2022年07月29日

続けることは悪くない

…キツい一週間でした。月曜日は準備から実施までいつも通りの忙しさだったのですが、去年なら火水で楽に終えられていた(合間にワクチン接種にも行っていましたね)作業が、1.5倍にふくれあがった作業量のおかげで、木曜午後1時の時間制限にギリギリ間に合う状況でした。その後も昼食を食べる時間もないまま、炎天下で自転車 30分の距離で行き来して、汗だらだらの顔をタオルでぬぐいながら対応したり、様々に忙しい一日を過ごしました。

明日は東京で大会があるようですが、みなさん、楽しんで頑張ってくださいね。私はとても東京には行けませんが。私はまだ仕事の仕方に融通が利く方ではありますが、多くの社会人が、仕事が忙しくてキューブから離れてしまうのも分かる気がします。

トリコンがなかったら、もうキューブは廻していないでしょうね。3x3x3 は 2017年 後半期 第14節 を腸閉塞で入院して休んだとき以外は完全皆勤、今年の6周年は六面体にちなんだ周年として何かあるかもと思いましたが、普通にスルーされてちょっと残念でした。あの頃に比べると、今は多少は速く廻せるようになりましたね。

メガミンクススクエア1スキューブは競技が始まったときからの完全皆勤。メガミンクスとスクエア1は 2018年 前半期 第1節からで、スキューブは2018年 後半期 第24節からでした。スキューブはトリコンで採用されるのが分かって、慌てて取りあえずは解けるように準備したのを思い出します。消化器内科で内視鏡検査の受付の待ち時間に Rubik'skewb の上級編の 27アルゴリズム手順を書き出したものを見ながら廻していました。

そういえば初回、2016年 後半期 第1節 は、3x3x3, 4x4x4, 5x5x5, 2x2x2, 目隠し, 片手, 最少手数競技(FMC) しかなかったのですね。当時は他の競技に手を出す余裕はありませんでした。ピラミンクスの方がメガミンクスより早い、2017年 前半期 第25節から開催されていたのも今日知りましたね。

今週の残りも余裕があるわけではありませんが、月〜木よりは通常レベルに戻るはず。速さがない自分の唯一のよりどころのトリコン皆勤だけは続けようと、残り2日半で頑張ってみようと思います。

続けることって悪くないことだと思います。積み重ねは自分のよりどころになりますから。
posted by じゅうべい at 09:53| Comment(0) | 日記

2022年07月25日

Icosamate8:色合い

日曜日には奥さんと小二の娘と、東京ドーム3つぶんの面積の公園に行ってきました。天気は良かったのですが、さほど暑くもなく、風も吹いていて気持ちがいい感じでしたね。野球場一個分の面積に家族三人しかおらず、遊具の傍でさえ10家族ほどしかおらず、空いていて良かったです。昼食後に奥さんに車で送ってもらって娘とプールに行き、その間に奥さんは美容室へ。2時間プールにいると、娘の相手をしているだけでさほど泳いでいないのに充分に疲れました。

動画でバタ足について勉強してから娘に教えましたが、小さい子は飲み込みが早いですね。すぐに上手になりました。傍で泳いでいた小学四、五年の女の子達の水しぶきを上げまくりのバタ足よりよっぽど上手になり、きちんと教えてもらうことって重要だな、と思いました。…私も我流でなく、きちんと CFOP を手取り足取りの指導を受ければ違ったのかもしれません。いえ、これは自分で考えて勝手にやっているから、楽しみ続けられているようにも思いますね。

普通にしてると思った奥さんが夕飯を前にダウン、食べずに寝てしまいました。熱中症のようで夜半には調子は良くなっていたようですが、私と娘が公園で遊んでいる間は日陰に退避していて、お茶も飲んだりしていたのに、と驚きました。娘が無事だったのはその後プールで充分に体を冷やしたからでしょう。熱中症には本当に気をつけましょう。夏の日中に公園で遊んだ後はプールをお勧めします。

さて、Icosamate
Icosamate.JPG
ようやく完成しました。

一番原色に近い色達を上面にしたのが左、その反対隅が右の写真で、
IcosColor1.JPG IcosColor2.JPG
時計回りに 白,黄,濃赤,青,赤      /底も時計回りに 明橙,水色,濃橙,[女乃](ない:クリーム色),灰色、

この灰色は色弱の私が最も苦手とする色で、「実はちょっと緑っぽい?」とも思いましたが、この写真では R 139, G 148, B 145、と RGB 三原色の度合いがほぼ揃っているので、灰色と見なして良さそうです。

