圧倒的に需要がなかったようですが、かつて二桁の掛け算について書いていたので載せておきます。
最後に手を入れたのが三年前で驚きました。
最初は、大学院時代の研究室の秘書さんの娘さん用に書いたのですけど、どんどん長くなりましたね。二桁の掛け算についてだけで 61ページ、やや狂気ですね。ですが、著作の出版がいろいろとある友人に見せてみたところ、「内容はともかく、長さはこの倍はないと出版は無理だろう、検討もしてもらえない」と言われて驚いたものでした。
受験の時に、解き方が分からなくても計算力だけでどうにかする”パワー数学”を標榜していましたね。スマートさよりも、手数をかけてでも確実に、というのは今も変わらず、だからこそ、キューブ系パズルが速くならないのでしょう。
十等一和については、YouTube やマンガ『Dr. Stone』でも取り上げられているので、知っておいても悪くないと思います。あとは、倍半,百付近二乗,足して百演算くらいで充分でしょう。って、二桁の掛け算を趣味にしている人は傀儡魔法1号の速解きをしている人より少なそうです。
中国ではスマホ決済が加速して、みんな計算ができなくなっているそうですね。日本でも「計算?スマホでやれば良いでしょ?」という時代になっていくのでしょうね。これも時代の流れ、寂しいけど仕方がないことなのかもしれません。