台風10号の影響はいかがだったでしょうか?特に被害が無かったことをお祈りします。
Skewb Diamond
の次は Face Turn Octahedron だ、
と意気込んだのですが…、ちょっと難しいですね。まだいろいろ勉強中です。多少なりとも纏められるのはまだまだ先になりそうなので、今回は軽く紹介まで。
パズルは tribox で購入可能です。LanLan製以外にも Maru製 があるようですが、この The Cubicle 以外では”現在お取り扱いしておりません”ばかりです。LanLan製に比べると廻しにくいと言う人もいて、無理して Maru製を購入する必要はなさそうです。
解法サイトとしては Kemi さんのサイト と Jaap氏のサイト くらいしか見つけられていません。魔術方塊 は頁(ページ)は用意してあるものの、Rex Cube や Master Skewb の解法を応用して解ける、程度のことしか載せていないのでちょっと残念でした。
私としては、一面だけインナーを揃えてから隅を全て合わせ、三点交換を繰り返して、インナー→エッジで揃えていくのが、そこそこ労力が少なめか、と思っていたのですが…。
解法動画を YouTube でいろいろ見つけて驚きました。海外では Face-Turning Octahedron、と ing が付加される表記が多いようなので、検索されるときにはご注意を。頭字語として FTO という表記もよく見かけます。csTimer の分類メニューの下の方にある Other での表記も "FTO (Face-turning Octahedron)" になっていますね。
その解法動画のうち、benpuzzles という人(プロフィールは見つけられませんでした。題字はギリシャ文字表記もありましたが…)が 単発 18.77秒 を出しているものがありました。信じられません。二回解いて 1分を切る、というのもあるようで、とにもかくにも信じられない世界です。解法が整えられて、解くことに慣れたら 4x4x4 と同じくらいのタイムで解ける、という感じのようです。私は、ミス無く解けたら 9分くらい、今年 4x4x4 を再開してしばらくは 8〜9分を連発していたので、そんなものかもしれません。
私は動画を見てもまるで理解できないので(学校でも、授業を聞いても分からず、読んでどうにかしていました)、動画しかないようであれば諦めていたのですが、benpuzzles の人の文書(FOT Notes) が Google Drive に用意されているのを見つけました。私はまだまだ勉強中で、把握に時間が掛かりそうなので、興味がある方は是非ご覧ください。
回転記号についてはご注意を。benpuzzles の人が FTO Notes で示したものが、おそらく世界で一般的な回転記号となっていそうで、将来的にこの FTO が WCA の正式種目に採用されたときにもそれがスクランブル記号として用いられることでしょう。ただ、それは Kemi さんのサイト で用いられている、感覚として受け入れやすい回転記号とは異なっています。R, L が一致しているだけにやっかいで、Kemi さん→FOT Notes の順で示すと、F→U, U→B, B→BR となっています。普通、 D面と思われるところが F、B面と思われるところが D なので混乱を来します。持ち方の問題とも思いますが、下面は机の上面と接するように持つ方が自然に感じられます。
J式解法の構築にはしばらく掛かりそうです。気長にお待ちいただければと思います。