2024年05月29日

金沢大会、楽しまれたようですね

先週の土曜日、5/25 に金沢大会が開かれましたね。3x3x3, 4x4x4, 3x3x3 目隠しのみ、とシンプルな大会だったようですが、それぞれ 70人, 56人, 26人の参加者があり、みなさん楽しまれたようで何よりです。

現時点で見つけた大会ブログは、たいへいさん の「3BLD 22.24PR 解説」だけですが、それにしても日本4位、素晴らしいですね。おめでとうございます。レターペアをオーディオペアと併用しているのも凄すぎてワケが分かりません。「いう」のレターペアで iPhoneウォッチを思い出すのも独特ですが、自分に合った想起法が一番ですね。

ツイート(現:ポスト)で現時点で一番写真などが多いのは Yuukiさん、金沢と言えば佐島 優さん(元4x4x4とクロックの日本記録保持者、ブログはこちら)の記事も見つけました。北村暁さんの「3BLD single と 4x4 average で over50 国内(実はアジアでも)1位」もおめでとうございます。

HATAMURAさんの投稿はこの大会についてではありませんでしたが、代わりに埋め込まれたリンクから「なぜ「ルービックキューブを3秒未満で揃えること」は不可能なのか」という動画を見つけました。いえ、出演者は「練習では 3.01秒を出したし、3秒を切っている知り合いもいるよ」とか「単発2.5秒まではいくんじゃない?」なんて話していましたが。

すごい人は限りなく凄いので、身近な目標を少しづつ達成していくのが良いのでしょうね。私はトリコンでの 3x3x3 の単発で 30秒を切ることをまずは目標にしています。


ACMA:GAME のテレビ放映 (原作はこちら)の 8話は上杉 潜夜(せんや)と眞鍋 悠季(ゆうき)対 天才将棋棋士、毛利 明&ドラマオリジナルの浅井 満の対決、粘土問答(Cray Dialogue)、原作の12巻後半から 13巻に沿った内容となっていました。天才アスリート、島津 涼を出せない以上、あの”タイル”が答の回をどう再現するのかと思っていたら…そう来ましたか。The Guide との最終決戦のために、もうあまり話数も用意できませんし、妥当な解決策とも思いました。悪魔の力、超配達(スーパーデリバリー)と知覚消去(シャットアウト)の場面はきちんと再現してくれたので、それはそれで充分良かったと思います。

と思ったのですが、トーナメント決勝戦で重要な鍵となるはずの知覚消去(シャットアウト)の場面を経ずして、次回はなんと最終戦の”三単究明”、え〜っ、ちょっと急ぎすぎではないでしょうか?いえ、確かに、あのトーナメント決勝戦はドラマで再現は難しそうですが、だからこそ、それをどう再現してくれるのか、楽しみにしていたのですが…。

最終戦の”三単究明”も、原作の 20巻をそこそこ丁寧に描かないと話の筋が伝わりにくいように感じてしまうのですが…。でも隠れた名作となっていた原作が、ドラマ化によって世に知られたのなら、そしてそこそこ原作をきちんと再現してくれたのなら、それはそれでファンとして歓迎すべき事と思います。
posted by じゅうべい at 13:54| Comment(0) | キューブ一般

2024年05月23日

'24前半期17節のスキューブの続き

三週間前のトリコンスキューブ、2024年 前半期 第17節、その4とその5についても私の解き方を紹介しましょう。

その4 : U R B' L' B' L' U L' B R' U

z y2 持ち替えで
SkTrial24F17_4aF.jpgSkTrial24F17_4aH.jpg

右は前から透視したものです。私は日本配色(世界配色とは黄⇔青交換)なのでご容赦を。

J式スキューブの回転記号を再掲しておきます。反時計回りでは各記号に"–"が付加されます。
Skewb_rotation.jpg
私の手順は Rubik'skewb 上級編 のアレンジですが、過去記事の前入れ板上げ中板移動もご覧いただければと思います。

私はかなり頑固に青底で解きます。この場合も黄・白・緑で、面と隅とが一組揃っている組み合わせがありましたが、やはり無視します。
この場合も、ここから、底 g- 右 e 奥 sn、4手で青底とその三隅が揃ってしまうので、むしろ揃えやすく感じます。底が g か g- で入れられて、そのあと右が e か e- で入れられたら充分で、そのあと奥が前隅にあったら sn か s-n- など、5手で揃えられたら悪くないですね。6手になるようなら別の入れ方を考えます。

