2023年05月23日

私は花びら成形に挫折しました

Crossfall さん がスクエア1解説サイト、Crossfall's Cubing Site を始めてくださいました。今後の好記事が楽しみですね。5/17 の記事は”Stage1. 成形ができるようになる”でした。確かに、凧−帆立、楓−凧上欠、帆立−帆立(J式のスクエア1成形の名称についてはこちら)はぜひとも覚えておきたいですね。

凧−帆立と帆立−帆立はどちらも同じ上向きに、楓−凧上欠と蛙−凧上欠は横の左右逆方向に置くと一層上に登れるのは、花びら成形でない成形を志すなら、必須の知識と言えるでしょう。階層については こうさんの /直方体/ サイトでも紹介されている Jaap氏の樹形図が参考になるでしょう。ちなみに、/直方体/ サイトからリンクが張られている、Andrew K. Nelson さんによる成形全手順はこちらとなります。

私は以前(もう三年以上も前になるのですね)にも書きましたが、成形全手順など覚えられるはずもないので、”どの向きに廻したら樹形図で一層上に登れるか”として成形に対応しました。当然、遅いです。ただ私としては、スクエア1は成形を楽しむのが醍醐味だと思っています(だから遅いのでしょうね)。全てを花びら成形に頼るのはもったいないので、一部分でも成形手順を覚えていただければ、よりスクエア1を楽しめるようになると思います。

…私は花びら成形に挫折しました。世間の人がひょいひょい花びらを作れるのかが不思議でならなかったのを思い出します。その頃は Calvin 製のスクエア1で廻していて、それがめちゃくちゃ廻しにくかったのも思い出しました。

そうそう、その Crosfall さんの「そういや、CFCEってRouxでよくね感ありますよね」、私の場合はまさにそれの真逆で、「Roux って CFCEで良くね?」でした。Roux(ルー)にも挫折したことを懐かしく思い出します。

どうしてか辿り着いたサイト”かそきゅーぶ”の”Roux Methodに挑戦してみませんか。”でRoux の解法を学んでみたことがありました。当時の私は、どうにも OLL・PLL を受け付けられず、他の解法を探していたような記憶があります。その”かそきゅーぶ”で紹介されている、Roux の CMLL 手順 がその前に学んでいた島内先生の S式と相性が良かったのもありました。

ですが、私はどうにも Roux のセカンドブロックが作れず、挫折しました。

上面まではクロス→F2L で入れる方がよっぽどしっくりきました。この辺りでも、私が思考するのが苦手な人間であることがよく分かりますね。Roux の 1st block, 2nd block を考えるのは最少手数競技(Fewest Moves Challenge, FMC)に通じるところがあって、絶対に面白いとは思うのですが、頭がついていきませんでした。

というわけで、上面隅は CMLL 手順 の派生で CLL で廻すようになり、残った辺は ELL で揃えるようになりました。 ”かそきゅーぶ”にも島内先生の S式にもない手順は Speedsolving.com Wiki にお世話になりました。

話がずれましたが、スクエア1の成形を楽しんでくれる方が一人でも増えることを願っています。

posted by じゅうべい at 13:56| Comment(0) | Square-1