せっかくなのでスクランブルしてみましょう。…2/17 に同様の記事を書いたのですが、2/21 に上書きして消してしまいました。
毎度のことになりますが、J式の回転記号は、2x2x2 部分については
反時計廻しは"-"を、180°回転は"2"を付加します。
辺回転については
3文字目は R'、h-- で廻せるようになりますね。d- ・q- は廻せないので(間違っていましたので、'22.3.2 に訂正しました)、d の真下を - して、q の右奥を -、と廻していきます。
後半になると数手に渡って辺を廻さないと面が廻せないこともでてきますが、あまりに回転制限がキツく感じられたら、そこでもうスクランブルは終了してしまっていい気がします。
最初の合わせ目まで廻すのが +/-、次の合わせ目まで廻すのが ++/-- 、時計方向に廻すのが +/++, 反時計方向に廻すのが -/--、となります。+ も - も付いていない場合は 180°回転となります。
さて、残念ながら csTimer には現在 Helicopter Cube のスクランブルはありますが、変形が組み込まれていません。さすがにちょっと寂しいですね。Helicopter Cube だけでなく、Clover Cube のスクランブルとしても物足りません。ましてや、Clover Cube Plus には…。
ですので、2x2x2 のスクランブルを流用することにしましょう。
たとえば、先々週のトリコンの 2x2x2、
その1: U' F' R' U R U' R2 U2 F R U'
を用いるのであれば、まず 2x2x2 の U'、J式で言えば t- を廻します。続いてその廻した面を上面なら奥から、側面(前面及び右面)なら上から、順にその回転方向と合わせて全周に渡って辺回転を行います。この場合は順に h-, c-, v- となります。最後の d- は回転制限で廻せないので無理しません。
続いて、2文字目は F'、そのままでは回転制限で廻せません。そこで、その前に廻した辺を逆順に回転制限が解除されるまで廻しますが、戻す方向でなく、進める方向に廻します。この場合は、v-、v-- でもいいのですが、v- で c が廻せるようになります。続いて c--、これで F' が廻せるようになります。廻した後はまた辺を廻していきますが、v は回転制限で廻せないので p-、あら、これも既に廻せませんね。諦めて、c の真下の辺を - 方向に廻してから p-、k も廻せないので無理せず、続いて q- を廻します。
3文字目は R'、h-- で廻せるようになりますね。d- ・q- は廻せないので(間違っていましたので、'22.3.2 に訂正しました)、d の真下を - して、q の右奥を -、と廻していきます。
後半になると数手に渡って辺を廻さないと面が廻せないこともでてきますが、あまりに回転制限がキツく感じられたら、そこでもうスクランブルは終了してしまっていい気がします。
先週、この記事を書いていたときには
別のアングルだと
などを発生してさせていたようです。すみません、詳細は覚えていません。
変形で回転制限がキツい状態はそれはそれで面白いのですが、隣接面の隣接面くらいから辺回転していけば成形はできてしまうので、最近は、多少変形が甘くなってもスクランブルの文字を最後まで廻すことを優先しています。
現在、15回の平均が14:59.87(14分59秒87)、最初の4回は 20分を切るのがやっとでしたが、その後は 12, 3分で廻せるようにはなってきました。
best/ao5/ao12 = 8:53.36/12:37.04/13:09.65
10分切りも2回達成しました。いえ、安定して 8分台で廻せそうには思うのですが、まだまだ甘いですね。上段の辺合わせと最後の葉合わせにまだまだ工夫の余地がありそうです。
工夫した手順の追加などはまた次回に。