世間でも大人気のWordle の日本語版、Kotobade Asobou 言葉で遊ぼう、恐ろしいですね。6試行で一文字もヒットしないことが普通に発生します。
昨日の出題を例として示します。位置が合っている文字を [] で括り、位置は合っていないけど含まれる文字を "" で括ると(このブログでは文字の背景色をいじれないので…)
あ [い] さ つ
う [い] ろ う
え [い] が か
た [い] ば ん
こ [い] ぶ み
[ま][い] に ち
[ま][い][と][し]
う [い] ろ う
え [い] が か
た [い] ば ん
こ [い] ぶ み
[ま][い] に ち
[ま][い][と][し]
他の言語と異なり、12試行まで許されているのもよく分かります。濁音・半濁音を含めて 74文字あるのは伊達ではありません。
ドイツ語版は昨日のは
G L A [N] Z
S T U C K
W O H "E" R
F [E][I][N]"D"
S T U C K
W O H "E" R
F [E][I][N]"D"
[D][E][I][N][E]
でどうにか当てましたが、今日のは当てられませんでした。ドイツ語の単語ってとにかく長めですね。母音・子音の使用の感覚も独特な気がします。まぁ、それはイタリア語・スペイン語なども同様でしょうね。タミル語とか、入力の仕方すら分かりません。
小一の娘が、私立の学校に行っている友達に触発されて(10月に受けて受かったとか、毎日英語の授業があるようです)英検5級を受けましたが、前日の時点で eat, drink, play すら分からない状態では無理でしょう。でも、ドリルで基本の挨拶・やりとりまでは仕込んだ奥さんはすごいと思いました。
勉強はやりたがりませんが「英語は好き」と言っていました。漢字や音読も好きなようです。一方で、算数には苦手意識があるようです。幼稚園時代は割と数は好きだったのに。毎日、足し算カードで 7+7 をやって毎日考え込み、ようやく 7+(3+4) = (7+3)+4 = 14 と計算したあと(学校でこう教わるようです)、14–7 を訊いても答えられません。(10+4)–7 = (10–7)+4 = 3+4 = 7 と学校で教わった手順を順にたどってようやく答を出します。
好きなことは頭に入りやすく、苦手意識があるものは難しいものですね。
それでも、算数の授業では教室に副担任がいて、苦手な児童に対するサポートがあるそうです。教員が不足している学校が数多くあるとのことなので、恵まれていることを感じました。
ひらがなカタカナと小二くらいまでの漢字、あとは九九さえできれば、高二くらいからでもやり直せるそうです。初等教育には教員を多めにつぎ込んで対応して欲しいものですね。
その関連で奥さんと、「エリートは自学自習できる」「エリートの才能を伸ばせるよう、その才能に気付く人に周囲にいて欲しい」「本当に才能があれば、必ず見出される。才能を見出されるところまで含めて才能だ」などと話が盛り上がってしまいました。
ガウスは3歳で父親の簿記の計算ミスを指摘し、小学校の校長が高等数学の本を取り寄せて読ませたとか。一方で、アインシュタインは発話が遅く、数学は天才的でも他の教科ができずに小学校では落ちこぼれ、受験も失敗しかけました。それでも見出してくれる人はいました。
小学校では、子供が最低限どうにか生きていく力を丁寧に育てて欲しいと思います。