濃赤,赤,濃橙,明橙の 4色も勘弁ですね。正面から撮った写真ではないので、多少は違っていると思いますが、

濃赤:R 78, G 15, B 23/赤:R 192, G 39, B 34/濃橙:R 187, G 45, B 0/明橙:R 209, G 75, B 24

赤と橙の違いは、赤は G と B がほぼ一致している一方で、橙は G が R の 1/3 〜 1/4である一方、B が殆んどない、ということですね。

濃橙を”朱”とすると明橙を”橙”にでき、色の一文字表示がしやすくなるのでいいかもしれません。

側面については、上面 5色中、2色づつ入るように撮っていきました。

IcosColor3.JPG
青・濃赤に対する中段は左から順に R 243, G 182, B 224/R 131, G 228, B 197/R 192, G 145, B 199、すみません、本当に勘弁してください。

左から順に、紫っぽい灰色、シアンっぽい灰色、薄紫、なのでしょうか?左と中の二色が特にキツく、周辺色との兼ね合いでしか判断できませんでした。一方で、右は分かりやすい色ですね。RGB で比較したら左の紫っぽい灰色の値を全て同等に落としただけなのですが…。

IcosColor4.JPG
濃赤・黄に対する中段は左から順に 薄紫,黄緑(草色),薄白、でしょうか?順に、R 208, G 169, B 222/R 107, G 167, B 43/R 196, G 180, B 183、色を抽出しているソフトは PhotoShop ですが、写真によるだけでなく、同じ写真の同じステッカーでも色を抽出する位置のちょっとした違いでも数値は変わってくることでしょう。あくまで目安として見ていただきたいと思います。事実、薄紫の数値は一つ前の写真とだいぶ異なってしまっていますね。薄白は”オフホワイト”の和訳として使いましたが、象牙(アイボリー)となるともうちょっと黄味が強くなりますし、色合いとその名称は難しいものだと改めて思います。

IcosColor5.JPG
黄・白に対する中段は左から順に 薄白,鮮桃,青緑、でしょうか?順に、R 250, G 234, B 244/R 234, G 71, B 150/R 59, G 191, B 177、青緑のウィキペディアでの RGB 表記は R 0, G 144, B 168 なので、それよりは明るめの青緑ですね。

IcosColor6.JPG 
白・赤に対する中段は左から順に 青緑,濃青,緑、順に、R 86, G 229, B 209/R 80, G 58, B 184/R 48, G 168, B 71、メガミンクスでは黄緑の対面色は深緑でしたが、この緑はだいぶ明るめですね。

IcosColor7.JPG
赤・青に対する中段は左から順に 緑,青紫,紫っぽい灰色、順に、R 18, G 193, B 66/R 150, G 125, B 229/R 226, G 159, B 200、背景色が同じになるように補正をかけてから比較検討するべきなのでしょうけど、それをやるだけの能力も時間もありません。雰囲気だけでご寛恕いただければと思います。

ということで、このパズルの色を上?から順に左→右の順に示すと、

赤,青,濃赤(鉄錆?),黄,白

青に接する面から
薄灰紫(サフラン色?番紅花),薄灰青(白縹?,しろはなだ),薄紫,黄緑,薄白,鮮桃,青緑,濃青,緑,青紫,

下面は赤の対面色から上記と同じ並びの左から右に、橙,水,朱,[女乃](ない:クリーム色),灰

色が把握できると判断もしやすくなるように思います。色名と RGB 対応についてはサイト:色の名前と色見本 も参考になるかもしれません。

ちなみに同じ mf8 の二十面体パズル、Eitan's Startribox 製のステッカーが用意されており、色も分かりやすくなっているのですが、この Icosamate の色合いとはやや異なっていて、そのまま参考にすることができないのが残念です。

ピラミンクスのステッカーの大きさが同じようなので、もしかしたら流用して貼り直すかもしれません。そのときには薄灰紫と薄灰青がはっきり違う色にすると思います。銀とか銅とか金属光沢があるステッカーを貼ると識別が容易になるので、ぜひ使ってみたいですね。

posted by じゅうべい at 12:22| Comment(0) | 球・円柱・12面体以上

2022年07月20日

初心者向けルービックキューブおすすめ2022年

忙しくてマジで時間がないのですが、ふと”ルービックキューブ おすすめ 2022年”などで Google 検索をかけてしまったのが運の尽き、世の中ってこんななのですね。





