冒頭だけ引用すると
「スポーツを離れて社会に出て良かったのは、スポーツを嫌っている人や、憎んでいる人、やっていたけど傷ついている人がこんなにいたのかと気付かされた事です。」
キューブ界もそうだったら恐ろしいですね。5ちゃんねるとか見ないようにしていますが、たまに見ると怖いなぁって思います。トリコンの参加者のツイートからはあまり恐ろしげなものは感じずにすんでいますが。
高校も大学も野球部に所属していましたが、弱小だったので恐ろしいことは経験せずにすみ、純粋にスポーツとして楽しめました。マンガ『ヒカルの碁』でピリピリとした恐ろしげな部活の描写を読んで、強豪校は怖いものなんだな、と思ったものでした。
真剣な人からしたら、緊張感を崩すような部員・参加者は、集中力を削ぐ者として排除したくなるのは分かります。そのような者に関わり合う時間が無ければ、もっと競技に集中して取り組めるのに、と思うものでしょう。
ただ、そこそこ真面目でまともな競技者なら、最上位レベルの人を邪魔しようとはしないでしょう。邪魔にならない範囲で、自分の水準に合わせて楽しみ、中級者に質問したり習ったりします。スポーツでも囲碁・将棋でも楽器演奏でも学術研究でも仕事でも同様でしょう。
その、上位者を邪魔する気のない初中級者を「目障りだ」と排除しようとする人は、やはり問題があるように感じます。その競技や分野について、世間の人が興味を持って裾野が広がることはとても重要なことですから。
他者との関わりにおいて、許容量を持っておおらかにできたら良いな、と思います。ストレスを抱えているといろいろ難しくはなりますが。
ちなみに、私が所属した大学の野球部は体育会でした。あの文化の全てを否定しようとは思いません。ああいう雰囲気を好む人は世の中にそこそこ充分の数だけいて、それらの人々を全て否定することもまた狭量につながると思います。部活の飲み会では酔いつぶされましたが、その後の対応は完璧で、継承していくべき対応だと感激したものでした。…上級生になったときには、酒が弱い後輩は飲み会の二次会では私の元に来ました。似た雰囲気はお互い分かるものですね。
どうか、できるだけ多くの人が心穏やかに過ごせますように。