2022年02月16日

Clover Cube Plus解法5:葉を全て揃えて完成

Clover Cube Plus、中国語で四葉草加強版
CloverCubePlus.JPG CloverCubePlusW333.JPG CloverCubePlus_ete-t-'.JPG CloverCubePlus_DminusVplus.JPG
の解法の続き、辺が全て揃ったら残すは葉の位置を合わせるだけです。

毎度のことになりますが、J式の回転記号は、2x2x2 部分については
CloverCubePlus_notationETS.jpgCloverCubePlus_notationWMB.jpg
反時計廻しは"-"を、180°回転は"2"を付加します。

辺回転については
CloverCubePlus_notationEdge.jpgCloverCubePlus_vPlus.JPG CloverCubePlus_vPP.JPG
最初の合わせ目まで廻すのが +/-、次の合わせ目まで廻すのが ++/-- 、時計方向に廻すのが +/++, 反時計方向に廻すのが -/--、となります。+ も - も付いていない場合は 180°回転となります。

CloverCubePlus_Edge.jpgCloverCubePlus_Petal.jpg
部位の名称については、左の着色部分を”辺”、右の着色部分を”葉”とします。

さて、その葉の位置合わせですが、v d v d で三葉 時計移動
CloverCubePlus_Leaf3CycleOCW'.jpg
d v d v で三葉 反時計移動
CloverCubePlus_Leaf3CycleCCW'.jpg
が簡単にできてしまいます。

これは強力で、2x2x2 回転も加えると、たとえば n- (d v d v) n で
CloverCubePlus_2SWAPup'.jpg
などという、疑似二点交換(実際は左上奥の上面も交換)も実現できてしまいます。4枚の葉が区別できないことによりますが、2x2x2 部分のない Clover Cube では多大な変形を繰り返して手間を掛けてようやくできる移動・交換が一発でできてしまうのはすごいことだと思います。すごすぎて、物足りなく感じる方もおられるかもしれませんね。

もちろん、Kemi さんが Helicopter Cube の解法で示してくださった手順も有用です。

iSwap 昇り:d+ p+ v d- p- v
CloverCubePlus_iSWAPup.jpg
iSwap 降り:c- q- v c+ q+ v
CloverCubePlus_iSWAPdown.jpg
cSwap:c- q- v c+ q+ d+ p+ v d- p-
CloverCubePlus_cSWAP.jpg
いろんな場面で活躍してくれます。

私の見つけた、二つ角出し→戻しの d+ v++ d- v-- d v++ d v--、
CloverCubePlus_jSWAP''.jpg
jSwap と名付けましょうか。これもそこそこ利用価値があります。これを v ( ) v で共役すると、
CloverCubePlus_jSWAP_v.jpg
前面と右面の葉の2点交換x2 が簡単に実現できます。実際には v d+ v++ d- v-- d v++ d v+ になりますね。

手順としてはこのくらいで充分と思います。Clover Cube Plus の解法動画、四葉草加強版 教學#3/3 や Clover Cube Plus Tutorial で様々な変形を介した手順が紹介されていますが、2x2x2 向き替え→3点移動で実現できてしまうものが多く、無理しなくていいように感じてしまいました。

もちろん、ここでも Sune (S=, w- t2 w t w- t w t2 / L' U2 L U L' U L、左奥以外の三隅を時計方向に捻ります)
OLL_S.jpg

anti Sune (aS=, e- t- e t- e- t2 e t2 / R' U' R U' R' U2 R、左奥以外の三隅を”反時計”方向に捻ります)
OLL_aS.jpg

は頻出手順となりますが、前二つを上面にあげたくなることもありますね。もちろん、隣隅

e n w- n- e- n w n- s- w- n w s w- n- w / R B L' B' R' B L B' F' L' B L F L' B' L

が廻せればなんの問題もありませんが、廻しにくい 16手手順で、途中で切り替わる 8・9手目の n- s- はよほど慣れないと廻しにくいでしょう。

たいていの場合は葉の移動を終えたらその隅向き替えは戻すので、

n2 w- (n- t- n t)^2 w n2

が分かりやすいように思います。w- (n- t- n t)^2 w が S上げ(手前上げ)の Pi(Π)向き替えで、向きを変えたくない奥面は n2 で共役することで逃がしておきます。葉の移動を終えたら

n2 e- (s- t- s t)^2 e n2

の n2 共役の Pi N上げで戻せば問題ありません。手数は 12 に減りますし、n2 共役後の最初の三手は反時計方向、初手の連続側面を二手目で廻し、その次は必ず上面、と覚えやすいのもお得です。

これでもうたいていの状況は解けてしまうと思います。たとえば、一隅三葉時計回転、
CloverCubePlus_3propellerOCW.jpg
などはだいぶ面倒くさい状況ではありますが、

v jSwap v  / d v d v / n- (d v d v) n / y e2 aS= e2 y- / n- (d v d v) n / y e2 S= e2 y- / n- (v d v d) n
(手順の一区切りごとに "/" を入れました)

で実現できます。変形は最初の jSwap だけ。あとは向きを確認しながら、目的の三色以外が絡まないように注意しながら、向き替えと三点移動を繰り返しているだけです。あ、最後だけ v d v d と三点移動の方向が逆になっているのでお気をつけください。

あとはどう移動を組み合わせるかだけでしょう。ぜひお楽しみください。

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posted by じゅうべい at 15:09| Comment(0) | 立方体と曲線