2026年03月24日

クロスに加えて一隅移動を読む2

冒頭のスクエア1についての部分は、3/26(木)に移しました。

先週の 3x3x3 その5、

D' R U R U B2 U B' D' B' L2 D2 L2 B2 D' L2 D' F2 U

が割と廻しやすかったので、前回
 F2L 一つ目まで読もうとしています。
 ただ、すぐには無理なので、今はまずは隅を一つだけ追うようにしています。
 下段に入れる隅がクロスでどこまで移動するか、そして上面に移動する隅だけ頭に入れて廻し始めています。」

をまたやってみましょう。

333Tri26F11_5aF.jpg333Tri26F11_5aH.jpg
右は前から透過したもの、日本配色世界配色に対して黄青が入れ替え)の青クロスとなっています。

J式の回転記号として 島内先生由来の方位を基準としたもの、
notationLletter_ew.jpgnotationLletter_sn.jpgnotationLletter_tb.jpg
を用います。反時計回りでは"-"、180°回転では"2"(本当は上付き)を添えます。J式回転記号の後の ( ) 内に WCA式表記を添えることにします。

クロスだけを着色すると(左・奥・下のセンターも着色してあります)
333Tri26F08_1Cross1.jpg
となります。

青が二つ底面にありますが、位置がずれているので、青黄のみ採用、s2 (F2) で青橙が青を下向きに底面に降り、ずれた位置の青赤は b n- (D B') で青緑を入れる過程で追いだし、底面をズラして戻す b- n (D' B) でその青赤も正しい位置に入れることができます。

以上のことから、順に s2 (F2) → b (D) → n- (B') → b- (D') → n (B)
333Tri26F11_5Cr_s2.jpg333Tri26F11_5Cr_s2b.jpg333Tri26F11_5Cr_s2bn-.jpg333Tri26F11_5Cr_s2bn-b-.jpg333Tri26F11_5Cr_s2bn-b-n.jpg
→ 最後にクロスを中段と合わせる b- (D')
333Tri26F11_5Cr_s2bn-b-nb-.jpg
で底面クロスが揃います。s2 b n- b- n b- (F2 D B' D' B D') ですね。もっと良い揃え方があるかもしれませんが、私にはこれが分かりやすく、簡単に感じました。

このときに、前回同様 F2L 用に隅の移動を一つ読んでおこうと思います。

ぱっと見、左前下にいる青緑橙が、s2 (F2) で右前上に移動したあとは手順の影響を受けなそうです。

クロスに加え、青を含む隅の青だけ着色して(薄い色は底奥左を前から透視した面の色です)先ほどの手順を進めてみると、
333Tri26F11_5CrC.jpg333Tri26F11_5CrCs2.jpg333Tri26F11_5CrCs2b.jpg333Tri26F11_5CrCs2bn-.jpg333Tri26F11_5CrCs2bn-b-.jpg
333Tri26F11_5CrCs2bn-b-n.jpg333Tri26F11_5CrCs2bn-b-nb-.jpg

青緑橙は読み通り右前上に来ましたが、最初左前上にいた青黄橙が、初手の s2 (F2) で底面降りた後、下段の行ったりきたりでまた右奥上に戻ってくるのは読めていませんでした。

クロス完成状態で全て着色すると
333Tri26F11_5CrFinF.jpg333Tri26F11_5CrFinH.jpg
となります。

その青黄橙はその位置で F2L H を廻せたのですが、私は気付いてなかったので、t2 (U2) のあと、左奥 B2: w t- w-2 t w (L U' L'2 U L)、今度は青が上面に来て見やすくなった黄橙をやはり B2: e- t e t-2 w t- w- (R' U R U'2 L U' L')、t2 (U2) のあと緑赤が F: t s- t s e t e- (U F' U F R U R')、最後に黄赤が A: t- e- t e t n t- n- (U' R' U R U B U' B') で入りますね。どれも廻しやすくてありがたかったです。

すると残る上面は、まずは CLL、白を抜いて背面も見えるようにしてあります。
333Tri26F11_5F2LfinF.jpg
右列の緑赤・緑橙の二つは正位置、左列の黄橙・黄赤の二つは逆位置なので、そのまま

