3x3x3 がみなさん速いのはもちろんなのでしょうけど、4x4x4 で 40秒切りがゴロゴロ出ていて、30秒切りの方までおられたのには驚きました。ピラミンクスも 6秒切りが三人もおられて、そのレベルの高さに戦慄を覚えました。
「若い子は相武紗季を知らない」というのも面白かったです。プロ野球で言えば、落合博満はもちろん、イチローすら分かってもらえないかもしれません。…私はたまにスタルヒンとか沢村栄治とかを話題に出すので(相撲なら雷電とか)、「いつの時代の人?」と訊かれてしまうこともしばしばです。
L' R r' B L' F' f B' L' F' B R' B l' F b B' b R' L
右はスキューブの試し解き同様に前から透視したものですが…ちょっと見にくいですがどうぞご容赦を。
私は青底で解くのですが、前面に青の赤・橙対面色がいい位置に揃っていますね。背面に入れる青白も e- s- e s で入ってくれます。
前面下に入れたい青黄は e で持ち上げて y- 持ち替え(水平・反時計廻し)して、s w s- w- で入りますね。最後の w- は不要ですが、廻す癖をつけておいていいかもしれません。z 持ち替え(左を上に持ち替える方向)で、
w- で前左の黄橙が、n- で左奥の白橙が、右側面三点交換 s- e s e- で右前の赤黄も揃います。
y 持ち替えの後、s- で白緑が、s w s- w- で残りの三辺も揃いました。
私の印象としては、辺が揃いやすいラッキースクランブルでした。いえ、速さを競うのであれば、いつもこれくらいで辺を揃えられるように、いい手順を見つけられないといけないのでしょうね。
続いては中合わせ、できればその手順でいっしょに葉も合わせたいものですね。持ち替えなしのナブラ反時計、n (s n- s n s) n- で白中と緑中が合わせられます。
z y2 持ち替えして、
せっかくなので、プロペラ時計、w- e w e- で青をまず揃え、y- 持ち替えして、
Z蛇 反時計、e w e- w- で、橙・黄・赤の中を葉とともに揃えることができました。
ここまで効率よく葉も合わせられることは私には珍しく、合っていない葉は 24枚中 14枚。毎回これくらい合わせられたらタイムも違ってくるのでしょうね。その見極めにはまだまだ修行が必要のようです。
さて、その葉を合わせていきましょう。できるだけ 2枚以上、可能なら 3枚一気に合わせられるといいですね。まずは黄緑、
左押し込み:o {wj- (e w- e-) wj (e w e-)} o-、z 持ち替えして、次は黄橙、
右押し込み:g- {ej (w- e w) ej- (w- e- w)} g、y z 持ち替えして、橙青赤の三面、
右奥対面三葉逆移動:s (n w- n- w) s (n- e n e-) s、z- 持ち替えして、橙白、
左押し込み:o {wj- (e w- e-) wj (e w e-)} o-、x2 z 持ち替えして、赤緑白、
なんと共役なしの左押し込み:wj- (e w- e-) wj (e w e-) で一気に三葉が揃ってしまいました。前右二葉交換、(e w- e- w) y z (w- e w e-) で、
これは逆共役の右押し込み:g {ej (w- e w) ej- (w- e- w)} g-、一気に完成してしまいました。
14葉を 6手順で揃えているのでかなり効率的でしたが、私はまだまだ実戦ではここまできれいに入れられることは稀ですね。いい組み合わせを見出しきれずに、見つけたものを適当に入れていって、手数と時間を喰ってしまうことが毎度のこととなっています。
実際に廻してみていただかなければ分かりにくいとは思いますが、雰囲気だけでも伝わればと思います。
現在の私の記録は、最速/ao5/ao12 = 5:53.83/ 6:37.96/ 6:57.70、前回からあまり代わり映えしませんが、ao12 が 7分を切れたので良しとしたいと思います。
ともあれ、Rex Cube は廻していて楽しいので、ぜひ多くの方に試してみていただきたいと思います。