2024年08月08日

クロックのやや高速解法の図

NHK Eテレの『でこぼこポン』で、”六面パズル”を楽しんでいる少年に「面白そう!私にもやらせて!」という場面がありました。さすがは NHK、”六面パズル”という呼称すら発話されませんでしたが、子どもの頃って珍しいゲームや玩具が取り合いになったものだなぁと思いました。ルービックキューブは六色あってきれいだし、形は見慣れた立方体、回転も分かりやすく、「なんか私ならできそう」って思わせてくれるところが、ついつい手を出したくなる魅力なのでしょうね。…キューバーの周りなら、「やってみたいの?もう一個あるからどうぞ」とむしろ推奨され、そういう取り合いは発生しないのでしょうけど。

を崩してしまっていたのを見つけ、「これは直しておかないと」と廻してみたら、その回転の重さに大苦戦、センター回転だけを残したところで崩壊することを繰り返し、だいぶ時間が掛かってしまいました。

固くて廻しにくくて、廻しているうちに混乱して、意外となかなか揃えられない、これが往時の”ルービックキューブ”の楽しみ方だったかもなぁ、なんて思ってしまいました。速さを競うよりも、うまく揃えられないことをみんなでわいわいと楽しんでいた気がします。

それはさておき、クロック
Clock#1.JPGClock#2.JPG
トリコンでは、単に解くだけの私の記事の解法の方がまだ速く、そちらで参加していますが、鉄Cuber さんぺんすけさんが共同開発した 10 moves memoless のアレンジ解法は練習を続けています。慣れてきて、だいぶ速くなってきました。

自分用には図を手描きで用意していますが、7-Simul Tommy の kusanoさんの図 のようなものがあれば世間的にも便利かも、とちょっと図を作ってみました。

数字1:上辺を中に合わせる分の回転数を覚えます。
Clock10MovesM#1.jpg

数字の語呂合わせについては
数字語呂.jpg

を使っています。たかが数字二つですが、意外と忘れてしまうので、数字そのものと語呂の両方を頭の中で唱えることで忘れにくくしています。–5 が”う”なのは中国語のウーから。麻雀をよくなさる方ならご存じですね。い と ひ、し と よ が混乱しがちですが、意識しておけばどうにかなります。

ここから x2 持ち替え(奥から手前方向にひっくり返す)して

Clock10MovesM#2.jpg
数字1同様に上辺を中に合わせる分の回転数を覚え、これを数字2とします。そしてこの向きのまま解き始めます。

1.
Clock10MovesM1.jpg
ボタンを左上・左下・右下が上、右上は下にした状態で、右上ダイヤルで数字1を廻します。…これだけすぐならこの数字1は忘れなさそうなものですが、私はこれすら忘れたことがあります。油断禁物ですね。

以下、図では左上ダイヤルを回すときにはそれを青、右上ダイヤルを回すときにはそれを橙に色を変えて示し、それによってどこの矢印をどこに合わせようとするかを、左上ダイヤルの動作としては紺、右上ダイヤルの動作としては橙の矢印で示します。

ボタンは白が上、黒が下、これは表面・裏面で変えていません。ボタンの上げ下げ動作がある場合はそのボタンを色を付けて囲っています。

2.
Clock10MovesM2.jpg
右下ボタンを下げて、左上ダイヤルで下辺を右辺に合わせます。

3.
Clock10MovesM3.jpg
左下ボタンを下げ、左上ボタンだけ上の状態にして、左上ダイヤルで中を下辺・右辺と合わせます。

4.
Clock10MovesM4.jpg
左上ボタンを下げ、右上・右下ボタンを上げて、右上ダイヤルで上辺を左辺に、左上隅をこれまた左辺に合わせます。

4 x2.
Clock10MovesM4x.jpg

x2 持ち替えをします。ここで上辺と中が揃っていることを確認します。

5.
Clock10MovesM5.jpg
左上・左下ボタンを下げ、右上ボタンを上げ、左上ダイヤルで左上隅を左辺に、右上ダイヤルで上辺を左辺に合わせます。

6.
Clock10MovesM6.jpg
左上ボタンを上げ、右上ボタンを下げ、左上ダイヤルで中(上辺・左辺・左上隅も同時に廻る)を右辺に、右上ダイヤルで右下隅を下辺に合わせます。

7.
Clock10MovesM7.jpg
右上ボタンを上げ、左上ダイヤルで中(上辺・左辺・左上隅・右辺も同時に廻る)を下辺に合わせます。

8.
Clock10MovesM8.jpg
右上ボタンを下げ、左下・右下ボタンを下げ、右上ダイヤルで数字2を廻します。

9.
Clock10MovesM9.jpg
右上ボタンを上げ、左下ボタンを下げ、右上ダイヤルで右上隅を左下隅に合わせます。

10.
Clock10MovesM10.jpg
右上ボタンを押し、右上・左下隅を右上ダイヤルで、残りを左上ダイヤルで上(12時)に合わせて完成です。


私は 7., 8. あたりのボタン上げ下げを忘れて崩壊させることが良くあります。みなさんもご注意を。

まぁ、クロックで速解きをしようとする人なら 鉄Cuber さんの動画で学んでしまうと思いますが、いちおう
('25.11.5: PDF中の図の 9. が 5. の位置にあり、残りが一つづつズレているのを訂正しました。失礼しました)
('25.11.6: PDF中のボタンについての説明が間違っていました。白が上、黒が下です。重ねて失礼しました)

PDFファイルも用意したので(名称については、できるだけ短くを心がけたので、どうぞご容赦を)、ご活用いただければと思います。

posted by じゅうべい at 13:52| Comment(5) | ルービッククロック
この記事へのコメント
丁寧に解き方の解説を頂きありがとうございます!!
子供と、ワクワクしながらクロックしています。

質問なのですが、解法の説明でボタンを白だと下げるのか、上げるのかがどちらかわからないときがあります。
(まとめのページと解法の途中での説明で逆の説明になっている様子。)
どちらか正解でしょうか?

よろしくお願い申し上げます。
Posted by こじこじ at 2025年11月04日 08:34
こじこじさん、コメントとご指摘をいただきありがとうございます。
PDFファイルの図がズレていました。失礼しました。
ご指摘を受けて気付き、訂正しました。

ブログ上の図が合っています。
こちらでよろしくお願いします。

今後とも、何かありましたらご指摘、ご連絡をいただけるよう、
どうぞよろしくお願いします。
Posted by じゅうべい at 2025年11月05日 10:44
PDFのご対応ありがとうございます♪

別の部分ですが、ボタンの上下の表記について質問です。webページとPDFで上下が合っていないように見えておりまして、ご教示ください。

webページでは、
「ボタンは白が上、黒が下、これは表面・裏面で変えていません。ボタンの上げ下げ動作がある場合はそのボタンを色を付けて囲っています。


PDFでは、
「ボタンは黒が上、白が下。」


こじこじ
Posted by こじこじ at 2025年11月06日 08:12
こじこじさん、

重ねて失礼しました。
自分の図のミスを見つけてそちらを直すことに気を取られ、
コメントをちゃんと読んでいませんでした。
ボタンについてのご指摘でしたね。

ボタンは白が上、黒が下です。ブログ記事が合っています。
PDF は再修正しました。
こちらでどうぞよろしくお願いします。
Posted by じゅうべい at 2025年11月06日 11:24
早速ご教示頂きありがとうございますにこにこ
子どもとチャレンジしてみます!
こじこじ
Posted by こじこじ at 2025年11月06日 11:57
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