まぁ、キリがないので上から4つだけに留めますが、まだまだ続きます。

私の経験からすると、キューブの話をして実際に廻してくれるのは 20人に一人、この 10年で 4人で、さらにスピードキューブを始めてみたのはそのうちの一人だけでした。実質、百人に一人、1%ですね。

日本の人口は 2021年10月1日現在で 1億2500万人、triboxコンテストで毎週の 3x3x3 参加者は約 300人、多めに見積もって 1億人に 500人しか「ルービックキューブを高速で解いて友達と速さを比べる」などということを日常的に楽しむ人はいないことになります。100万人に 5人、20万人に一人の計算となります。

間口は広めに採りましょう。野球だって、部活やチームに加入する子供は少なくても、キャッチボールくらいはしたことがある人は多数にのぼるでしょう。とはいえ、だからといって、お試しのためだけに 1万円のグローブを買ってもらえる子は少数でしょう。チームに参加し、「どうしても“普通”のグローブが欲しい。そうでないと仲間とうまくやっていけない」と親に頑張ってねだって、ようやくちょっと値が張るグローブを買ってもらえるものでしょう。

ならば、私が普通の初心者にお勧めするキューブは安さに特化した
となります。

驚異の 450円、残念ながら TORIBOストアで購入すると送料 600円がかかってしまいますが、それでも Amazon (それも併わせ買いで送料無料にできた場合)よりお安いです。

最新の廻しやすいキューブと比べると廻しやすさにかけるのは事実ですが、元4x4x4世界チャンピオンの大村周平さんはこのキューブでも10秒以下で解けています。初心者なら他のものと差を感じることはないでしょう。

QiYi は中国のメーカー(漢字の繁体字で奇藝)ですが、キューブ系パズルの世界トップは全て中国製、世界チャンピオンも中国製品を使っています。気にすることは全くありません。

純正ルービックキューブにこだわる方もいるのでしょうけど、ブランドロゴ以外に重要性はありません、と言ったら言い過ぎでしょうか?いえ、唯一の国産ブランドとしてキューブを売ってくれているのは本当にありがたいことと思います。

ちなみに、2x2x2 は 3x3x3 と同等の難度か、もしかしたら 3x3x3 より難しく感じられるかもしれません。少なくとも、私は初心者にはお勧めしません。それなら 3x3x1、スクランブルキューブをお勧めします。パズルとしては、日本人のパズルデザイナー、岡本勝彦さんの開発です。

QiYi QiHang(Sail と表記される場合もあります)よりもうちょっと廻しやすいものを、となったら
と言いたいところですが、残り1点なのが残念です。こちらは 1000円+送料 600円('22.7.20現在)ですが、磁石ありだと 1500円+送料 600円で Amazon と差がなくなります。

ちなみに視覚障碍者向けの出っ張り模様がついている商品としては YJ Blind Cube 3x3x3 がお安くてお勧めです。YJ は漢字では永駿で、こちらもキューブメーカーとして著名です。

高速で廻す動画を見たり、目隠しで解く動画を見て、「俺は(私は)絶対にスピードキューバーになる!」と意気込んだ人なら、最初からやや高価なキューブを買ってもいいかもしれませんが、それでもいきなり一万円を出す必要はないでしょう。

音が静かで評判の DaYan TengYun 3x3x3 M か、Cuber's Home RS3M 2020 Enhanced Stickerless なら、コンテストの上位陣も使っている品質にもかかわらず、相対的にお安くお勧めです。

ステッカー式はステッカーレスかについては、莫大量に練習をしていると(毎日 100回解く人が多数います)ステッカーはボロボロになってきてしまうので、最近はステッカーレスが好まれるようになりました。ただ、色合いが気になる方はステッカー式の方が、後から自分好みのステッカーを貼って色合い絵を変更できるので悪くないかもしれません。私は色弱なので、黄と橙、緑と赤が混ざらない配色が必要で、よくステッカーを買って貼り替えています。

あ、tribox ばかり紹介していますが、別に回し者ではありません。私がそこでばかり買っているだけです。他にもキューブ製品を取り扱う専門店はいくつか存在しているので、ご自分で探してみてもいいでしょう。日本国外に居住しているのなら、The Cubicle などの海外サイトも悪くないでしょう。

ちなみに、私が通勤の自転車の信号待ちで廻しているのは MoYu (魔域文化)の HuaLong (華龍)、以前のメインが QiYi サンダーボルト、現在 TORIBOコンテストに参加するときに使っているのが、GAN356 Air Master Version、当時としては気合いを入れて購入しましたね。

posted by じゅうべい at 14:59| Comment(0) | キューブ一般