少し遅れてしまいましたが、大村周平さん、ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに。いえ、ここまでの大物が当ブログをご覧になっているとはさすがに思いませんが、ご成婚がめでたいことは間違いありません。
大村周平さんの『ルービックキューブ最速攻略法』を購入したのは 2011年 1月だったようです。私の結婚は 2012年でしたから、激動のタイミングでしたね。
せっかくなので、大村周平さんのアドカレの記事、『WCA DBの基礎集計に挑戦』から

などという集計をしてみました。2003年から2022年までの 20年間で大会に参加した人数を 2022年末くらいの人口(ウィキペディアより)で割りました。一万倍することで、人口一万人あたりの 20年間でのキューブ大会参加者数として比較しています。
…参加者数は手入力しました。いえ、ダウンロードに工夫を凝らすよりもよっぽど速くって。間違いがあったらごめんなさい。
デンマーク,スウェーデン,ポーランド,オーストラリアの四強はさすがですね。中堅どころは西ヨーロッパ諸国が占めますが、メガミンクス単発世界一記録保持者、Juan Pablo Huanqui を擁するペルーも伊達ではありません。中国・インドは逆に人口が多すぎるのでしょう。
それからすると、やはり日本は人口あたりの参加者が少なすぎますね。小中学校で、囲碁将棋と 3x3x3 だけは持ってきていいことにするとかしてくれれば、もうちょっと状況も変わりそうな気もしますね。
(4,3) / (-3,0) / (-4,5) / (3,0) / (-3,0) / (-2,-2) / (5,0) / (-3,-3) / (-3,0) / (5,0) / (-5,0) / (-2,0)
2-3/04/-10/-3-3/
10/-6-3/
5-1/-30/11/30/
33/-3-3/2-1/-21/33/
2-3/04/-10/-3-3/
10/-6-3/
5-1/-30/11/30/
33/-3-3/2-1/-21/33/
の最後はすごいですね。全く理解できませんでした。辺と隅の同時移動手順を広く把握されているのですね。
私なら、2行目まで一緒としても、
-4, 0 のあとに、
上下前SN:(0, -1) / (0, 3) / (-2, -2) / (-3, 0) / (5, -1) /
3, 3 のあとに LL交換
/ (0, 3) / (0, -4) / (1, 1) / (-1, 3) / (0, -3) /
6, 0 のあとに上時計
/ (0, -3) / (0, 3) / (0, -3) / (0, 3) / (1, 0) / (0, -3) / (0, 3) / (0, -3) / (0, 3) / (-4, 6)
で解いてしまいますね。手数の差が圧倒的です。
Latch Cubeについてはようやく絵を作りました。
私も日頃いじっているときには、こんな図を手描きして状況を把握しようとしています。
F2 D2 F2 L' D2 U2 L' B2 R' U B F D' B R U L R' F'
はこの白上・緑前で廻しますが、そのままでは廻せないことも多いので、難しい場合はその回転は無視せざるを得ませんが(その記号の前に×をつけます)、別の一面を回転して廻せるようになる場合は、その追加の回転記号をカッコ書きで示してみます。逆回転なら廻せる場合は F を F'3 で廻したりします。
すると、
F'2 D2 (D) F'2 L' D2 (F) U'2 L3 B'2 (F) R' (R') U B F'3 (L) D3 (L') B R'3 ×U L'3 R' (L') F'
解くときにはここから z2 持ち替え(黒上・緑前)した形が基本となるので、
(右は x2 y2 持ち替えして左背底面が見えるようにしたもの)
となります。これを絵で描くと
…却って分かりにくいかもしれませんね。
ここからは F'2 赤↑ R' 緑↑ D' R' 黄↑ D'3 R2 F' L' B3 L'2 F'3 R2 D'2 F2 D'3 で
と底面矢印が揃えられますが、その詳細はまた次回に。