Jack Triton さん、すごいですね。BiCube で 2021年に非公認世界記録を出した方なのですね。それから3年経ちましたが、BiCube の AO12 に関しては、現在もまだ世界記録保持者ですね。
その Jack Triton さんが最近いろいろ解法記事をお書きになっていますが、
多分割の新規解法及びそれの 3x3x3 への応用については、
別のパズルについては、
面転八面体(Face-Turning Octahedron, FTO)とについての記事はぜひ勉強してみたいと思いました。
スクエア1の記事は…、ざっとは見たのですが、すみません、今の私では理解に及びませんでした。精進します。
さて、Bermuda Jupiter
残った五つの隅も、位置が揃ったら、あとは向き合わせのみです。
回転記号として、島内先生由来の方位を基準とした、J式333 の回転記号を用います。こちらでないと、私には分かりにくいので、どうぞご容赦を。
反時計回りでは"-"、180°回転では"2"(本当は上付き)を添えます。J式回転記号のあとに/ の後またはカッコの中に WCA式表記を添えることにします。
このパズルでは 45°回転が発生するので、その場合は 0.5 を添えます。135°回転の場合は 1.5、それぞれ反時計廻しの場合は -0.5, -1.5 となります。
同じ回転操作の組を繰り返す場合は、その回転操作をカッコで括ってカッコの外のべき乗記号の ^ のあとに回数を表記します。これも本当は上付き表記ですね。WCA表記の場合は ^ の代わりに x を用います。
図の白面は薄い灰色に着色してあります。大三角以外の小片は色も形もこの状態とは異なっていることも多いですが、これで統一させて下さい。
ここでも緑面を上、赤面を前、白面を右で示します。最終形は以下の通りで、右は x2 y- 持ち替えをして、反対側から見たものです。
この隅向き替えについても、個別の例を示すのではなく、手順を示します。それらを組み合わせれば向きが揃います。
基本は以前に紹介した手順を用います。まずは四隅向き替えが手順が短くて廻しやすいですね。
二隅向き替えは、同じ手順の繰り返し回数を間違えると嵌まることがあります。ご注意を。
/ {(R U' R' U)x2 (R' F R F')x2}x2

/ {(F R' F' R)x2 (U' R U R')x2}x2
これだけでも揃えられますが、頻出する以下の場合をどう対応するか、事前に把握しておくと楽に廻せますね。



これらも、実際に廻してみることで、より納得できることでしょう。
隅の向き替えまで終われば
この形になるので、あとは s-1.5 e (F'1.5 R) で完成です。
手数は掛かりますが、使う手順は実質はスレッジハンマーのみ、嵌まるポイントさえすり抜けることができたら、考えたら解けるパズルです。この手のパズルを、自力で考えて解いてみる良い機会になると思うので、気が向いた方はぜひお試しいただければと思います。
ブログ記事は一通り目は通させていただきましたが、
頭がついていかず、理解できてはいません。
年末進行が終わったら、じっくり丁寧に読みたいと思っています。
英語の勉強にもなりますし、
今後の記事も楽しみにしていますね。