2024年08月29日

楽しいと思う前向きさが大切

北村暁さん、ベトナムの大会、Blind Till Nine in Vietnam 2024参加されていたのですね。参加者のほとんどがベトナム人、あとは中国人とマレーシア人が一人づつだけのところ、その意欲がすごいなぁ、と思いました。種目も、

3x3x3 目隠し, 3x3x3 最少手数, クロック, 4x4x4 目隠し, 5x5x5 目隠し, 3x3x3 複数目隠し

…確かに普通の方は参加しませんね。これを、クロック以外全てに参加して記録を残されたのはすごいと思います。目隠しの大会、イオンモールでやっちゃうんですね。もちろん、防音の部屋で行うのでしょうけど。

大会概要では見ることはできませんでしたが、面転八面体(Face-Turning Octahedron, FTO)2位、おめでとうございます。その関係で声をかけられたのでしょうね。単発 33.93秒、すごいですね。もちろん動画を見ても、私にはどう揃えているのか全然分かりませんでした。速いですね。さらには目隠しで FTO を解いてしまうなんて、やっぱり私の理解の及ぶところではありません。

フィリピンの大会では FTO で Yuji Yoshida さんが優勝、参加者も多かったようです。世界的に盛り上がっているようですね。公式競技となるのもそう遠くはないことでしょう。

それとは話は変わりますが、うえしゅうさん
 「キューブは成長を感じられる手段であって、別にキューブじゃなくても良かった」
 みたいな事を言ってて、普通に悲しかった
 キューバーはみんなキューブそれ自体を好きでいてほしい

うーん、勝てない相手に対して口惜しくて、負け惜しみを言っていただけのような気もしますね。成長を感じられるほどやり込んだ事って、たいてい好きだからそこまで頑張れるものだと思います。

 自分が速さを求めるのはスムーズに回せるほうが楽しくて気持ちいいってことが根底にある

と仰っていて、とても分かります。…私のような低速キューバーに理解を示されても困惑されるだけとは思いますが。

そのツイート(現:ポスト)で引用されている うえしゅうさんの
 速く解く、新しい解法を知る、パターンキューブを作る、友達と競い合う、変わったパズルを自力で解く…。
 自分に合った楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。

というコメントも素敵ですね。

 非公式記録への向き合い方とか大会参加の目的とか、
 スピードキューバ―(と自分が認識している方々)とそういう感覚が異なるのかなって感じる

とも仰っています。すぐに結果が出せないと興味を失う人は昔も今も変わらずいますね。すぐに結果が出なくても、そのことを楽しめたら続けることができて、続けているうちに気がついたら少しづつではあっても結果が出る、ということも多くあります。

日本上位の水準で結果を出せる人は、始めた当初からずば抜けた結果を出せるもののようです。プロ野球で名だたる成績を挙げる選手はたいてい、幼少期から周囲で知られた存在であるそうです。将棋でもピアノやヴァイオリンのような楽器演奏でも、小学生の時点で、その界隈では名前が知れ渡っていますね。

でも、野球・サッカーとも日本で 300万人くらいが楽しんでいますが、プロ野球に在籍している 100人×12球団で 1200人、社会人野球や独立リーグ在籍者を加えたとしても 3000人、つまり残りの 299万7000人くらいはプロレベルでなくても競技を楽しんでいることになります。単に仲間とボールを追っかけるだけで楽しいものですよ。もちろん、上手なのに越したことはありませんが。

楽器演奏だって、YouTube に”弾いてみた”動画をあげるほどの水準になくても、ヤマハやカワイの音楽教室に通って、年に一度の発表会で舞台に立つだけくらいでも充分に楽しめます。

自分が取り組んでいることを楽しいと思う、その前向きな心こそ大事なのでは、と思います。

私は、3x3x3 を初めて揃えられるまで三日かかり、メガミンクスで初めてタイムを計ったときには 24分かかりました。トリコン初回記録では、スキューブ で 3分22秒、スクエア1 で 8分20秒 があります。それでも、それぞれのパズルを揃えるのが楽しくて続けていたら、その当時と比べたらそこそこ速くなりました。もちろん今も、上位層の背中も見えないくらいの遅さではありますが、変わらず楽しんで続けています。

FTO も当時 4〜5分かかっていました。わじまじさんの「FTOの揃え方〜Bencisco Method〜」を習得したとしても、3分は切れないと思います。でも、楽しいパズルだと思います。また廻してみたいですね。

posted by じゅうべい at 14:21| Comment(0) | キューブ一般

2024年08月28日

Bram & Oskar Gear 2x2 plus、届きました

台風10号、恐ろしいですね。みなさん、どうぞお気を付け下さい。…金曜晩発の夜行バスで実家に行く予定ですが、バスが動かなかったら、行った先が豪雨だったら、などなど、いろいろ不安でいるところです。

望月シンジさん、シンクロニシティのキューブアート展のイベントで見事に背中越しでの目隠しキューブを成功、素晴らしいですね。普段できていることでも、人前では緊張して失敗しがちなものなのに、お見事でした。

HK Now Store や The Cubicle で見かけていてずっと欲しかった Bram & Oskar Gear 2x2 Plus、ようやく入手することができました。トリコンの皆勤賞ポイントが使えて、お安く入手できたのもありがたかったですね。

