先週のトリコンのスキューブ、第5試技はすごかったですね。
J式スキューブの回転記号を再掲しておきます。反時計回りでは各記号に"–"が付加されます。
その5:U L B L' U' B' U L' U R' L
z 持ち替えで、
右は前から透視したものです。私は日本配色(世界配色とは黄⇔青交換)なのでご容赦を。
J式スキューブの回転記号を再掲しておきます。反時計回りでは各記号に"–"が付加されます。
s- で前反時計N上げ、s- e- s e、つまりは s- s- e- s e の初手キャンセルで s e- s e で完全一面+上板完成です。さすがに面位置くらいまでは読めますね。s- で上橙,前赤,右緑、前反時計N上げで、奥(N面)⇔上(T面)交換と前(S面)⇔右(E面)交換が起こるので、左(W面)の黄面は維持されます。下隅も黄なので最後の手順でもここは動かす必要がなく、持ち替えが不要となります。ありがたいですね。
s- で上に上がった橙面は奥に移動します。前(S面)の隅が橙なので、面移動は反時計移動ですね。
隅については 2021年6月17日にも書いているように、
と廻る、つまり左上隅の s- 後の橙はそのまま、白が左(W面)向き、奥隅の白も同じ向きになります。他の二隅は読む必要はありません。PiW上げです。
つまり、完全一面+上面完成後は反時計PiW上げ、e (s- g-) e- (s- g- s- g-)、「いい、すげぇ、すげすげ」で完成です。
まとめると、s e- s e e (s- g-) e- (s- g- s- g-) ですね。4・5手目はキャンセルで e- にできますが、私はそこまでは読めませんでした。
さらには、うっかりして反時計PiS上げを廻してしまい、完成してなくてパニックに陥りました。対隅を廻し損なって崩壊して 45.003、口惜しく、もったいなかったですね。
こういうラッキー状況こそきちんと廻せるようにならないといけませんね。修行します。
2x2x2 でいえば、やはりその1でしょう。最速の方が多数おられました。
その1: R' U' F U R U' R U2 R' U' R'
y- 持ち替えで、
回転記号は、どうも 2x2x2 用の図は作っていなかったようなので、J式333 の回転記号で代用します。反時計回りでは"-"、180°回転では"2"(本当は上付き)を添えます。J式回転記号のあとに/ の後またはカッコの中に WCA式表記を添えることにします。
t- (U') で右奥・奥揃い白左、(e- t e t-)^2 / (R' U R U')x2、この手順は向きだけ変えて位置を変えない面白い手順ですね。おかげで読みやすく、手順の後、t2 (U2) で下段が三白で青が右前、上段が三青で白が左前にできるので、e2 t- e2 (R2 U' R2) で下面が白、上面が青に分離できます。
で、完成しちゃいました。そこまで読めないと駄目ですね。修行します。
スクエア1は私はその3が最速でしたが、どうもその4が速かった方が多かったように感じました。
その4:(0,2) / (6,3) / (-2,1) / (3,0) / (5,-4) / (4,0) / (-3,-3) / (-5,0) / (0,-2) / (-4,0) / (4,-2)
楓−握飯 は楓の上が握飯の逆斜め向きですね。 -2, 0 / で盾−盾、 -2, 0 / で樽−樽、下段右列に白が揃っているのがありがたいですね、 1, 0 / -3, -3 / で成形し、1, 3 / で隅向き揃い、-1, -3 で
上下前SW: / (-3, 0) / (3, 3) / (0, -3) /
0, 2 / 0, 3 / 1, 1 / -1, -4 /
3, -2 で揃っている面を左に寄せて、
の最後の 3, 3 / 3,-3 を 3, -3 / 0, 6 / にして中段を回避し、3, 3 で上下面を合わせて完成です。
最後の上時計下縦は手順が長いわりに廻しやすい手順ですが、そこまでラッキースクランブルでもないように感じます。上級者はもっとうまく廻しているのでしょうね。お目に掛かる機会があれば、ぜひいろいろと教えていただきたいものなのですが…。
週末は父に出かける用があるとのことで、実家に行って母と共に過ごす予定です。日頃会えていない従兄達とも会おうと思いますが、月曜日は夜行バスからそのまま出勤、ちょっと大変ですね。頑張ります。