2022年08月29日

SPY×Familyキューブ

ピラミンクスの V作り手順リスト は、トリコンに参加していた当時の記録がかなりぐしゃぐしゃで、手間取っているところです。もう少しお待ちください。

一時期おおいに盛り上がっていた『鬼滅の刃』ブームも沈静化してきたようですね。『遊郭編』の DVD が蔦屋で借りられるようになって、新作なのでやや高価なのに借りていっても、娘は全然観てくれません。「猛(たけ)き者もついには滅びぬ。ひとえに風の前の塵に同じ。」と言った感じでしょうか?これから新章が始まるはずなのですが…。始まったらまた変わるのでしょうか?でも、漫画の連載も終わってそこそこ経ちますし…。

子供の興味も移ろうものですね。娘は『名探偵コナン』の劇場版の DVD をほぼ見終わり、いまは『SPY×FAMILY』に夢中です。世間でも、子供達の間で大評判のようですね。そもそもはヴァイオリンの先生が紹介してくださいました。私たち夫婦のヴァイオリンのレッスンの間、レッスン室にいておとなしくしてもらうために、その間だけ許可している妻のタブレットで動画視聴をしていて、娘もすっかり詳しくなりました。登場人物についていろいろと説明してくれたりします。

そしてとうとうその娘が言ってきました。「『SPY×FAMILY』のルービックキューブ作って。」その前から、なんとなくそのイメージは頭にあったので、「あ、やっぱり?」という気分でしたね。

で、作りました。

SpyFamilyキューブ_ロイドアーニャ.JPG SpyFamilyキューブ_ヨルフランキー.JPG

システムができあがっていると楽ですね。さほどの時間を要さずに作れました。

さすがに、世間で販売されている『SPY×FAMILY』のルービックキューブは見当たりませんでしたが、早くも『SPY×FAMILY』のキューブアートはロイド及びアーニャで作成されていて驚きました。500個使用の大作でしたが見事なものですね。

お馴染みの中列ずらしをすると
SpyFamilyキューブ_中列ずらしアーニャヨル.JPG SpyFamilyキューブ_中列ずらしロイドアーニャ.JPG SpyFamilyキューブ_中列ずらしフランキーロイド.JPG

作品をご覧の方なら笑っていただける出来上がりとなりました。

水平中列ずらしは
SpyFamilyキューブ_横中列ずらしベッキーアーニャ.JPG

まぁ、これはこれで可愛いので良いかもしれません。…どうぞお目こぼしいただければと思います。

posted by じゅうべい at 16:53| Comment(0) | キューブ一般

2022年08月24日

今日で夏休みも終わり

コロナ禍でなかなか父母に娘を会わせられないでいましたが、ようやく連れて行くことができました。…この状況下ではありますが、妻が早くから予約を入れてくれていたのもあり、世間的にも、気にしていてもキリがない状況にもなってきていますね。実際、飛行機は満席でした。父母が娘と会えて喜んでくれて本当に良かったです。娘も、坊主めくりをみんなでやり、オセロを父とやって勝てて「楽しかった」と言ってくれました。オセロは父が一隅譲ってくれていましたけどね。

望月シンジさんの「みんな、子がいれば親子でキューブできると思っているな?」は全くその通りで、私の娘は生後二日でカレンダーキューブと一緒に写真を取り、生後十日でキューブに触らせたという点では屈指の経歴の持ち主ではありますが、いまだに目の前で四手廻して見せて、それを戻せて喜んでいる程度で、デイジークロスすら理解してくれません。工作・手芸・料理を好むのは妻譲りで、対戦するボードゲームも妻が好まないのと同様にあまりやってくれません。学校や児童館の友達がやって、ちょっと興味を持ったときに、いろいろ仕込んではみましたが続きません。チェス,囲碁,将棋,はさみ将棋,オセロとそこそこやって、うまく勝たせて喜ばせているのですが…。

なので、canacodayo37 さんの「子供と楽しむスピードキューブ」や目隠し競技の大会初参加の記事などは羨ましいな、とは思いますが、遠い世界ですね。どうも、こういうものは母親が好きなら子供も好むことが多いのでは?などと思ってしまっています。チームおばきいのみなさんも、家族でトリコンに毎週参加なさっていますものね。

nagoyancube さんの、大会初参加で目隠し3x3x3, 4x4x4, 5x5x5 の3種目×3試技全成功は素晴らしかったですね。おめでとうございます。大会参加に奥様が快く送り出してくださるのも素敵ですね。その才能と努力が家族が認めるほどのものなのでしょう。…記事を読んでいても全く理解できず、望月シンジさんが「真夏の怪談」と賞賛するのもよく分かります。もちろん、Master FTO を目隠しで揃えた(おそらく世界初)北村暁さんも素晴らしいですね。世界初に挑めるその才能と努力が羨ましいです。努力出来ることも才能の一部でしょう。

娘は、私の父母訪問旅行前に夏休みの宿題を終わらせることを、旅行に行く絶対要件として妻に言い渡されていました。なんと夏休みは今日、8月24日で終了です。…隣町は来週の月曜からなのに。というか、それでも 8月29日ですね。8月31日が夏休み最終日で、全然できていなかった夏休みの宿題を家族総出で手伝ってどうにか終わらせる、などという風物詩はもう過去のもののようです。親が進行状況を監視して、早め早めにせき立てておかないと、どうあがいても間に合いません。