S-: e t- w- t e- t- w / R U' L' U R' U' L 

を廻すと、残るは ELL、上面の辺移動・向き替えだけですね。
333Tri26F11_5FinalF.jpg
って、これは右列に黄が揃っていますし、前面も赤が向き替えだけで揃っていて、背面も赤の対面色の橙が向き替え、つまりその位置は合っています。ということで、

対辺向き替え : t- s e- t s- e w- t n- e t- n e- w / U' F R' U F' R L' U B' R U' B R' L

のあとに、上面合わせの t- (U') で完成です。
これもまた、クロスも底面隅一つも、その後の F2L 以降も見やすく廻しやすいスクランブルでした。こういうスクランブルをきちんと読んでいくことで、読みに慣れていくと思います。私も頑張っていこうと思います。

posted by じゅうべい at 17:09| Comment(0) | 手順333

2026年03月05日

クロスに加えて一隅移動を読む1

1/29 に
 F2L 一つ目まで読もうとしています。
 ただ、すぐには無理なので、今はまずは隅を一つだけ追うようにしています。
 下段に入れる隅がクロスでどこまで移動するか、そして上面に移動する隅だけ頭に入れて廻し始めています。」

と書いたのですが、せっかくなので例を示してみたいと思います。


L2 U' R L2 B U F' B L F2 D L2 D2 R2 U' B2 D2 R2 L2 F2
333Tri26F08_1aF.jpg333Tri26F08_1aH.jpg
右は前から透過したもの、日本配色(黄青が入れ替え)の青クロスとなっています。

J式の回転記号として 島内先生由来の方位を基準としたもの、
notationLletter_ew.jpgnotationLletter_sn.jpgnotationLletter_tb.jpg
を用います。反時計回りでは"-"、180°回転では"2"(本当は上付き)を添えます。J式回転記号の後の ( ) 内に WCA式表記を添えることにします。

クロスだけを着色すると
333Tri26F08_1Cross1.jpg
となります。

e- (R') で青橙が青を下向きに底面に降り、その手順で青赤が中段に降りて 1手で底面に入ってくれるラッキーパターンですね。さらに、そこから青赤をもし s (F) で青を下向きに底面に入れたら、その手順で青緑が上面に上がってくれて、デイジークロス のように s2 (F2) など 1手でその青緑が青を下向きにして底面に入ってくれます。さらに超ラッキーですね。

ただ、すでに青黄が青を下向きにして底面に入っているので、青橙はそれに合わせるように入れないといけません。底面を b (D)、底面から見たら時計回りに廻す必要があります。

以上のことから、順に b (D) → e- (R') → b (D) → s (F) → b (D)
333Tri26F08_1Crb.jpg333Tri26F08_1Crbe-.jpg333Tri26F08_1Crbe-b.jpg333Tri26F08_1Crbe-bs.jpg333Tri26F08_1Crbe-bsb.jpg
→ s2 (F2)
333Tri26F08_1Crbe-bsbs2.jpg
で底面クロスが揃います。b e- b s b s2 (D R' D F D F2) ですね。もっと良い揃え方があるかもしれませんが、私にはこれしか思いつけなかったのでご容赦を。

このときに F2L 用に隅の移動を一つ読んでおこう、というのが最近の私の趣向です。

ぱっと見、右前下にいる青緑橙が、b (D) で右奥下に移動したあと e- (R') で上段に上がり、その後は手順の影響を受けなそうです。

クロスに加え、青を含む隅の青だけ着色して(薄い色は底奥左を前から透視した面の色です)先ほどの手順を進めてみると、
333Tri26F08_1CrC.jpg333Tri26F08_1CrCb.jpg333Tri26F08_1CrCbe-.jpg333Tri26F08_1CrCbe-b.jpg
333Tri26F08_1CrCbe-bs.jpg333Tri26F08_1CrCbe-bsb.jpg333Tri26F08_1CrCbe-bsbs2.jpg

