先週の TORIBO コンテスト(通称:トリコン)のスクエア1の第3試技で凧−凧が発生しました。
(0,-4) / (3,0) / (1,1) / (6,0) / (-1,-4) / (0,-5) / (-3,0) / (-2,-3) / (4,0) / (0,-4) / (0,-4) / (2,-5) / (0,-1) /
トリコンは 2016年の後半期から始まっていますが、スクエア1が開催されたのは 2018年の年明けから。先週が 2021年後半期第15週なので、3年x52週+2021年前半期26週+15週で合計 197回開催されています。毎回 5試技が行われるので、197x5 = (200–3)x5 = 1000–15 = 985試技が行われたことになります。私の記録が正しければ、記録できた 982試技中(どの 3試技を記録し損なったか、確認していません)、凧−凧はなんと二回目。極めて珍しいと言えるでしょう。
ちなみに花びらとの組み合わせは稀少なものが多く、花−電球
はまだゼロ回です。
一方で、楓−樽欠
と 矢印−樽欠
はどちらも 50回と高頻度で発生しています。これらの成形は覚えて置いた方がお得かもしれません。
ともあれ、稀少な凧−凧、みなさんもさぞ好タイムを叩きだしていたことでしょう、と思いきや、必ずしもそうでもありませんでした。私も、この週のタイムではむしろ第4試技の 矢印−扇
の方が好結果を出したりしていました。成形の第4層なのに、不思議なものですね。
私は最近いろいろと解き方を工夫しているところですが、あまり良い結果を導けておらず、「やっぱり成形を速く廻せるようになるしかないのか」とやや絶望的な気分にいたのですが、成形が多少深くても速く廻せることがあるのなら、まだまだ工夫の余地があるはず、とちょっとホッとしたところです。
ちなみに、この凧−凧のスクランブルを私は (-3, 0) / で成形を完成させ、(0, 5) / (0, 3) / (3, 0) / で隅向きを合わせ、2, 0 から隅移動手順、上右下対角、
/ (0, -3) / (0, 3) / (0, -3) / (0, 3) /
そこから (3, 3) して 辺向き替え手順 の右↓前↑、
(3, 0) / (-3, 0) / (0, 5) / (0, -5) / (3, 0) / (0, 5) / (-3, -5)
(初手は実質 (6, 3) / )
あとは (3, 1) から辺移動手順の 上NE (L-perm)
(3, 0) / (-3, 0) / (0, 3) / (0, -3) / (0, 3) / (2, 0) / (0, 2) / (-2, 0) / (4, 0) / (0, -2) / (0, 2) / (-1, 4) / (0, -3) / (-3, 3)
の末尾、(-1, 4) / (0, -3) / (-3, 3) を (-1, 4) / (0, 3) / (0, 6) / (-3, -3) に変えて、中段合わせを組み込んで完成です。
手順を廻す前に、中段が揃っていることに気付けば、またこの手順が中段の向きを替えていることを知っていれば、意識して廻せると思いますが、最後に気付いて合わせるのでも問題ないでしょう。
いえ、廻し直してみて、廻しやすかったと思います。寝不足で第1試技・第2試技がボロボロだった第3試技、廻しやすくて救われましたが、ミスを連発して泣きそうになりながら廻していました。
あ、世間ではこの上NE、パリティーと呼んでいるんでしたっけ?私にとっては単なる辺移動手順の一つで、頻出する分、毎回たくさん廻して練習するので、現時点では来てくれたらむしろラッキー手順になっています。いえ、辺移動手順の中では、長手順といえどもむしろ廻しやすい手順の気がしています。
むしろ上縦(I-perm)
の方が現時点ではキツく、よく崩壊を起こしていて修行しているところです。
結局は、どのパズルも廻し慣れするしかないと言うことかもしれませんね。