日曜日のテレビ番組『ニノさん』で藤木直人さんが目隠しで 3x3x3 を揃えるのに成功したのが話題になっていますね。
ルービックキューブというと「昭和で流行ったレトロなおもちゃでしょ?」などと言われ、ドラマの登場人物の幼少期のシーンの背景に置かれていたりして、いまどきとかいまさらとか言う人も多いことを感じますが、ここまでメジャーなテレビ番組でここまでメジャーな方が楽しんでくださっているのがお茶の間で放映されたら、少なくともその界隈の人々はブームの手応えを感じて嬉しく感じられていることでしょう。
番組が、いえ藤木直人さんが、でしょうけど、きちんと日本チャンピオンの まっさん さん を呼んで解説の時間も用意したのも素晴らしかったですね。学術系の紹介番組においても、准教授や助教といった、若手で、現場でバリバリと結果を出している最中の人を呼んでいることが増えていて良いことだと思います。以前なら、貫禄だけあって現場を離れて久しい教授とか年配者ばかりが持ち上げられて、現状とやや乖離(かいり)した話が偉そうになされることも多々あって、食傷していたものでした。いえ、現場で頑張っている年配者も充分におられて、その現場の感覚と経験に基づいた話が腰の低い感じでなされるのなら、それは悪いものではありません。年配者だからといって貶め、若者だからといって持ち上げるのもよくはありませんね。でも、以前は年功序列を感じることが多かったのも事実です。
秋になったら私も目隠し競技にまた挑戦してみようと思います。…やるやる詐欺になりそうなのが恐ろしいですね。
それとは無関係な話題ですが、小二の娘が『名探偵コナン』を気に入って、毎週ビデオレンタルしているので、タイピングソフトを購入してやらせてみました。ネット接続による認証が面倒で、わざわざ 2009年発売の Windows 7版を購入、さらに XP互換モードで動かしていますが、快適です。憧れの登場人物たちが、テレビそのままの雰囲気の台詞を語ってくれて盛り上がりまくりです。あんな地味な練習を娘が続けるとは思いませんでした。
そこで思ったのですが、タッチタイピング(かつてはブラインドタッチとも)って左手がメインですね。ASDERTFGH などという、重要なキーが全て左手に配置されています。現在主要なキー配列、QWERTY 配列 は歴史的経緯から仕方がありませんが、おかげで LK; などを打つときには「利き手の逆の…いや右手が利き手か」などとまごついてしまうくらいです。
ホームポジションからのタッチタイピングの習得はスピードキューブの上達にも有益かもしれません。もし、それでスピードキューブのタイムが速くならなくても、社会人生活の上では悪くないですよ。お勧めします。
さらに無関係ですが、今週レンタルして娘と視ている『名探偵コナン 水平線上の陰謀』ではビリヤードをやっているシーンがありました。最近はやっている人はすっかり見かけなくなりましたが、私が大学生の頃はそこそこ台もあり、同期との飲み会の二次会でビリヤードをすることもちょくちょくありました。
台と球の位置関係で右手で突きにくいときに、台に腰掛けたり背中越しで突く人もいたのですが、私は左手に持ち替えて突いていました。ちょっと練習すればすぐにできるようになります。お勧めですよ。まぁ、さすがに、スピードキューブの上達のためにビリヤードを左手で突く練習をする方はもはやおられないと思いますが…。
右手にペンを持つのでテンキーは左手で、とか、マウス操作は左手で、という方は意外とおられるようです。私もデスクトップマシンの配置の都合から、もう五年以上、職場のマウス操作は左手です。慣れると悪くないですよ。左手を使うことに慣れてくると、生活でいろいろ便利なことも出てきます、という気もしないでもありません。気が向いたらぜひやってみましょう。
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