の解法の続き、立方体に戻せたら、次は一面を揃えましょう。私は他のパズル同様、まず青面を揃えます。
毎度のことになりますが、J式の回転記号は、2x2x2 部分については
反時計廻しは"-"を、180°回転は"2"を付加します。
辺回転については
さて、一面を揃える場合、この Clover Cube Plus(四葉草加強版)ではまずは辺から揃えていきます。辺さえ揃ってしまえば、Clover Cube(四葉草)として解くことができてしまうからです。つまりはその辺合わせが大変であり、醍醐味とも言えます。
最初の合わせ目まで廻すのが +/-、次の合わせ目まで廻すのが ++/-- 、時計方向に廻すのが +/++, 反時計方向に廻すのが -/--、となります。+ も - も付いていない場合は 180°回転となります。
また、
こちらを”辺”、
こちらを”花”と呼ぶことにします。花は花びら一枚一枚が花弁 (petal), 全部合わさって花冠 (corolla) だそうですが、一文字で分かりやすく表記できる漢字としてはいいものが見当たりませんでした。また中国語ではこのパズルは四葉草なので、”葉”でいいかとも思いましたが、色鮮やかでちょっとイメージが違いますし、気がついたら”花”に慣れてしまっていたようです。”ハ”1音が呼びにくいのもありました。ここでは”花”とさせてください。
2/10追記:…その後、やっぱり”葉”がいいように思えました。すみません。次回からは”葉”で統一します。
さて、一面を揃える場合、この Clover Cube Plus(四葉草加強版)ではまずは辺から揃えていきます。辺さえ揃ってしまえば、Clover Cube(四葉草)として解くことができてしまうからです。つまりはその辺合わせが大変であり、醍醐味とも言えます。
花を気にしなくていいのなら、赤青辺または橙青辺を合わせることはそんなに難しくはないでしょう。その対辺、最初に赤青辺なら続いて橙青辺、などもどうにかできると思います。もちろん、黄青・黄白から始めても問題ありません。既に何かの組み合わせが揃っている場合はそちらを優先していって良いでしょう。
対辺が揃っているところで、残りの辺を入れていくときには前回お話ししたように注意が必要です。対面交換した形でも完成させられますが、まずは普通に揃えることを心がけましょう。上面を青で揃えていくなら、黄を前面に入れる場合は揃えた橙青辺が右に来るようにします。
このように辺を左列に入れたい場合は、k w k w-、よけて、迎えに行って、嵌めて、戻す。島内先生の S式の基本、出迎え法ですね。
辺を右列に入れる場合は、k e- k e、これも、よけて、迎えに行って、嵌めて、戻す、出迎え法に変わりはありません。
辺が揃ったらそれを底面になるように持ち替えて花を入れていきます。それぞれに特に違いはありません。他のパズルにあったように、内部着色版があった場合は、内部色も合わさなければならないかもしれませんが、私が持っている物は内部は黒一色なので気にせずに済んでいます。
この場合は、d q k で入りました。上段を t・t- などで位置を調節したり、スーネ(S=, w- t2 w t w- t w t2)・アンチスーネ(aS=, e- t- e t- e- t2 e t2)などで向きを替えたりして、準備してから下段→底面に入れていきましょう。最後の入れ方も k でなく、d の真下(k の右隣)の辺を廻して入れても全く問題ありません。
底面一面を揃えるのはそんなに大変ではないと思います。下段側面も同様に揃えていけますが、それはまた次回に。