2025年03月31日

母に桜を見せていました

白さんパネルクイズ アタック25Next トップ賞の獲得、おめでとうございます。”日本で唯一となる、ルービックキューブの大会とクイズ番組の両方で優勝した人”、本当にすごいですね。4x4x4目隠しの平均が日本5位、5x5x5目隠しの平均が日本4位もすごいです。

って、5x5x5目隠しの平均記録を持っている人、アジアで 47人しかいないんですね。単発記録保持者も日本で 42人、そもそも完成までの時間を見ても、それだけ集中力が続くのが信じられません。恐ろしい限りですね。

残念ながら日曜日のBS10のテレビ放送は、母の車椅子を押して桜を見せていたところだったので見ることはできませんでした。父も、夕方に介護施設に帰る前に、桜を背に写真撮影ができました。父母とも桜を喜んでくれて良かったです。

『薬屋のひとり言』、前回の放映は野球の試合時間延長で録画ができておらず、金曜ロードショウのあとの「次は『薬屋のひとり言』!」で録画が切れていたそうです。楽しみにしていた娘はガックリしていました。野球の延長まで読んで、長めに録画予約をしておくべきでしたが、夜行バスに向かう時間が迫っていたので、そこまで考える余裕はありませんでした。私も野球をやっていたので、野球を楽しむ人の気持ちは分かるのですが、もうちょっとどうにかならないか、と思いました。むしろ一回休みにして、放映を次週にして欲しかったです。

には笑いましたが、花京院の下の名前が思い出せず、ウィキペディアで検索してしまいました。典明、だったのですね。宿帳には Tenmei と書き込んでいるそうですが、著者の意向に反して、読みは”のりあき”が一般的のようです。

今日はちょっと余裕がないので、この辺で失礼します。

posted by じゅうべい at 14:41| Comment(0) | 日記

2025年03月28日

メガ日本2位、素晴らしいですね

ぞえさんのブログ記事「Ota Spring 2025」、読みました。メガミンクスでの単発・平均で日本 2位、おめでとうございます。本当に素晴らしいですね。準優勝も、個人記録を 10個も更新したのもおめでとうございます。

これが日本の最上位層の戦いなんですね。ライバルに敬意を持ちつつも、絶対に倒してやる!という意気込みも伝わってきて、それもまた素晴らしいものに感じました。

私はメガミンクスでは底星がだいたい 15〜18秒、F2L が揃って 1分15秒なら好調なので、最上位層の人々がどのようなものか、想像すら敵いませんが、遅くても私はメガミンクスが好きです。廻していて楽しいですね。


は、下段隅や底面内円やを揃えている間にいろいろ崩壊することがあるのをなかなか理解できないでいましたが、崩壊するときには固定隅を巻き込む手順を廻していることに気付きました。もうちょっといろいろ検討した上で、以前の記事にも修正を加えたいと思います。

30回タイムを計ってみた現状はこんな感じで、
CrzMir222Rec250328.jpg

最初の三回が超ラッキースクランブルで、続けて 2分台で解けてしまったのですが、その後は 12分とかも出してしまい、ようやく 3分台が安定してきたかと思ったら、またこんなです。下段隅にどれを入れたかを迷って時間を喰うことが続いているので、もうちょっと修行したいと思います。

posted by じゅうべい at 16:27| Comment(0) | 日記

2025年03月26日

Crazy Mirror Cube 222の解法4:上段隅揃え

四月から小学五年生になる娘が『薬屋のひとりごと』第二期の放映を毎週楽しみにしていますが、前回の放映ですっぽん料理が出された場面で、「”精がつく”の”精”ってなーに?」と訊かれて困りました。

「米偏に青だよ」「それは分かっている」、誤魔化すのも難しいですね。「体にすごく力がみなぎってくる状態になる、ってことだよ」で一応納得してくれました。来週の放映の場面もさらに際どいのですが、そこそこでなんとなく納得してくれれば、と思います。

その”なんとなく”を繰り返して、子供はその手の情報を咀嚼し、消化し、受け入れていくのでしょうね。授業で説明されても、知識は身についても心はついていかないものでしょう。物心両面での成長のためにも、物語と触れることは大事だと思います。学校の国語や英語の授業でも、あまり情報収集や発表に偏りすぎず、物語に触れる機会も維持して欲しいものですね。

下段が揃ったら、次は上段の隅を、まずは向きを、続いて位置を揃えます。

回転記号は以下の島内先生由来の J式を用い、括弧書きか "/" のあとに WCA表記を併記しようと思います。
CrzMir22_notation.jpg
いつも通りですが、そのままなら時計廻しに 90°回転、反時計90°廻しは t- のように "-" を(本来は右肩付き)で、180°回転は t2 のように "2" を(これまた本来は右肩付き)で添えることで示します。面を示す場合は大文字で表記します。

一部の手順で、背面(S面の対面)回転を n・n-・n2 で、左面(E面の対面)回転を w・w-・w2 で示すことがあります。
notationLletter_ew.jpgnotationLletter_sn.jpgnotationLletter_tb.jpg

