5/27 の金沢での大会、盛況だったようで何よりです。佐島 優さんの 3x3x3 優勝、2x2x2 二位もおめでとうございます。さすが地元、運営もなさっているのに素晴らしいですね。ベトナムのテレビで大量のキューブ(数だけでなく種類も多数)を解く番組に出演されたのも、もう三年以上前になるのですね。
その佐島優さんのツイートで、
やっぱり本番をたくさん経験しないと、結果は残せないということですね。日本各地、世界各地で、またキューブの大会がどんどん開かれるようになったのは本当に有り難いことだと思います。
野上碧さんがハワイの大会で出した 3x3x3 平均の日本記録更新もおめでとうございます。五試技中、一番遅くて 8秒台、残り四試技は全て 6秒台とか想像を絶しますね。クロックとメガミンクスでも優勝されているのですね。重ねて、おめでとうございます。
それにしても、優勝した Matty Hiroto Inaba さんの単発 4.89秒、平均 5.67秒がどちらも自己ベストでないというのも恐ろしいですね。さすが、単発世界五位、平均世界三位、本当にすごいと思います。
競技かるたのマンガ『ちはやふる』を読み直していますが、その競技の頂点を競う人たちの、すさまじいまでの努力量、知識と技術の広さと深さに改めて感じ入っているところです。スピードキューブのトップ層も、きっとこの漫画で描かれるような努力を日々なさっているのでしょうね。
…自分にはできません。無理しません。
でも、その競技の発展のためには裾野を広げることは大事で、競技かるたと違って記録を残すことが楽しみとなるスピードキューブにおいては、厳しすぎるカットオフは残念な気がします。
7/13 に予定されている綾瀬での大会はメガミンクスのカットオフが 1分30秒、参加者が多すぎると大会運営に支障を来すのは分かりますが、さすがに厳しすぎるような気がします。3x3x3 のカットオフは 3分なので、それは初級者には有り難いことと思いますが…。
世界レベルの楽器演奏者とか、超上級のタイピストとか、指廻りの良さそうな人がつい「ちょっとやってみようかな」と思うくらいの敷居の低さがあれば、裾野も広がり、頂点も上がると思います。
頂点だけをつまんで引き延ばすのは難しいものです。サッカーも野球も将棋も、競技人口の減少に対して、裾野を広げることに懸命になっています。スピードキューブも、もっと普通の人が普通に楽しめるものになってくれることを願います。