知り合いがライブ配信をするというので、PassMarket でチケットを購入しようとしたら ID が通りません。確認も変更もできず、新規登録しようとしたら”携帯電話の番号を入力してください。携帯電話がない場合の対応は中止しました。”とのことでした。高齢者はいざ知らず、顧客となるような年代への携帯電話の普及は完成した、ということでしょうか?今後、PassMarket と Yahoo!Japan 関連のイベントは諦めることにし(Google アカウントも同様ですね)、知り合いには謝罪のメールを出しました。まぁ本当は、生で聴くのが一番ですね。
それはさておき、先週の TORIBOコンテスト のスキューブでは、またまたすごいスクランブルがでました。
その3:R B U L U R B' U L U' L
私は日本配色(世界配色とは黄⇔青交換)なのでご容赦を。
J式スキューブの回転記号を再掲しておきます。反時計回りでは各記号に"–"が付加されます。
さて、上記スクランブルのままでは分かりにくいので、y x2 で持ち替えて、私が解いた青底にしてみると、
e- で右、n- で奥、s で前が順に入り、さらに上板(白)が上に上がります。つまり、
時計平、m- s m s- e- g e g- で完成です。
インスペクションで読んで驚きました。前が橙隅に赤面まで読み、あとは読み違えたようで、十字平を廻してしまい、確認してもう一度、時計平を廻して完成させましたが、それでもその日で二番目に速いタイムでした。
このスクランブルの恐ろしいところは黄底でも廻しやすく、スクランブルから x y2 で
左奥底揃いなので、こちらを選ぶ方が多かったでしょう。右は定石通り s- e- で入れ、するとそのまま s で前も入ります。黄の対面色の緑は左奥から動きませんが、
いやいやいや、これなら私でも x y 持ち替えして時計平、m- s m s- e- g e g- で完成させます。
さらに白底でも、スクランブルから z- y- 持ち替えして、n- で奥、e- で右、s で前が入り、青板も上がって、y 持ち替えで反時計平、g e- g- e s m- s- m で完成、素晴らしいですね。
さすがに緑底は、z 持ち替えから、 e で右、n で奥、前反時計E上げ、s- w s- w- s から時計PiW上げ、s- e n (e s e s) n、ややお得さに欠けますが、最後の面移動が持ち替えなしで見やすい隅・面となっているので、これでも充分速く廻せたことでしょう。
橙底はやや読みにくく、スクランブルから y x 持ち替え
から g n g で左右と底が揃うのは定石として、s で前が入るので y2 持ち替えして、s で持ち替え後の前を入れて s e- s- e で赤板を上に上げ(板W上げは廻しにくいので)、
時計SE上げ、e g- (e s e- s-) e- g で完成、途中で持ち替えたのが生きていますね。充分廻しやすいようにも感じますが、青,黄,白底ほどのお得さは感じられません。
赤底はスクランブルからそのまま廻せますが、n で奥、w で左、e s- e- で右を入れ、前反時計W上げ、と思ったら縦交換が発生しました。
しまった、と思うのですが、冷静に縦交換上板 e- s- e n- w s- w- を廻すとなんと PiS上げ、(e- s e s-)^2 で完成、冷静に見返してみると、下が左右、上が前奥の交換のみで、異様な揃い具合を見せていますね。
順序を変えて、w で左、n で奥、e s- e- で右を入れ、とすると前も入るのですが、
縦交換上板 e- s- e n- w s- w- のあと、y2 持ち替えして反時計PiW上げ、e s- g- e- s- g- s- g-、手数は減るものの、持ち替えがあるぶん判断がしにくいかもしれません。
スキューブは一つのスクランブルでいろいろ楽しめますね。FMC (最少手数競技)のようなものかもしれませんが、3x3x3 だと考えることが膨大になるので、私には太刀打ちができないでいるところです。