傀儡魔方1号 Cubing Classroom Puppet One
の小さい四角(以下、”小角”とします)移動について、傀儡魔方[復の右]原教程で紹介されている手順以外に、やはり動画 MoYu Puppet Cube V1 Tutorial | English Language の手順も便利そうなので整理しているところです。この動画、オリジナルはロシア語ですね。もちろん視聴していませんが、ロシア語の方が堪能な方はぜひどうぞ。
この小角の表現は難しく、傀儡魔方[復の右]原教程が 3x3x3 に相当させて示しているのもよく分かります。せっかくなので透視図的に描いてみましたが
全然分かりません。
外側を削って小角だけにしてみたら、
やっぱり分からないような、多少は分かるような…。

前面の2つの小角の平行の位置、小角2つぶん奥に同様に小角が2つ眠っている感じです。前面の左上の小角の奥は右面の右上の小角の平行の奥に位置していて、前面の右下の小角の奥は上面の右奥の小角の奥に位置しています。
つまり表面に見える 2 x 3面 = 6個の小角の他に奥に 3つの小角が眠っています。いえ、奥にいるのはたったの 3つと言えるかもしれません。もっと複雑にも感じていました。
手順の基本は、傀儡魔方[復の右]原教程でも紹介されているように、この前面小角の奥との平行交換です。
毎度のことになりますが、配置は 傀儡魔方[復の右]原教程 同様に、小角3つが見える向き、上の写真左の向きを基本にします。
回転記号は以下の J式を用い、括弧書きか "/" のあとに WCA表記を併記しようと思います。
実際に廻しているときには単層廻しと二層廻しの違いを意識しませんが、「なんでこうなるの?」というのを 3x3x3 を廻してみて確認するためには、違いを表記するのが正しいと思います。
小角平行:前
回転記号は以下の J式を用い、括弧書きか "/" のあとに WCA表記を併記しようと思います。
いつも通りではありますが、そのままなら時計廻しに 90°回転、反時計90°廻しは t- のように "-" を(本来は右肩付き)で、180°回転は t2 のように "2" を(これまた本来は右肩付き)で添えることで示します。面を示す場合は大文字で表記します。
実際に廻しているときには単層廻しと二層廻しの違いを意識しませんが、「なんでこうなるの?」というのを 3x3x3 を廻してみて確認するためには、違いを表記するのが正しいと思います。
小角平行:前
t& e t&- (t&- e&-)^3 e&- t e& / Uw R Uw' (Uw' Rw')x3 Rw' U Rw
カッコの前後で手順の重複がありますが、180°回転と思うよりは同じ手順を3回廻すと考えた方が分かりやすい気がしています。正時計→正時計→反時計→(反時計&反時計)x3 →反時計→正時計→正時計、ととても覚えやすい手順です。
この手順を 2回廻すとなんと前面の小角2つの向きが反転します。4回廻すと元に戻ります。他の小角に一切影響を与えないのも素晴らしく、非常に有用です。
今日はちょっと時間がないのでこの辺で。