再掲して、g- e s n、さらに s- で前隅まで入ってしまいました。
SkTrial24F17_4bF.jpgSkTrial24F17_4bH.jpg

板N上げ: e n- e- n で橙板が N(奥)面に、黄板は対面に移動するので揃い、そこにあった赤板が E面に、緑板は移動しません、つまり、最後の手順は反時計移動となりますね。上隅はこの状態から PiE上げとなります。つまり、
SkTrial24F17_4cF.jpgSkTrial24F17_4cH.jpg

反時計PiE上げ:n- (s- e- s- e-) n- e- s、で完成となります。さすがに解いている最中には私はここまで判断できず、その場で判断していますが、先読みできればもっと速く解けるのでしょうね。その辺はまだまだ修行が必要のようです。

その5 : B R U' B R' U' L B R L' R'

x- y- 持ち替えで
SkTrial24F17_5aF.jpgSkTrial24F17_5aH.jpg

いやぁ、これはさすがに、橙底で解く方が普通でしょうね。スクランブルから y 持ち替えして、右 e 前 s で下面が完成し、さらに板S上げ、s- w s w-、y- 持ち替えして、二の字PiE上げ: (g e- g- e) (s g s g) n s、で完成です。

ただ、そんなことは思いもつかない私は上図から、底 g 右 e 奥 s n 前 s、白板も上に上がってくれました。
SkTrial24F17_5bF.jpgSkTrial24F17_5bH.jpg

あらら、y 持ち替えして、反時計EN上げ: s- (n e- n-) s (n e n-)、で完成です。

ということは、橙底だと 2+4+10 = 16手、青底だと 5+8 = 13手、むしろこちらの方が手数も少ないのが恐ろしいですね。

もちろんこんなのはただのラッキーの偶然で、底の色を気にせずに揃えられる CN (color neutral) の人々は橙底で解くのがまっとうでしょう。ただ、底面色が決まっていたら、最後の判断を、迷うことなく速くできます。覚える色の組み合わせが格段に少なくて済みますね。

少なくとも、こんな解き方があることを知っていただけたら嬉しいです。

posted by じゅうべい at 11:22| Comment(0) | スキューブ

2024年05月22日

卵形キューブの恐怖

ACMA:GAME のテレビ放映 (原作はこちら)の 7話は照朝&紫(ゆかり)対 初(うい)&伊達俊一郎、原作の11巻および12巻前半の内容にだいたい沿った内容となっていました。”絶対服従”が課せられていない状況で、どう初と俊一郎のやりとりを再現するかを、うまく筋立てしてくれたと思います。

次回は、竜王を連破し続ける天才将棋棋士、毛利 明に上杉 潜夜(せんや)と眞鍋 悠季(ゆうき)が挑みます。名前が”明”で竜王を連覇し続けていると言えば、モデルはあの棋士しかあり得ませんが(原作は 2015年ごろ刊行)、『名探偵コナン』に出てくる天才将棋棋士は羽田 秀吉、当然モデルはあの棋士でしょう。このあたりにも時代の流れを感じますね。

天才アスリート、島津 涼を出せないので(まぁ、あの身体能力は CG だらけの描写になってしまいますね)、次回の粘土問答は原作のような無茶な対戦はできなくなりますが、そのぶん、どれだけ現実的な対戦をあのルールの中でやってくれるか、カリスマユーチューバー、浅井 満はどのような能力で(原作では島津 涼は悪魔の能力は発現させませんでした)ゲームに関わってくるのか、楽しみですね。

tribox コンテスト、トリコン のツイート(現:ポスト)にルービッククロックの絵が提示されましたね。最近、クロックの 7 simule が話題になったり、大会の種目として取り入れられることも増えたりしていることから、ついにトリコンの種目としてクロックが加えられる、ということなのでしょうね。いろめきたっている人々も多いようですが、私はもう少し勉強できてから、なにより、もう少し時間的にも精神的にも余裕ができてから、ということになりそうです。

HK Now Store に新たに入荷された Ghost Square Golden Egg、見てるだけでも恐ろしいですね。「変形パズルだから、完成するまでに一、二週間掛かると思うよ」、どれだけ難しいのだろうと恐れをなしましたが、それは入荷するまでの期間のようですね。

ともあれ、いかにきれいでも、絶対に私は手を出しません。以前、金属卵3x3x3
金属卵333.JPG 金属卵333_2手.JPG
に非常に苦しめられたことを思い出します。右側は二手動かしただけなのですが、それでも戻すのにちょっと迷いました。

きれいなので今も飾ってありますが、とても崩す気にはなれません。当時よりは経験を積んだので、今ならそこそこで揃えられるような気はするのですが…。

posted by じゅうべい at 17:27| Comment(0) | キューブ一般