どこを持って、どこに意識をおいて廻すか、において左面・背面を廻す方が、少なくとも私にとっては分かりやすい場合があるので、どうぞご容赦を。

同一手順を繰り返す場合は、括弧で括って、3回繰り返しなら、J式なら ^3(これも本来は上付きの 3 )、WCA表記では x3 で繰り返す数を示します。

同梱の説明書では底面の内円が揃えられたら、上段側面の内円を揃えるべく、s e t e- t- s- / F R U R' U' F' またはその逆手順を廻すことが示されていますが、私はその良さが分からなかったのでやっていません。すぐに上段隅の向き替えに入ります。

隅向き替えについて、J式 CLL のうちで廻せる手順はかなり限られていました。私は OLL についてはよくは知りませんが、パッと見た感じでは長手数手順が多く、難しいと思います。

固定隅を巻き込む手順は、底面の内円を崩してしまうので使えません。つまり、側面を三方向廻す手順は使えません。側面を二方向および上段を廻す手順を、固定隅の位置を調節した上で廻す必要があります。

廻せる手順は U1, L1, H1, 三隅巡回, aS=, Pi=、さらには H0 や隣隅・隣隅下げなどもありましたが、全ては必要ありません。

以下の図において、横棒線―で上面に向きを変える隅を示します。矢印はこの手順による隅の移動を示しますが、このパズルを解く上ではあまり気にする必要はないでしょう。というか、気にしている余裕はありません。

固定隅を左奥で廻す手順は U1, L1, T0' で、また、後述しますが、三隅巡回も固定隅左奥で廻す手順です。

U1 :
CLL_U1corner.jpg
e- s- t- s t e / R' F' U' F U R

L1 :
CLL_L1corner.jpg
e t2 e2 s e s- e t2 e- / R U2 R2 F R F' R U2 R'

T0' : 普段は私は使っていない手順で、Kemi さんの 2x2x2 手順から拝借しました。本来は最後に t2 が必要です。
CLL_T0'cCCW.jpg
e t e- t- e- s e s- / R U R' U' R' F R F'

固定隅を左前で廻す手順は以下の aS= と Pi= で、

aS= (アンチスーネ・イコール) : 隅位置は移動しません
CLL_aSeqCorner.jpg
e- t- e t- e- t2 e t2 / R' U' R U' R' U2 R U2 ← 実際には最後の t2 / U2 は不要です。

Pi= (パイ・イコール) : 隅位置は移動しません
CLL_PieqCorner.jpg
n- (e- t- e t)^2 n / B' (R' U' R U)x2 B

上段の隅の高さが全て一致していたら、この隅向き替えは不要となります。

上段の隅の高さが異なっている場合は、下段と側面が合うものがないか探します。側面と合う上段隅は向きが合っています。

向きが合っている上段隅が 1つの場合は、固定隅を左前に、その合っている上段隅を左奥にして aS= を廻します。一度廻しても隅向きが揃わない場合はもう一度廻します。逆に捻る S= も廻せますが、その場合は固定隅を右前にする必要があります。

向きが合っている上段隅が 2つの場合は、まず固定隅を”左奥”にして(うっかりしやすいので注意が必要です)、それが対角位置にあったら L1 を廻します。合わなかったら、t- / U' のあと、もう一度 L1 を廻しましょう。このパズルでは上に向くべき面がどこかが分かりにくいので、考えるよりはまずは廻してしまった方が良さそうに感じています。

向きが合っている上段隅が 2つで、それが並んでいたら、それを奥に置いて、やはり固定隅を左奥にすることに気をつけて、U1 を廻します。それで揃わなかった場合は隅向きが T だったので、向きが合っていない上段隅 2つを左側に置いて T0' を廻します。T0' も固定隅は左奥で回します。

向きが合っている上段隅が 3つの場合は他が間違っているか、なにかのトラブルがあった状態です。分解して直しましょう。

向きが合っている上段隅がない場合は、なんとなく高くなっている二隅を左に置いて、固定隅は左前で、Pi= を廻しましょう。それで、なお向きが合っている上段隅がない場合は、もう一度 Pi= を廻しましょう。二隅だけ向きが揃った場合は、上記の U1, L1, T0' のどれかの状態なので、その手順を廻しましょう。

同梱の手順書にあるように、aS= を廻し続ければいつかは隅向きは揃いますが、さすがにそれは辛すぎますね。

上段隅の向きが揃ったら、まず固定隅を左奥にして、次に揃っている二隅を右側に置いて、

三隅巡回 : 移動としては PLL の A-perm:a と同様です。
CLL_A0corner.jpg
e2 s2 e- n- e s2 e- n e- / R2 F2 R' B' R F2 R' B R'

位置が完全にバラバラな場合は、まずは一回三隅巡回を廻します。一組は位置が揃うので(その確認は、上段を廻して下段側面と合わせてみてください)、その揃った二隅を右側に置いて、もう一度三隅巡回を廻します。

固定隅の位置が決められたら、もう少し混乱せずに揃えられるのですが、私は、指が慣れた手順を廻す方が重要に感じているので、固定隅位置に気をつけて廻すようにしています。

上段の隅の向きと位置が揃ったら、あとは上段側面の内円を揃えるだけです。それはまた次回に。

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posted by じゅうべい at 16:45| Comment(0) | 立方体と曲線