2021年09月07日

スキューブ、またすごいスクランブルが

先週の TORIBOコンテストスキューブでは、またすごいスクランブルが連発されました。

まずその1:B U B U B' U L' U' L' U' B'
SkTrial21L09_1aF.jpgSkTrial21L09_1aH.jpg
z y 持ち替えしたらこんな感じに。右はいつも通り、前から透過した背面の配色です。日本配色なので、世界配色の方は黄と青を読み替えてください。

私は青底の色固定、世間では CS (color stable) ではなく、CF (color fixed) なのでしょうか?多少のことでは変えませんが、さすがにこれは赤底で解きました。これが最速の方も多かったようですが…、解きやすすぎるといろいろ嵌まるものですね。

J式スキューブの回転記号を再掲しておきます。反時計回りでは各記号に"–"が付加されます。
Skewb_rotation.jpg

上記スクランブルでは、n– で奥が、続いて s– で前が入ります。上板に上げるのが橙であることに注意して、w s– w– s でそれも上に上がります。もちろん、s– w s w– で上げても構いません。構いませんが…。

SkTrial21L09_1bF.jpgSkTrial21L09_1bH.jpg
上級者は左背面 (W面)の緑と右前面 (E面) の黄(世界配色なら青)が揃ってしまうところまで読めてしまいそうですね。実は対隅、e (n– g– n g) e– (s g s– g–) のあと、z- 持ち替えして(上面緑、左背面赤)、反時計平、g e– g– e s m– s– m で完成します。

これがとっさに判断できれば違うのでしょうけど、私には無理でした。私は橙を w s– w– s でS面から上に上げて
SkTrial21L09_1cF.jpgSkTrial21L09_1cH.jpg
十字Pi上げですね。持ち替え不要で、e g n g– e s e s で完成します。

実はこちらの方が手数が少ないですね。最初の 2手の後、上記は 10+8 = 18手、こちらは 4+8 = 12手、ただ、色がいろいろ混じっているこちらの方が判断に時間を喰いそうです。私も、赤底は殆んど廻したことがないので、考え込んでしまってもったいないことをしました。

その2: B L U' L' B' U' R' U' R' U' R

y2 持ち替えで、
SkTrial21L09_2aF'.jpgSkTrial21L09_2aH.jpg
黄底(世界配色なら青底)で、e– 1手で三隅が揃います。もちろん x- y- 持ち替えで緑底にして頂いても構いません。だいたい同様に結果になりました。

1手で三隅が揃うのなら、次の手順も読めますね。前時計上板 s (n w– n– w) s– で前隅と上板も揃います。このとき、板については 2020年4月21日にもあるように、他の面が下記のように動きます。前時計と前反時計、どちらも同様です。

wMidC_uN.jpgwMidC_FCor_RoofT.jpg
左から順に、前隅が揃っている場合,上板,
wMidC_FCor_uE.jpgwMidC_FCor_uN.jpgwMidC_FCor_uW.jpgwMidC_FCor_uS.jpg
左から順に、板E上げ,N上げ,W上げ,S上げ

上隅については、2021年6月17日に書いていましたが、前時計上板は間違っていたのでお詫びして訂正します。

まずは、前隅 時計廻しから。  
UCorner_FOT'.jpgUCorner_FOE.jpgUCorner_FON.jpgUCorner_FOW.jpgUCorner_FOS.jpg
左から順に、上板,板E上げ,N上げ,W上げ,S上げ、です。

前隅 反時計廻しでは、
UCorner_FCT.jpgUCorner_FCE.jpgUCorner_FCN.jpgUCorner_FCW.jpgUCorner_FCS.jpg
これも同様に左から順に、上板,板E上げ,N上げ,W上げ,S上げ、です。

上隅については隣接二隅を読めば残りも判断できます。上板は緑なので、初手 e– で前上隅と左上隅が上を向きますが、この二隅が前時計上板手順で、前上は左前面に、左上は左背面を向きます。Pi上げですね。

左前面の青板が左背面に移動して下隅と合うので、持ち替えなしで廻せることが分かります。

左前面の下は赤、ここに左背面から橙板がやってきます。つまり中段の板移動方向は時計移動となります。
SkTrial21L09_2bF.jpgSkTrial21L09_2bH.jpg
よって、時計PiW上げ、s– e n  (e s e s) n–、で完成です。

これはさすがに読んでみました。読み切れると思います。ただ私は、左上隅の回転方向を勘違いしていたので、時計PiS上げを廻してしまい、対隅追加になってしまいました。まぁ、間違いに気付く、良いきっかけになって良かったと思うことにします。

このその2は目立たない結果になっていました。その3・その5が最速の方が多かったので、そちらについても紹介したいと思いますが、それはまた次回に。

続きを読む
posted by じゅうべい at 13:46| Comment(0) | スキューブ