というか、小学校の夏休みの宿題って、どうしてあんなに多いのでしょうね?夏休みが短縮されるのなら、なおさら宿題を無くせばいいのに。自由研究とかは、やりたい子供が勝手にやればいいだけで、全員にやらせようとするのは間違っていると思います。

「ルービックキューブをどう解くかをポスター一枚にまとめたら自由研究になるよ」と娘に言いましたが「絶対にやらない」と断固拒否されました。近所の公園と上流の河原で石を拾い、その違いを比べる、という内容でポスターを作りました。小学館の岩石図鑑を参考に妻もいろいろアイデアを出して書いていましたが、小二にしては悪くない出来になったようです。

甲子園も終わりましたね。仙台育英の優勝、おめでとうございます。父が青森県出身なのもあり、東北地方には親近感を抱いていたので、感慨深いものがありました。父もその新聞記事を嬉しそうに私に見せてきましたね。

甲子園も夏休みも終わり、そろそろ灼熱の日々も多少は和らいでくれればと思います。旅行中は案の定、まるでキューブは廻せなかったので、これからリハビリを頑張ります。

posted by じゅうべい at 17:33| Comment(0) | 日記

2022年08月18日

J式ピラミンクスのV字作りについて

最近、ピラミンクスを V字→L4E で解く方が増えているようで嬉しいです。最近ではぺんすけさんも、ブログで『ちょっと賢いピラのセンターの揃え方』という記事を書かれましたね。

私は 2020年12月28日、その期のトリコンのピラミンクス皆勤を達成したのを最後に全然ピラミンクスを廻せていません。久しぶりに廻してみても全然廻せません。

J式ピラミンクスの V字作りについては以前書きました。もう二年以上前になるのですね。一部を以下に再掲します。

J式ピラミンクスの回転記号は以下の通りです。もちろん、廻すのは頂点ではなく、面に対して頂点寄りの部分です。
Pyra_notation.jpg
(WCA表記ならそれぞれ、n→B, e→R, w→L, t→U)
J式ピラミンクスは配色固定式 (color stable, CS) で、隅(頂点ではない三面体)の黄赤青が奥、黄青緑が右前、黄赤緑が左前、赤青緑が上にくるように持ちます。

状態の把握のための記号化については、まず下段の三隅については、奥→右→左の順に、そのままで向きが合っている、つまり黄が下を向いているのなら 0、時計廻しが必要なら +、反時計廻しが必要なら - としました。

次に青黄・赤黄がどこにいて、どういう向きを向いているかについて、以下のように番号を振りました。
V_edgeNo.jpg
奥面を上→右→左の時計周りの順に 1, 2, 3、前面を右→下→左の順に 4, 5, 6、です。向きは 0手もしくは 1手で位置が合う場合に向きが合うなら s (standard), 逆なら r (reverse) としました。上記スクランブルの場合は、青黄→青、赤黄→赤と略して、
青6r 赤3s となります。

位置 5 だけ例外で、前面に黄色が向いていれば青黄でも赤黄でも s になります。他は同じ位置でも青黄と赤黄とで s・r が逆になります。赤が 3 で下面に黄なら s、青が 3 で下面に黄なら r になります。

スクランブル例として、U L U R U L' R B' r' b' u' では以下のようになります。
trial#1top.jpgtrial#1base.jpg
右は上段を取り除いて、下面が上から見えるようにしたものです。

この場合は、奥右左++0 青6r赤3s、となります。V字を作る手順は e- w n e- w- (R' L B R' W') としていました。

毎週トリコンに参加していた当時は毎回 V字作りを記録していました。解き終わってからスクランブルし直して、向き・位置・V字手順を確認して Excel シートに記入していくのですが、我ながらマメというか、やや狂気ですね。

せっかくなので集計し直してみました。

PyraminxVbeta.jpg

400弱が集計できましたが、確認してみるといろいろ間違っていて、お恥ずかしい限りです。

理論上は奥右左の向きが 0, +, - の 3通りで、3x3x3 = 27、そのそれぞれに対して青位置が 6箇所、赤位置はそれを除く 5箇所、それぞれに表(standard)裏(reverse)があるので、6x2x5x2 = 120、掛け合わせて 3240通り。400通りはその八分の一以下でしかありませんが、一例として参考にしていただけるものがあるかもしれません。

ただ…、世間の方は n・n- (B, B') は廻しませんね。私も廻してみてとても廻しにくく感じました。これではスピードが出せなくても仕方がありません。トリコンでの単発自己ベストが 8.890, 平均自己ベストが 17.813 であるのも已むを得ません。

ただ、ピラミンクスの V字を読むのは大変で、でもその読み方について、そこそこ網羅した記事をネットで見つけたことは私はまだありません。

私の手順例は多少でもお役に立てるかもしれないので、ちょっと頑張って確認・修正した上で、手順リストの Excel ファイルを提示する予定です。今週〜来週はちょっと忙しいので、しばらくお待ちいただければと思います。

posted by じゅうべい at 12:42| Comment(0) | ピラミンクス