2021年10月08日

Siamese Mirror Cube、解けちゃいました

SiameseMirrorCube'.JPG SiameseRotation1.JPG

なかなか見事なバラバラ状態になってくれましたが、
SMC_Scramble1.JPG SMC_Scramble2.JPG

意外や意外、わりとあっさりと元に戻すことができました。

一部がまた確立できてないので、詳細はまた次回にさせていただきますが、概要として、

1. 上二層・下二層のそれぞれがそこそこ回転できるように、バネを利用して引っ張りながら、やや無理矢理でも廻す。
2. 結合層(第三層)を揃える。
3. 半分づつ揃える。
 3a. 中段合わせ
 3b. 上面の辺の向き合わせ
 3c. 上面の隅向き合わせ
 3d. 上面の辺の位置合わせ

お分かりでしょうか?”上面の隅位置合わせ”がありません。Kemi さんの”R2,F2,U系のみを使うPLL”に、二側面だけで廻せる手順が U-perm a, b と H-Perm だけだったのは伊達ではありません。上面の隅の位置関係はこのキューブでは変わらないのです。やはり前回の記事でもお話ししたように、回転制限がキツすぎるので、パズルとして楽しめるだけには混ぜられないようです。…いえ、見た目のインパクトがすごいので、この程度で済んでくれてちょうどいいのかもしれません。初見の人なら充分にびっくりしてくれますよ。

結合キューブとして楽しむのであれば、1x3 を素直につないだものの方が難易度が上がって楽しめそうですが、結局は半分づつといていくので、その 1x3 を固定しただけでも充分かもしれません。

スクランブルは、このキューブを横向きに持って、右側が上一層・右二層を廻せるように結合層も合わせてうまく調整したら半分は廻せます。残り半分はだいぶ廻しにくいので、ある程度は廻しきれないことを許容しながら、バネを伸ばしながら強引に廻したり、同じ方向に動かしながら廻したり、などで対処して良いでしょう。そこそこ混ざってくれれば、インパクトとしても遊んでみるのにもまずは充分でしょう。

あ、元が YJ製 Mirror Cube なので、表面の金属光沢ステッカーに一方向性の筋が入っていて、できればそれも合わせたいところですね。もちろん、キャップを外して填め直しても戻せますが、こちらも解決できたので、またの機会に紹介したいと思います。

posted by じゅうべい at 19:11| Comment(0) | Pyramorphix
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