で著名な方ですね。…ゾンさん さん、と呼ぶべきなら訂正します。
さかなクンに「さかなクン」と呼びかけた人に対して、「さかなクン さんって呼べよ」というネットの意見が出て、さかなクン自身が「さかなクン、でいいです」と言ってきた話を思い出しますね。
「「PBL」という言葉はPermutation of Both Layersの略で、U,D面の両方でPLLを解くパートのことをいいます。」
略語がきちんと説明してあって、とても分かりやすくてありがたいです。初心者にはまず専門用語が壁になってしまいますね。特に、
頭字語がキツいですね。
PBL は 2x2x2 でよく用いられますね(Kemi さんのサイトでは
こちら)。
「上級解法ではPBLのケース全てを区別して、各ケースに合った解き方を覚えます。
PBLのケースは、パリティがあるものとSkipを除いて全967ケースが存在します。」
「こう書くと恐ろしく見えますが、実際には
上下反転のケースや左右反転のケースを同じ考え方や手順で解くことができ、
僕の体感では180ケースほどだと感じます。」
「一般的には60手順ほどを覚え、そこから2手順を組み合わせてPBLを解く「2alg PBL」が使われています。」
それならなんとかなりそう。いえ、60手順だって充分大変ですが。
さらにゾンさんは入門として、J/J, N/N, J/N, N/J の 4手順の紹介に留めて 、判断も T, U, A, Y, Ga, Go, H, J, N, Skip だけに留めて下さっています。これなら取っつきやすくて良いですね。
とはいえ、これだけでも慣れてないものには大変ですね。
私の場合は、隅合わせで合わせられる範囲の辺も合わせようとするので、

上右・下対角: / (0, -3) / (0, 3) / (0, -3) / (0, 3) / (中段向き替え) ←ゾンさんの記事では N/J

上対角・下右: / (3, 0) / (-3, 0) / (3, 0) / (-3, 0) / (中段向き替え) ←ゾンさんの記事では J/N
がやたらと廻しやすいので、辺移動を読むくらいなら、まずは廻してしまえ、となっています。
上下前SW (ゾンさんの記事では J/J)も基本手順として一番廻し慣れています(どれも
立方体の迷宮 にあった手順ですね)。これを
こうさんのサイトにあるように、上段を 1ずらしおよび -2ずらしで廻すことも出来たらさらに効率が上がるものとは思いますが、まだそれができるほど修練を積んでいません。
ゾンさんの記事の例1:スクランブル: 10/0-3/03/30/0-3/-33/-4-4/30/33/30/01
は、私なら、対面色判断で、上が左交換、下が対角交換になっているのが分かるので、6, 0 のあと、
/ 0, -3 / 0, 3 / 0, -3 / 0, 3 /
で隅位置を合わせてから、-3, 3 のあとに
上下時計…中段あり
(4, 6) / (-1, 2) / (1, 1) / (0, -3) / (3, 0) / (5, -1) / (-5, 1) /
最後は -4, -3 で上下段を揃えて完成させます。もちろんゾンさんの手順よりも圧倒的に手数が多く、また 5 とか 6 とか平気で廻すので、さらにタイムロスになっているとは思いますが、私のように目も頭も廻りが悪いものにとっては、判断が楽であることは重要ですね。
ゾンさんの記事の例2:0-1/-30/41/-1-4/41/-1-1/41/52/-33/44/-10
は、私なら、まず対面色判断で、上が前交換、下が左交換と判断して、1, -3 のあと、
上下前SW
上下前: / (-3, 0) / (3, 3) / (0, -3) /
のあと、5, 0 を廻してから上反時計(図は上時計)
(1, 0) / (0, -3) / (0, 3) / (0, -3) / (0, 3) / (1, 0) / (0, -3) / (0, 3) / (0, -3) / (0, 3) /
から、3, 6 で上下段を合わせます。
この時計手順は、手順は長くはありますが、単純で廻しやすくて、私は好きです。
ゾンさんの記事の例3:10/-1-1/-3-3/03/41/33/33/52/3-3/14/-10
は、私なら、まず対面色判断で、上が左交換、下は揃っているのを判断して、3, 0 のあと、
上前SN:(3, 0) / (0, 3) / (3, 3) / (0, 3) / (4, 0) / (3, 0) / (3, 3) / (3, 0) /
を廻してから、やはり上反時計で揃えます。
いえ、確かに N/N: /3-3/-33/ で上下対角交換したら -3, 0 から右前下対角

上右・下対角: / (0, -3) / (0, 3) / (0, -3) / (0, 3) /
になり、それを上段を工夫して -2, 0 にすることで一気に揃ってしまう(-3, 0 だと上時計が残る)のは確認して「すごいな」と思いましたが、私にはまだまだそこまでの判断は出来ませんね。
隅移動と辺移動を工夫すれば、スクエア1はもっともっと楽しめそうです。私もサボらずに、もっと工夫してみたいと思いました。
…ただ、私は成形と隅向き替えが遅いので、それも手順ではなく、判断と指廻りが遅いので、まずはそちらをもっと修練したいと思います。