11/6(日) に行われた綾瀬B大会、5x5x5 とメガミンクスとで日本記録が更新されたのですね。おめでとうございます。5x5x5 は日頃廻していないので雰囲気がよく分かりませんが、メガミンクスが単発 31.33秒、平均で 34.25秒って理解不能の速さですね。私は最近は多少マシになりましたが、底星合わせで 20秒くらい、遅いときにはそれだけで 30秒を超えることもしばしばです。F2L で 1分一桁なら私としてはかなり速いほうです。まぁ、私の速さを世間と比べることが本来おかしいとも言えますが。
日曜は隣の市の芸能文化祭があり、娘とその仲間もバレエの練習の成果を披露しました。フラダンスのグループが5組ほどあり、そのうちの一組では一人の年輩の女性が、始まる前の立ち姿だけで「ああ、この人が一番上手だ」と分かり、踊りが始まっても8人グループで他の人のダンスが全く目に入らないほどの芸の差がありました。才能の差って残酷ですね。一方で、だからといって他の方がフラダンスを一所懸命練習して、その成果を舞台で披露することが無駄なわけではありません。娘のバレエも、本人が本当に満足する出来でもありませんでしたが、あの年ではよく頑張ったと思います。才能を気にするよりも、まずはやってみること、続けてみること、そして舞台に立つことは大事なことで、それで楽しめているなら充分悪くないことだと思います。
ということで、私も、変わらず遅いままとはいえ、スピードキューブは続けていこうと思います。
そうそう、望月シンジさんが、ジェシカ=フリードリッヒ について言及されていましたが、スピソル、SpeedSolving.com Wiki のJessica Fridrich の項にある通り、CFOP について著し、世間に普及したことで著名な方ですね。私も久しぶりに名前を聞いたので「聞いたことがあるけど…誰だっけ?」と調べてしまいました。技術が一般化すると、開発者の名前は埋もれがちなものですね。研究領域で言えば、たとえば江橋節郎や西塚泰美の研究業績が埋もれていくのは日本人として残念ですが、バッハやモーツァルトですら一時期忘れられかけたと言いますし、已むを得ない事なのかもしれません。
そうそう、SuperZ 2x2x2+Skewb
d {(e- b- e b)^4 t (e- b- e b)^2 t-} d- ({ } の中は WCA表記なら、(R' D' R D)x4 U (R' D' R D)x2 U'))
を上白前緑右赤で廻すと((右の写真は x2 持ち替えしたものです)、
動画の説明通り、右上奥隅は隅と三角板の位置がそのままで反時計回転、右下奥隅は隅は時計回転、三角板は
28手での三点移動は素晴らしいですね。ただ、私は目的の小片をその目的位置に合わせることが手間に感じてしまいました。毎回、どこに何を動かしていくかを考えなければいけないのは大変です。
CFOP の素晴らしさは判断がしやすいこと。揃ってしまった部分についてはもはや考慮する必要がなく、必要な手順だけを判断して、思いだして廻していけば完成します。Super Z における三角板の三点移動法は、手順は短くなるとは思いますが、その判断にかなりの慣れを必要とするように感じてしまいました。
J式の Super Z 解法は手順は長めになりますが、隅位置はもはや崩れないので、三角板の移動についての判断がしやすいことがウリとなっています。どちらが向いているかは人それぞれとは思いますが、少なくとも私はこの方が解きやすく感じました。
いろんな解き方があって良いと思います。気が向いたらどうぞお試しください。