「SQ1上達のルート@〜CS編〜」、ao100 で 15秒とのことですが、速い人はこんなことを考えて廻しているのですね。
私はまだ '20/8/28 の 31.701 秒がトリコンの単発自己ベストで、二年半も更新できていません。30秒前半も通算で 6回だけ、なかなか速くなりません。
先ほど ゾンさんの "i love square-1" という動画を観ました。なんですか、この速さ、倍速かと勘違いしそうです。スクエア1ってこんなに速く廻せるものなのですね。
”ああ、指廻りがそもそも違うのだな”と諦めをもって再確認しました。ゾンさんは整形外科医だそうですね。仕事もなさっているのに、これだけ速く廻せるだけの修練を続け、さらに動画も撮ってしまうとは、すごい方は本当にすごいものだと思います。
私はすごくないので無理しません。
スクエア1の成形については、2020年1月26日(もう三年前になるのですね)に
「私の J式ではスクエア1の成形手順は /直方体/ サイトの樹形図に従い、階層を一層づつ登っていく、というものです。」
と書いています。今も私の解き方は変わりません。
きゃろっとさんの記事の /(3,0)/(1,2)/(2,0)/ は扇−矢印ですね。扇の小片 4つを片方にまとめ、その向きに矢印の上を向けて /、知ってしまっていれば、 3, 3 してあろうと、 -3, -3 してあろうと、 (左右対称でも上下対称でも、が正しかったので訂正します。'22.12.28)、6, 6 してあろうとも変わりません。/ で 帆立−凧(Scallop-Kite)になります。
…すみません、私は色の把握が苦手なので、完全色固定、日本配色で底面が青、上面が白、前面が赤、つまり右が黄,左が緑,奥が橙、は変えられません。
最初から成形手順を全て覚えるのは困難ですが、私の方法なら、慣れてない方は少しはスクエア1が取っつきやすくなるのでは、等と考えています。
慣れてきたら、帆立−凧、いえ、凧上欠−楓くらいからの頻出成形は覚えてしまうことでしょう。そうしたら、高段者の用いる高速手順を指に覚え込ませて良いでしょう。
ちなみに、トリコンの先週、2022年 後半期 第25節までの、合計 1295試技中、最多成形は 楓−樽欠 の 67回、次点が 矢印−樽欠 の 60回、さらに 帆立−拳 の 55回と続きます(おそらくスクランブルミスはないと思うのですが…)。矢印−樽欠 と 帆立−拳 はどちらも 楓−凧上欠(この系統は全体の 32% を占めます)になるので、これらの成形に慣れてしまえば、成形に混乱する恐怖感は覚えずに済むようになると思います。
一方で、最少は 花−紡錘、わずか 1回のみ、続いて 花−電球 の 2回、花−回転燈・花−禿童 の 3回と続きます。もちろん私は花びら成形は把握していますが、こうなると最初の頃は覚えてなくってもいいのでは?とすら思ってしまいます。
スクエア1は楽しいので、最初のハードルが下がることによって、もう少し多くの人が気軽に楽しめるようになってくれればと願います。