tom さん のブログ、『初めてのWCA大会』、読みました。この二年半、多くの方が大会参加を待ちわびていたのですね。それにしてもメガミンクスで 1分切りってすごいですね。これで大会初参加とは。私は 4分を切ればガッツポーズで、いまだに 5分超えとか普通に出します。
そういうすごい方々が待ち望んで、全力を尽くして、2分で締め切りになる大会申し込みをしているかと思うと、私のような者が参加したいと思うのはおこがましく感じてしまいますね。私が今より華々しく速く廻せるようになるとも思えないので、おそらく私が WCA大会に参加することは、もうないと思います。
WCAID 所持者が開催する計測会などを予選として、直近の半年〜1年の記録の上位から順にWCA大会に参加できる、などとすれば、もう少し参加の競争が穏やかになるかもしれません。参加人数が少ない競技なら、多少遅くても参加できる可能性も出てきますし。コロナ禍が収まって、参加人数を増やせるようになったら、この参加の過当競争もまた変わるかもしれませんが。
の単発世界記録が更新されていました!9月13日、まさに昨日、というか見たのはその当日で、すごい偶然でした。
2:00.53、すごいですね。別にズルして楽なスクランブルで廻しているわけでもなく、きちんと成形→隅合わせ→小角合わせの手順を踏んでいます。隅合わせの時点で 1分で、小角合わせで 1分を使っているのも妥当なところでしょう。とにかく滑らかに廻しています。
新技術でも開発されたか、と新たな解説動画を探してみたりもしました。Cuber Stu さんが丁寧に、かつ分かりやすく分割した動画を YouTube に載せてくれていました。Stage 1(成形), 見つけられていませんが、おそらく Stage 2 で隅合わせ, Stage 3(小角合わせ手順), Stage 4(Stage 3 の手順の組み合わせ)となっています。日本語字幕付きの動画もあり、驚かされました。
ですが、その Stage 3 の手順は小角5巡手順と右列三角手順であまり代わり映えがしなかったのが残念です。Stage 4 では 10手手順を 4つ組み合わせて、とか長手順になってしまっていますし…。
ただ、Stage 3 の alg 5, 6、t e t e t e- t- e- t- e- (小角あり3面がが見える(上前右)向きに持って、U R U R U R' U' R' U' R')とその反転手順、は面白かったです。私が知っている 5巡手順とはちょっと違う動き方をしてくれますね。さらに alg 1 → alg 5 での、二面の二点交換+別面小角反転は手順も短めで便利だと思いました。
ただ、その alg 1 → alg 5 を二回繰り返しての三小角反転は YG Cuber さんも紹介してくれている手順で、私が利用している手順と一緒でした。
なかなか新しい手順を生み出すのは難しいようです。あとは速さを上げるためには、判断の速さと指の廻りの速さと言うことになるのでしょう。他のパズルと一緒ですね。
久しぶりにいろいろいじって楽しめています。何かまとめられたらまた記事にしますね。