まずはスクランブル(この手の立体パズルをぐちゃぐちゃに混ぜること)をしてみましょう。
この完成状態からはまるでまともに廻せないので、上白・前赤で、WCA表記の回転記号で言えば U2 F'1.5 (0.5 で 45°回転)で
また、この Bermuda シリーズのパズルの醍醐味は五角形の小片とその両脇にある小三角形をいかに合わせていくかもあるので、そこもできるだけバラバラにしましょう。
上図の状態からさらに、R' F R F' (スレッジハンマー)を廻してから、U1.5 R'1.5 U1.5 R1.5 U F R' F' R で青と白の五角形から両脇の小三角を分離し、F' U'0.5 L2 U0.5 で
となるので、ここから 3x3x3 のスクランブル、たとえば csTimer などの記号に沿って廻しましょう。
基本の向き、
白・青・赤の三角形の直角が右上に向いていたら U, R, F が廻せます。ここから R' F で D が廻せるようになり、基本の向きから R U' で B が廻せるようになり、基本の向きから F' U で L が廻せるようになります。適宜、直角三角形の斜辺も巻き込むように”適当に”三角形の向きを調整しながらスクランブル記号に沿って廻していったら、そこそこ混ざってくれると思います。
開始状態
に加えて、このスクランブル
を廻してみたところ
まずはそこそこ混ざってくれているのではないでしょうか?
その結果は

まだいろいろ確認しながらだったり、手に手順を慣れさせているところでもあり、廻せば廻すほど速くなる時期だと思います。
速解きとしては、韓国の vincentcube さんの 5:27.78、ロシアの hellhoundJAZZ さんの 3:42:80 以外はその後探していませんが、5分は切れるんじゃないかなぁと思っているところです。
私の解法についてはまた次回に。