BraOsGear.JPG BraOsGear_BNW.JPG

上白,前緑,右赤,左橙,下黄,奥青の世界配色、まぁ今どきは当然ですね。

歯車が中層にだけ入っているので、上面廻し(U, J式回転記号で t)は廻せますが、
BraOsGear_t.JPG

右面 90°廻し(R, J式回転記号で e)のあとは
BraOsGear_te.JPG
歯車があるので上面は廻せなくなります。側面廻しは 180°回転が基本となるようです。

制作者のOskar氏自身による紹介動画に続いて、Tony Fisher さんによる動画が見つかりました。主に廻しているのは 7歯の、plus がない方ですが、面倒さが想定されるので、私はとても手が出せませんでした。

たくさん解法動画を載せて下さっているPuzzle Enigma さんこのパズルの動画を作ってくれていましたが、まだ開封と大きさと重さを測定しているだけ、今後に期待したいですね。

変に引っかかることはなく、廻しやすいです。歯車のパズルは歯の数に応じただけの回転量が要求され、この plus のパズルでも、6回転、360°x6 (U24) でようやく歯車の位置と向きが揃いました。360°x1, 3, 5 で奥面の青歯車が緑面に来ます。

plus でない 7歯のパズルでは 360°x7x4 の回転量が要求されるかもしれません。恐ろしくて、とても手が出せませんね。

入手した plus の方も、そう簡単に手は出せませんが、徐々に手を出していきたいと思います。

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posted by じゅうべい at 11:39| Comment(0) | 歯車

2024年08月22日

交野大会のブログ、ようやく読めました

日本配色、いいですね。こういうふうにステッカーを貼っていたとは驚きました。

私は今でも 333 だけでなく、222, 444, 555, スキューブ, スクエア1、全てを日本配色で廻していて、新しいパズルを買ったら、最初にやることはステッカーの日本配色への貼り替えです。購入時に貼り替え用のステッカーも同時に注文します。なので、ステッカーレスは困りますね。その上からステッカーを貼ってしまえばいいのでしょうけど。色弱なので、慣れない色合いだと廻せないのもありますね。

それはさておき、なぜか通信環境が改善され、ツイート(現:ポスト)に貼られたリンクが再び押せるようになりました。そして、ようやく 7/7 にあった交野(かたの)大会についてのブログが読めるようになりました。

kan_cube さん、小学六年生なのにすごいですね。『交野Milky Way2024に行ってきました!』、すごくしっかりとした文章で、冒頭を読んだ時点では、普通に高校生か大人の方なんだろうな、と思っていたので、写真を見て驚き、ツイッターのプロフィール欄に小学六年生とあって、さらに驚いたものでした。…すみません、とても大会に行ける状況にはなくって、著名な人々も含めて、全然分かりません。

宿泊施設まで用意されていたのですね。ロッジでの交流はさぞ楽しいものだったことでしょう。大会会場の客席が映画館のように傾斜がついていたのも、大会を見る上でとても良かったようですね。

としちゃんさんにかけてもらった言葉、『緊張とワクワクって実は同じなんだよ!』、素敵な激励ですね。みんなで楽しく、でも真剣にキューブに取り組んでいたことがよく伝わってきます。

たくさんの人とたくさんの記念写真が撮れて、本当に楽しく、ワクワクとした時間が過ごせたのがよく分かりました。周囲の人たちもみんな温かかったのが分かります。素敵なブログでした。


Sou さんは中学二年生、『交野大会振り返り』、中学生なら問題なく新幹線に乗れるのですね。すごいなぁ。スクエア1の ao5 で 17.9、おめでとうございます。目標を達成できて、喜びもひとしおだったことでしょう。

関数アートが著名な名も無きビルダーさんの『交野七夕大会』、テンポがいい文章で、端的に雰囲気が伝わりました。みなさん、スクエア1が本当に速いのですね。

マアサさんはシニア世代、スキューブで”50才以上ランキング アジア1位”、すごい方なのですね。Roux の人がここにもいらっしゃいました。親子で楽しまれているのも羨ましいですね。

ブログ記事は に分れていました。キューブパズルの大会についての概略から書かれていて、キューブの大会について知らない人にも配慮されていました。交野だけでなく、私市(きさいち)も難読地名ですね。

「実はスクエア1の設定タイムが自分にとってはかなり厳しいものだったので、大会数日前にタイムが出せず、出場を辞退しましたが、その後スピードキュービングの第一人者の北村さんから単発記録だけでも残せるなら出場したほうが良いとのお言葉を頂けたことから出場する事にしました。」

こういう交流が素晴らしいですね。まずは出てみないと何も始まりませんが、それでもなかなか勇気が出ないのも分かります。その背中を押す言葉、素晴らしいですね。著名な人にそう言ってもらえたら頑張ってみようと思えます。その交流こそが大会の意義と言えますね!…大会に一度たりとも行ったことがない私が言うのもなんですが。

翌日に激務の仕事を控えながらも参加される姿勢も素晴らしいです。今後も、お仕事共々頑張って下さいね。

ツチダさんの『かたの七夕大会2024』、日本シニアランキング 9位、おめでとうございます。シニアの方もいろいろ頑張っておられるのですね。

いろんな方のブログ記事を読んで、私もいつの日か、大会に参加してみたいと思いました。…3x3x3 でまずは 30秒を切りたいですね。まだまだ修行が足りません。

posted by じゅうべい at 14:18| Comment(0) | キューブ一般