の解法については既にいろいろ見つけることができますね。まぁ、隅を合わせたら、あとは板(多くの場合はセンターと表記)の反転(180°向き替え)ができれば完成するので、デカミンクスの解法(Kemi さん・Rubik'skewb)も応用できるとは思いますが、形が十二面体でそのまま適用するのは難しく感じました。
動画としては、Manqube Manish Rathod さん、すごいですね、自作だそうです。音声が日本語に翻訳されているのがありがたいですね。ツイッター(現:ポスト)によるとインドの方のようで、2023年にはインドの新聞、Hindustan Times にもパズル愛好家として紹介されたそうです。
解法は、下面を合わせた後、側面の板向きを合わせてから上隅を合わせる順序で、やや分かりにくいかもしれません。
キューブコレクターとして著名な 碧猫 さん の”ソルブするだけ動画” は 1:53〜から四板反転(J式表記で (e- s e s-)^6 で E, S, T, N の四面の板が反転)で揃えられていますが、実際には二板反転の状況が頻出します。
そういう点で、スペイン語ではありますが、Jordi DKubos さんの動画 が一番分かりやすく感じました。普通のスキューブに印をつけたものを用意して、その印が反転することを示した後、Mirror Skewb で実際に廻してくださっています。
まぁ、実質はスキューブなので、板向き替え以外は廻しやすい手順で揃えてしまうのが良いでしょう。ルービックキューブ簡単6面完成攻略法 のスキューブの項 が一番分かりやすいかもしれません。他は、Kemi さんの解法 と 立方体の迷宮 がありますが、私はどちらも当時は分かりにくく感じたことを覚えています。
ロゴ”点盛”を上、側面の中では大きい板を前(S面)・右(E面)にして 先週のトリコンのスキューブのスクランブルその1、
U B R U B L' U B' R U' R' (WCA表記での回転記号はこちら、J式表記で言えば U→n, R→g, L→o, B →底面奥)を廻すと
右は SE面の境界線に沿って 180°回転させたものです。
です。反時計廻しには - を、同一手順を繰り返す場合は、2回なら ^2、3回なら ^3 をつけます。本来は右肩につけますが、ここでは無理しないことにさせてください。小片は隅と板と呼称します。
S面とその左下隅が揃っていますね。その二つを底面と左下に来るようにして x- y- 持ち替えすると
まずは右下隅を揃えましょう。スキューブの構造から、上前・奥前・右下の三箇所のどこかに右下に来るべき小片がいます。まずは向きを変えずにそのまま e, e- を廻してみて、合わないようであれば、s や n- などで向き替えして右下に降ろしていってみましょう。
s e- で右下に合いました。分かりやすいように SE面の境界線に沿って奥側に 90°倒すと
こうなっています。
普段、私がスキューブを解くときには奥下隅から入れていきますが、向きが入れてみなければ分からない状況では無理がしにくいですね。まず前下隅を入れて、そのあと y2 持ち替えして同様に前下隅を揃えます。
ここは、前下・右上・左上・奥下の四箇所にある小片のそれぞれ三つの向きを試さなくてはなりません。切断面の辺の長さを照らし合わせて、合いそうなものを順に試していきましょう。
試すときには、前時計N上げ(前下隅を時計廻し、上板を N面から上に上げる)
s- e- s eで
底面が揃いました。実際には s s- でキャンセルできるはずでしたが、気付きませんでしたね。
上面隅は
前が反時計廻し、右が時計廻しで揃いそうです。PiE上げ:(n- e n e-)^2 ですね。
今回はたまたまこれが正解手順でしたが、この変形スキューブの隅向きは把握しにくいことが多いので、隣接した二隅の高さが揃っている場合は、それを左上と前上に持ってきて、PiS上げ:(e- s e s-)^2 を繰り返すのが良いでしょう。
対角の二隅の高さが揃っている場合は、揃っていない二隅の向き替えが必要になります。私は
を廻していましたが、普通のスキューブならともかく、この変形スキューブでは廻し間違えを誘発します。ルービックキューブ簡単6面完成攻略法 のスキューブの 上隅向き替えの項 のように、一旦 Pi上げの形にしてしまうのが無難かもしれません。まずは適当に e- s e s- を廻してみて、高さが揃った二隅を左と前に持ってきて (e- s e s-)^2 を繰り返すのが良さそうです。
ちょっと長くなってしまったので、残った板の位置や向き合わせはまた次回に。