今年もアドカレ、Speedcubing Advent Calendar の季節がやってきました。初日は酢酸ことSakakiさんの”BLDのコーナーねじれ合わせ分析”、すみません、内容が高度すぎて全く分かりませんでした。目隠し競技を勉強してからまた読ませていただきます。
二日目は ろーだいさんの”お知らせ&最近作ったもの、近況報告”、roudainet はかつてお世話になりました。久しぶりに見てみて、かなりリニューアルされていて驚きました。VisualCube Editor 2.0 も PLL Trainer も素晴らしいですね。ルービッククロックのノンフリップメソッドには驚かされました。読んだだけでは全く理解できませんでしたが、ちょっと勉強してみたいと思います。
さらには、その記事で紹介されていた「あなたの知らないルービックキューブの世界〜大会編〜」も興味深かったです。無料公開していただき、ありがとうございます。この記事を通して、もっとキューブの世界に興味を持ってくださる方が増えるといいですね。
アドヴェントカレンダー には、去年数えたら 1000弱のカレンダーが登録されており、25日を全て一人で埋めているものから、1日しか埋まっていないものもあり、多種多様なのが興味深いですね。Qiita のものもあるようです。元々は工学系の情報交換として始まったもののようですが、そのウィキペディアの記事の 36の言語版 からたとえば English を選んでみてください。ごく普通の、キリスト教の伝統としてのアドヴェントカレンダーについての内容しかありません。日本のものはガラパゴス的に発展した、との記事も見つけました。
アドベントカレンダーとしてインターネット上で情報交換をする歴史については”日本における技術系アドベントカレンダーの歴史”が端的にまとまっていて、読みやすくて良いですね。
そこで引用されている、
「5分でさくっとかけるような tips でいいのです。そういう tips の方が意外と有用だったりもします。やってみると、自分では Perl のことに詳しいつもりでも、知らないことが多かったりするものです。」
というのは頷(うなづ)けます。気軽に書き、気軽に読むのが良いのでしょう。
また、”俺たちはなぜアドベントカレンダーを書くのか”では、その理由として、”楽しいから”・”アウトプットするきっかけを作るため”などが挙げられ、なぜアウトプットするかについても、
1. 備忘録になるから
2. 理解が深まるから
3. まとめる力がつくから
2. 理解が深まるから
3. まとめる力がつくから
4. ポートフォリオになるから
5. 誤りを指摘してもらえるから
6. 知らない誰かの役に立てるといいから
5. 誤りを指摘してもらえるから
6. 知らない誰かの役に立てるといいから
などが挙げられており、その通りだと思いました。
ただ、残念ながら、この私のブログ記事は検索で引っかかりにくいのですね。別のコンピューターで、ふと Google 検索してみて、検索ワードを工夫しても全然見つからず、ヒットした記事も、さらにトップページから目的の言葉を再検索かけないとたどり着けず、「これじゃあ世間の人は読んでくれないよなぁ」とガックリしたところです。
アドカレの自分の担当が終わったら、もう書くのをやめようかとも思いましたが、wajimaji さんのように、執念で私の記事にたどり着いてくださる方もいますし、自分の備忘録のために、自分の理解をまとめるために、そして、頑張ってたどり着いてくれる知らない誰かの役にもしかしたら立てるかもしれない可能性のために、もうちょっと書き続けてみようとは思います。
…まぁ、たぶん書くのが好きだからこそ、ついつい書いてしまうのでしょうけどね。