青緑橙は読み通り右奥上に来ましたが、最後の s2 (F2) で底面にいた青黄橙・青赤緑がともに上段に来たのは読めていませんでした。

全て着色すると
333Tri26F08_1CrFinF.jpg333Tri26F08_1CrFinH.jpg
となります。

あとは F2L を、読んでおいた緑橙が上前にいるので素直に R: t e- t e から t のあと s t s- (U R' U R U F U F')、黄橙の Q: が見えるので、w t w- から t2 w t- w- (L U L' U2 L U' L')、さらに左奥上に黄赤隅が見えて黄赤辺は右前にいるので、t2 で G: であるのを確認して t- e t- e- t n t- n- (U2 U' R U' R' U B U' B')、さらにその手順で浮いた緑赤隅に対して緑赤辺が上前、T: の位置にいるので、t のあと s- t- s (U F' U' F) で F2L が揃いますね。

すると残る上面は、まずは CLL
333Tri26F08_1F2LfinF.jpg
橙隅二つは正位置、赤隅二つは逆位置なので t- のあと U-: w- n- t2 s- t n t- s t2 w / L' B' U2 F' U B U' F U2 L 

を廻すと、残るは ELL、上面の辺移動だけですね。
333Tri26F08_1FinalF.jpg
前面にある橙の対面、奥にその橙の対面色の赤の辺が上面を向いているので、位置としてはそこはもう揃っています。黄が左面に移動する反時計廻しが必要ですね。

三角反NE上げ : w- n- t- n t w s t e- s e s- t- s- / L' B' U' B U L F U R' F R F' U' F'

のあとに、上面合わせの t (U) で完成です。

これだけ F2L が読みやすくて廻しやすいと楽しいですね。なかなかそんなスクランブルには出会えませんが。

上級者は、スクランブルからインスペクションで全ての隅の移動を向きまで合わせて読み、さらに対応する辺位置までも読んで、最適な F2L を廻していくのでしょうけど、私にはまだまだ無理ですね。まずは一隅だけでも追う習慣をつけて、読みに慣れていきたいと思います。

posted by じゅうべい at 16:31| Comment(0) | 手順333

2026年02月25日

クロスは難しいけど面白い

ガチCUBE さんの動画「初心者向け【理論】クロスの考え方」とても分かりやすくて良かったですね。初心者の方にはぜひ見ていただきたいと思います。

私も 2020年の秋にいろいろ書いていたようで、さくいん から抜粋すると、


などがあります。

そこでも、Cube Voyage, Planet Puzzle, 上面に作るものではありますが Flying Cube , 大村周平さん(元444世界チャンピオン)の解説動画, などなど、様々な説明を引用していました。私もいろいろ見てきたものですね。

ガチCUBE さんの動画にあった、

・読み切るまでキューブを廻さない。
・中段中央と合っていないことを気にしない。
・2手かかる手順を他と組み合わせて 1手でも減らす。

は私もずっと意識してやっていました。私がそれらの記事を書いた 2020年秋と言えば、私は 50秒台前半が普通で、トリコンで平均 1分台などもちょくちょく出していましたね。

おおっと、底面クロス読みを始めたのは 2017年6月でした。そのころはトリコン平均 1分20秒とかが普通でした。上面手順を覚えきってない頃で、最下位を連発していましたね。読んだクロス手順を sw橙te2赤n黄s2緑、などと(記号は S式・J式)Excel シートに記録していました。間違っていたら、何が間違っていたかも後で確認していましたね。我ながら、よく記録に残しているものだと思います。

それから 3年かけてやっと 50秒台、たまに 40秒台後半。ということは、底面クロスが読み切れてなくても、F2L と上面手順を速い指廻りで廻せていれば、そこそこタイムは伸ばせてしまうのかもしれません。

ですが、底面クロス読みはキューブ系パズルの醍醐味とも言えると思います。ガチCUBE さんの動画にもあったように、因数分解を、解の公式を頼らずに解けたときの気分の良さとも繋がるものがあるかもしれません。

最初はできなくても、やっているうちに慣れてきて読めるようになります。まずは騙されたと思って、頑張って読んでみるのはいかがでしょう。

posted by じゅうべい at 13:32| Comment(0) | 手順333