2022年09月28日

SuperZ 2x2x2+Skewb1:回転記号

無事に父母の元から帰ってきました。高速バスは車内は満席、待合所も激混みでしたね。以前と同様にみなさんが気軽に移動するようになってきたのを感じました。

バスの出発を待つ間、激混みの待合所に長時間いたくなかったので、屋外で SuperZ 2x2x2+Skewb の解法を考えながら廻していたのですが、気がついたら 4,5人の少年がスケボーを周囲で楽しんでいました。もし目撃された方がおられたら、かなり奇異に感じられたことでしょう。どちらも、互いに気にし合う余裕もないまま、それぞれ楽しんでいた感じですね。

SuperZ_turn222.JPG SuperZ_turnSkewb.JPG

無事に完成しました。
SuperZ_solved.JPG

白のビニールテープに番号を書いて貼ってあります。どこがどう移動するかの確認用ですが、もう移動は把握できたので、これからは剥がれていくに任せていくと思います。

シリコンスプレーを充分に塗布し、そこそこ自然研磨も進み、自分自身でも廻し慣れてきたので、大きく崩壊することはなくなりました。面の三角板が一つ外れることがたまにある程度です。とはいえ、ひっかかって全然廻せないことも頻発し、なんとか形を整えて、数度廻そうと試みてようやく廻ってくれる、ということが良くあります。

解法としては、Superantoniovivaldi さん および PeteTheGeek196 さん の、2x2x2 移動で位置を合わせて、スキューブ回転で隅と三角板を合わせ、位置を戻して、と繰り返していく方法が王道かもしれませんが、私にはどうも合いませんでした。

この SuperZ が発売された頃、このサイトの David Gear の紹介ページのアクセスが見られました。当時は首を傾げたものですが、考えてみれば、面の中央に四分割された小片があり、隅は 120°づつ回転する点で、とても共通点がありますね。私も、このパズルを David Gear と同様に、まず 2x2x2 として軽く合わせて、隅向きを確認してスキューブ回転で合わせ、改めて 2x2x2 部分を完成させています。

隅向き・隅位置を変えず、面内の二等辺三角形だけを合わせていく手順は、二阶斜转魔方还原教程 の手順を参考にさせていただきました。RUBIKworld (スペイン語)の解き方も似ているのですが、何か手数が多めでした。

言ってしまえば、それだけで解けてしまうので、回転の引っかかりを除いたら David Gear よりよっぽど簡単に解けてしまいます。あ、一つ一つの手順もこちらの方が長めですね。ストレスは多めで楽しみは少なめ、と言ったら、このパズルがちょっと可哀想かもしれませんが、やはり David Gear は名作だと思います。残念ながら David Gear は現在、tribox でも TheCubicle でも品切れですが、HKNowStore と Meffert Puzzle ではまだ購入が可能なので、興味がある方はぜひご検討ください。

って、今回は SuperZ 2x2x2 Skewb の紹介でした。こちらも現在は tribox では品切れですが、TheCubicle, HKNowStoreZiiCube などの海外サイトではまだまだ問題なく購入できるので、興味がある方はぜひお早めにお買い求めください。

回転記号については、2x2x2 については普通の J式の記号、島内 剛一先生の S式に由来する
SuperZ_noteFace'.jpg
を流用します。East, North, West, South, Top, Bottom に由来します。WCA表記で言えば、e→R, n→B, w→L, s→F, t→U, b→D、となりますが(以下、WCA表記をカッコ内または / のあとに表記したりします)、このパズルでは w (L) と b (D) は廻しません。回転記号は小文字、同じ文字で示される面は大文字で示すことにします。奥(N)面の回転記号は、それを正面から見たときに時計方向になる向きを n とします。

('22.10.3: w (L) は廻す手順を用いるようになったので訂正します。図も差し替えました。)

スキューブ回転は、J式の記号 は 2x2x2 と重複してしまうので、Clover Cube Plus の記号を流用しました。
SuperZ_noteCorner.jpg
その理由として、右上前隅を Corner の C として廻している海外動画サイトを見たからです。前面を y- (水平反時計)持ち替えして、

d: ad dextram ラテン語で”右へ”
c: ad sinistram ラテン語で”左へ”の、si〜より(s は south で、前面回転記号なので)
p: pod 脚(tripod で三脚など)
q: 上面が左→右で c→d なので脚部も左右で対の記号で

と、うまく Clover Cube Plus と整合性を持たせることができました。

右側四隅にしか記号を付けていませんが、それはこちら側しか廻さないからです。それ以上手を広げると大変すぎますね。

時計廻しはその記号をそのまま示し、反時計廻しには "-" を添えます。本来は右肩付きですが、このブログサイトでは肩付きの書式設定ができないので、そのまま並べています。面回転のみ、180°回転に "2" を添えることがあります。

面と隅の回転記号を合わせて示すと
SuperZ_notation.jpg

うわっ、全然分かりませんね。今後は、それぞれ分けた図を用いることにします。

解法についてはまた次回に。

posted by じゅうべい at 10:17| Comment(0) | 立方体と曲線
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