやすいのは確かだと思います。

一応、Te- → Ts+
(s- w- s e- s- w s e) (e n e- s e n- e- s-)  / (F' L' F R' - F' L F R) (R bR R' F - R bR' R' F')

の 16手でもできるので、手数としてはこちらの方がお得ですが、前面廻しはそこそここれらの十二面体パズルに慣れてない人でないと廻しにくいと思います。

三隅捻り手順もいろいろ検討しましたが、結局は

三隅正時計    (s- t-2 n t-2) s t- (s- t-2 n- t2) (s t- n t-) n- t2
        /    F' U'2 bR U'2 - F U' - F' U'2 bR' U2 - F U' bR U' - bR' U2

三隅反時計    (e t2 w- t2) e- t (e t2 w t-2)(e- t w- t) w t-2
        /    R U2 L' U2 - R' U - R U2 L U'2 - R' U L' U - L U'2

に及ぶものはありませんでした。すんごく廻しにくい 16手、日頃廻している私は廻してしまいますが、慣れてない普通の方は、これなら二隅持ち替えを二回やった方が良さそうです。

魔術方塊 では三隅時計捻りの手順として

(R' U' R U' R' U2 R U2)x3

を示してくれています。24手と長めですが、右と上しか廻さないので、慣れたら悪くないかもしれません。

メガミンクスへの入門として、子供にいじらせるのには悪くないと思います。十二色あるので色見本としても悪くないでしょう。

ちなみにこのパズルの非公式世界記録は、カナダの Lucas Kuczaj さんによる単発 8.12秒、ao5 で 10.07秒、見ても何をやっているのか全然分かりませんでした。ただ、廻しやすそうなパズルでしたね。私の持っている ShengShou製 はいろいろ引っかかるので、速解きには向きませんね。娘とのリレー対決で遊ぶ程度で丁度良さそうです。

posted by じゅうべい at 16:53| Comment(0) | メガミンクス