Pyraminx_tanoc さんの「1 - (1/4) + (1/7) - (1/10) + (1/13) - (1/16) + ・・・ = ?」はニュートンメルカトル級数の変形ですね。よく知られた 1 – (1/2) + (1/3) – (1/4) + … は log e 2 (= ln 2) に収束することがいろいろなサイトで示されていましたが、この問題を、それに合わせるような変形及び検討は私にはできませんでした。
Excel で 3000項ほど計算させたところ、0.835593 となりましたが、π で割っても、π を割っても、対数をとっても、二乗しても、あまりすっきりしない形にしかなりませんでした。ln (ln (10)) が一番近くはありましたが…。きちんと数学的に求めるしかないのでしょうね。
その答として、πさんの
には笑いました。
左右拳なので成形は楽でしたが、残りは私の解法ではややキツいスクランブルでしたね。さて、Latch Cube

絵で描くと
底面に
このように黒矢印が四つ揃えられたら、緑面の左右に残り二つの黒矢印を入れていきます。
絵で描くと
ですね。確定している以外の面の色は抜いてありますが、底面左右及び左の緑→ の側面は、色は白ですが、識別のために薄い灰色を着色しています。上白緑前のときの右面・左面の中心およびその下の辺の側面色が、右面は黄、左面は赤になることにはご留意ください。
私はどちらかといえば、右の緑黒→ を先に入れ、左の緑白→ を後に入れることが多いですね。
緑黒→ の入れ方は、HATAMURA さんや PDFファイルでの説明にもある通りで、入れる黒矢印が側面にある場合は
s- t s-3 (F' U F'3)、前面は反時計廻ししかできないことにご注意ください。
入れる矢印が上面にある場合は
e- s-3 e s- (R' F'3 R F')
となります。3x3x3 の中段入れの基本手順でもあり、このラッチキューブを解こうとする方には釈迦に説法でしょう。
右に緑黒→ を入れた後に左に緑白→ を入れるときも同様で、黒矢印が側面にある場合は
s-3 t s- (F'3 U F')、
黒矢印が上面にある場合は、
w s- w- s-3 (L F' L' F'3) で入れられます。
ではありますが…、これだけですんだら、誰も苦しみませんね。
実際には驚異の回転制限に苦しめられ、上記手順のどれかが廻せないことが頻発します。
世間の「そんなに難しくなかったよ」と言う方は、HATAMURA さんレベルの工夫が自然にできてしまう超人か、たまたま回転制限が苦しくない状況に遭遇して、さっくりと揃えられてしまったラッキーな方か、のどちらかでしょう。
私は、いろいろやって、多少は工夫が出来るようにもなってきました。ちょっと時間がなくなってしまったので、その工夫についてはまた次回に。