金曜日に母の指定難病(パーキンソン病)についての診察が入り、実家に行ってくることになりました。忙しい状況がさらに忙しくなりますが、已むを得ません。
Grid Skewb
も全然触れておらず、進捗を示せず残念ですが、今しばらくお待ちいただければと思います。
キューブとは全然関係ない話題ですが、対戦格闘ゲーム、キングオブファイターズ(The King of Fighters, KOF)の最新版、KOF 15 に追加のボスキャラとして、ゲーニッツが登場しました。
知らない方には申し訳ありませんが、三十年も前に始まったゲームのシリーズの、1996年発売のゲームのボスキャラです。その彼が令和の時代に甦り、「ここですか」「お別れです!」などの独特の台詞の必殺技を放って、日本だけでなく、欧米や中国でもきゃーきゃー言われていることに、当時の熱狂を知っているものとして、感動してしまっているところです。
KOF シリーズはストリートファイターシリーズと比べると競技人口は少ないのでしょうけど、いまだに充分に人気があることが嬉しいです。
…あまりキューバーは対戦格闘ゲームをやらない印象があるのですけど、どうなのでしょう?
ルービックキューブの最初の絶頂期は 1980年代前半なので、対戦格闘ゲームよりも歴史は長く、根強い人気を誇っているものだと思います。何が残って何が続くかは、絶頂期には分からないものですね。対戦格闘ゲームも一時期はかなり下火になり、映像は美しくなったものの、システムはストリートファイターII のような二次元のものが残りました。三次元をウリにしたバーチャファイターのようなゲームは、作るのも遊ぶのも難しかったのかもしれません。
大学院の同期にゲーム機のゲームの達人がいて、みんなで先生のおうちに遊びに行ったときに、そこの子供たちに彼が絶技を見せて、子供たちのヒーローとなっていました。私は彼から一本うっかり取って、残り二本でボコボコにされました。彼とて大会に出たりはしていなかったので、そこそこできる程度だったのですが、充分”特技”と言って良かったでしょう。
話題になっているマンガ『特技は特にありません』、ですが、「面接で特技を聞かれたときの回答例」などを見ると、スポーツとか料理とか掃除とか早起きとか、「その分野のトップ層と比べて充分に戦えるほどの技能」などは提示されていません。
別のサイトにもありましたが、
>「純粋に好きだと言えるもの」が趣味、「少ながらず人にアピールできるもの」は特技
くらいでいいそうです。
そもそもそのマンガでの大会、最下位の一つ上が平均 19.04 秒っておかしいですって。今年の 5/27 にあった金沢の大会でも 2/12 にあった東京の大会でも、そんな恐ろしいことにはなっていません。
まぁ、それを思い詰めてしまうくらいの人だから、小説家として一発当てられたのだとも思いますが…。
私は高校のクラス会(コロナ禍で三年間できていませんが)で「(3x3x3 を)ネットでできる大会に出て 300人中 299位くらいです」と自慢げに話し、仲間から「おおっ、ビリじゃないじゃん」と褒められて(慰められて)いました。三十人くらいいるその出席者の中で 3x3x3 を解けるのは私だけでしたから、1分弱で解けるのは「とても特技とは言えないけど」と言いつつ、ネタにするには充分でした。
就職の面接や採用後の自己紹介などで特技を聞くことは、何に興味を持っているのか、どういうことに時間を掛けて取り組む人なのか、ということを軽く知ることを目的としています。その上で、特性を検討したり、人と人との距離感を考える上での指標にします。つまりは、特技を聞くことは、その程度の情報収集にしか過ぎず、あまり深く考えすぎないのが肝要でしょう。
むしろ
「そんな程度で特技って言っちゃっていいの?」
「ま、そうなんですけどねぇ、あっはっは」
くらいのほうが会話が潤滑になって良いかもしれません。
私は対戦格闘ゲームについては、キューブよりもやり込みませんでしたが、好きでした。ただ、娘にゲーム機のゲームを禁じているので、「(娘が)お母さんのお腹にいるときに、お母さんと約束したんだよ」などと言い聞かせているので、私も家でゲーム機の対戦格闘ゲームをするわけにはいきません。ゲーニッツさんの大活躍は動画を見て楽しむに留めることにします。キューブも、もうちょっとは速くなりたいですし、時間があればそちらに時間を割くべきですね。