先週の TORIBOコンテストでは、今度は 3x3x3 の平均がスクエア1の平均を上回ってしまいました。まぁ、それは先々週の 2x2x2≒3x3x3 に比べればずっと普通のことですが、本来は得意手順のはずの
二の字右:(w s t s- t- w-) s- t- (s- w s w-) t s / (L F U F' U' L') F' U' (F' L F L') U Fを間違えて崩壊させてしまって、1:30 くらいになってしまったのはひどかったですね。その1・その2でも出てきて「ラッキー!」とばかりに廻していたのに、唐突にその4の最中に手順が頭から飛び、その後もどうしても思い出せずに別手順で解き、あとで確認しても「いや、こんな手順だったはずがない」とまで思って、すごく丁寧に廻してみてようやく納得したりしていました。覚えているはずのことが、いきなり頭から飛ぶのは本当に恐ろしいことですね。…しばらく前に脳の CT や MRI を撮ったときにはとりあえずは正常だったのですが。
それはさておき、「8月、八面体パズルの季節です!」、Master FTO
そこそこで復旧できました。
各部位の名称は面転八面体 Face-Turning Octahedron (FTO) の J式のものを流用して、
を”辺”(Kemi さんは ”エッジ”、FTO Notes でも "Edges"、魔術方塊では "辺")、
を”塁”(Kemi さんは ”インナー”、FTO Notes では "Triangles"、魔術方塊では "中心三角")、
に加えて、マスターピラミンクスからの流用で、
辺, edge (上記と重複しますが、別物になります)
中(中心の略), center
翼, wing
としたいと思います。Master FTO での図はまた次回に用意したいと思います。
まず、コアとセンターが
となっています。北村暁さんが仰るように、センターの相互位置は変わってしまうこともあるので、合わせてから組み始める必要があります。それぞれ右上から時計回りに、左:白, 青, 紫, 橙,中:桃, 白, 橙, 緑,右:桃, 緑, 黄, 橙、となっています。
緑は黄緑で橙と混じりやすく、赤も明るすぎて朱色くらいでしょう。桃も灰色の方が分かりやすかったのではと思います。紫ももうちょっと青から遠ざけた色合いにしてほしかったですね。
小片は隅、
翼(辺の両脇)、多いですね。上下面にそれぞれ 3辺、中段に 6辺、その両脇に翼があるので (3+3+6)x2、合計 24個あります。
辺(上 3つ)と塁(下 3つ)、
となっています。
辺と塁はそれぞれ一面体で似ています。色別に集めると
こんな感じになります。(3個x2種)x8色で 48個、足の長さが短い方が辺で、中と直接接続します。足が長いものが塁で、最後に入れるのが良さそうです。
私はまず中と辺 (center と edge) を合わせて、テープで仮止めします。
いちおう嵌まってはくれるのですが、作業中にぽろぽろ落ちるとストレスですね。シリコンスプレーを吹き付けまくっているとあまりちゃんとくっついてはくれませんが、あとで剥がしたいので、粘着力は弱い方が便利ではありますね。
あとは順に組んでいけば問題ありません。次回で続きを説明するかもしれませんが、取りあえず今回はこの辺で。
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