前回の記事を書きながら、私の隅平行手順、
PLL で言えば E の手順は世間からするとだいぶ異常だろうなぁ、と思いました。その昔、佐島 優さんがブログ”さじーぽーたる”にて、”好きな PLL ランキング"で「・消えてほしい E」と書いておられたのを思い出します。
Cube Voyage では
x' R U' R' D R U R' D' R U R' D R U' R' D'
(U) x U R' U' L U R U' R'w F R F' Rw U R' U' R'w
(U) R2 U R' U' y R U R' U' R U R' U' R U R' y' R U' R2
R U R' U R' U' R F' R U R' U' R' F R2 U' R2 U R U'
が紹介されていますね。ここからなら、私は手順中の持ち替えが嫌いなのと下面を廻るのが嫌いなので、一番下のものを選ぶと思いますが、…後半が嫌ですね。最後の R2 U' R2 U R U' あたりが廻しにくそうです。
島内先生の本には残念ながら向き替えなしの隅平行互換の手順は載っていませんでした。David Singmaster もその手順の開発の必要性を認めなかったのでしょう。引用されているのは向き替えがある移動だけでした。
L R B R' - F R B' - L' R' B - L F' - L' B'
R B' R' F R B R' F2 L' B L F L' B' L
などが掲載されています。14〜5手で短めですね。
私の手順はおそらく今はなき Cube's net の手順ではないかと思われます。
R L F L' B L F' R' L' F R B' R' F'
PLANET PUZZLE の上段のものと似ていますね。それをアレンジされたのかもしれません。
これを私は、
R 右手 L 左手 F 左薬指 L' 左手 B 右人差し指 L 左手 F' 右薬指 R' 右手 L' 左手 F 左薬指 R 右手 B' 左人差し指 R' 右手 F' 右薬指
で廻します。
スポーツを含めて、グリップの深い浅いは個人差があるようです。私はどうしてもグリップが深めで、背面 (B, B') は廻しやすいのですが、前面 (F, F') を廻すのが苦手です。そういえば、以前ミュージックステーションにラルクアンシエルが出演したときに、タモリのマイクの持ち方が握りが浅いことを真似していたことを思い出します。
それもあってか、F, F' は様々な廻し方をしています。極端なのが CLL の T1(PLL E の奥二つの上面色が側面を向いている場合)で、
F2 L2 F' U R U' R' F L2 F2
の最初の F2 は右手の薬指→小指のミハエルダブルトリガーで廻します。最後の F2 はさすがに x 気味に傾けて 右手の人差し指→中指で廻しますが。
そんなことをしているから遅いんだと言われそうですね。精進します。ただ、こんな変な廻し方もなくはない、と参考にしていただけたら幸いです。