10月29日(土)開催の第4回 瀬戸内キューブオフ会、「キューブをやっている人たちと交流したい! という方、ぜひぜひご参加ください! キューブを揃えられなくても大丈夫です!!」とあるのを読むと憧れますね。参加者は恐ろしいほど速い方ばかりなので「行っても迷惑だろうなぁ」と思いつつ、でも行きたいなぁとも思いつつ…。あ、ヴァイオリンの発表会が 11/6(日)なので、そこは直前特訓の日でした。ぜひまたの機会に伺いたいと思います。いえ、本当に今は直前の追い込み時期で、「現時点でこれしか弾けてないのってマジやばくない?」状態です。キューブ廻すよりヴァイオリンを弾いています。日頃からもっと頑張って欲しいものですね、どちらも。
それにしても、その瀬戸内キューブオフ会の主催者、梅子さんがまっさんさんに「梅子スクエア申し込んだから1ヶ月で45秒で解かなければならなくなったのワロタ」と言われていて、梅子さんが「絶対スクエア45秒切ります」と答えていたのは、微笑ましいような、すさまじいような。私はスクエア1は、トリコンで2018年1月に開催されるようになったのを機会に始めましたが、当時の最速が4分、最遅が8分、いやぁすごかったですね。最近ちょこちょこ 45秒を切ることもでてきましたが、四年半かけてこの程度です。綾瀬A2022秋のスクエア1のカットオフが 45秒ってキツすぎません?スキューブとクロックのカットオフは 30秒なのに…。
ああ、だから本サイトのルービッククロックの解法にアクセスがあるのですね。私も久しぶりにクロックを廻してみました。楽しいですね。当時はまだ QiYi Magnetic Clock は売ってなくて、海外からセカイモンで輸入したのを懐かしく思い出します。
三角板の交換手順について、ちょっと有用かもしれない手順を見出しました。
回転記号については、2x2x2 については普通の J式の記号、島内 剛一先生の S式に由来する
何が何だかよく分からないものなのですが…。
中央部分 {(d- q d q-) (p- c p c-)}^2 (d- q d q-)} を省略表記 {d- 〜} で示すと、
n w- n- w {d- 〜} w- n w n- / B L' B' L {d- 〜} L' B L B'
なんと共役(セットアップ)がわずか 4手、島内 剛一先生の S式では Y交換子、世間的にはスレッジハンマー Sledgehammer の威力ですね。奥隅の上下と上面の右奥と左前を交換します。この手順は 3回廻せば向きまで揃う点で非常に有用ですが、この異様に廻しにくいパズルでは手数の少なさは正義とも言えますね。
前半〜中盤の、一部が崩れても構わない状況でお使いください。
その派生で、
この移動が
(e t2 e2 s e s- e t2 e-) t {d- 〜} (e t2 e2 s e s- e t2 e-) t
/ (R U2 R2 F R F' R U2 R') U {d- 〜} (R U2 R2 F R F' R U2 R') U
でできました。カッコ内の手順は L1、上面の隅を対角交換しつつ、左前隅は左面を上に、右奥は右面を上に向ける手順です。
いえ、こんな移動が都合良くあることはそうそうなく、わざわざ 10手の共役手順を廻してまでやることなのか、とは思いますが、実は今回紹介した手順を順に続けて廻すと、
おおっ、ついにこのパズルでも 3点移動が実現できました!他の小片は全く移動しません。
とはいえ、このパズルを目隠しで解く方もいないでしょうし、純粋三点移動がここまでの長手順となってしまっては、実戦で使うのは現実的ではないでしょう。
まぁ、せっかく実現できたので、趣味として紹介しておきます。