の復旧”不可”状態の一隅向き替え、ついに方法が分かりました。
以下の、J式スキューブの回転記号、
で、e と w、もしかしたら奥下の a も多少廻した方がいいかもしれません、まとも?な四隅ズラしは隅を一面替える 120°回転の半分、60°廻します。そのとき、面の歯車は 1歯、45°廻ります。その半分、面の歯車なら歯と歯の間、0.5歯、隅の回転量で言えばそこから少し戻すくらい、45°くらいでしょうか?その時点でおかしい気もしますが、廻します。
この写真では e, w, a 隅を時計回りに廻しています。ですので、前下隅も m の時計廻しします。
前下隅が廻りきるラスト1歯くらいまできたところで e, w, a 隅を戻す方向に廻すことでアシストしながら前下隅を廻しきります。最後、カチッとした、ズレた手応えが感じられたら成功しています。そうでない場合は戻してやり直してください。
ご覧ください。m 回転で前上・右下・左下の三つの小三角の位置はきちんと隅に収まりました。120°回転です。ですので、前下隅は面が底面を向かず、斜めを向くはずなのにきっちり収まってしまっています。
きちんと m- 回転で戻すと小三角も稜も合っているのに前下隅だけズレている状態となりました。
カチッと言う直前の状況を拡大してみました。コアの隙間が広がっているのが分かるでしょうか?ちょっと難しいですね。申し訳ありません。
ということで、前下隅を反時計60°捻りしたかったら、e, w, a 隅を時計回りに少しズラして前下隅を時計回りに m 回転しながら、最後に e, w, a 隅を戻しながらアシストすることで実現できます。時計廻ししたかったら残りの三隅は反時計回りに少しズラして前下隅を m- の反時計方向に回しながら最後にアシストします。
逆に言えば、油断して e w- e- w m なんて廻していたら日常的にこの一隅捻りは発生しておかしくありません。というか、私も説明用に手順を再確認している最中に発生させました。本当にちょっとしたことで起こります。
一隅捻りが発生してしまって、上記手順をうまく実行できない場合は、あきらめて隅歯車を抜いて差し戻しましょう。壊してしまったり、動かせなくなって捨てられてしまうのはちょっと惜しいパズルだと思います。