tribox コンテスト は長らく 333, スクエア1, メガミンクス, スキューブのみ参加してきました。スクエア1, メガミンクス, スキューブに参加するのに 222 も 444 も参加しない人は稀だと思います。また、その三種目に参加するのに、ピラミンクスを嗜まない人も稀でしょう。
ピラミンクスをまるでやらなかったのは”頂点の小片の回転にパズル性がなくて無駄”などと思ったのもありますが、それはおそらくただの言い訳でしょう。数々の解法サイトを見てもまるで理解できなかったのです。
参考にしようと見て見たサイトは、立方体の迷宮、高松唱司氏の pdf、kemi さんのサイト、Jaap氏のサイト、Cube Voyage で紹介されている3サイト、Top first method、東京大学ルービックキューブサークル、ピラミンクスの書、動画を見るのは環境として難しかったり、能力に欠ける(授業は聞いても頭に入らず、授業中に自習していたタイプです)のですが、Beginner's Polish V の動画 も見てみました。最近は入手困難になっていますが、Oka method の岡さんの pdf も以前にダウンロードしていたので、繰り返しチャレンジして読み直してみました。
結論、全滅です。何を見ても理解できません。よほど頭が悪いのでしょう。
スピードは追及できなくても立方体の迷宮の手順が一番理解できそうか、と思っていたのですが、ついに L4E にたどり着きました。Speed Solving.com Wiki で紹介されていたものです。
Polish V もしくは Beginner's Polish V の派生系なんだろうな、と思いました。そこで、改めて Yuuki さんの動画を見てみましたが、やっぱりまるで分かりませんでした。動画を見て理解できる人が羨ましいです。"Pyraminx Polish V" で検索して見つけた 東北大学のサイトもやっぱり分かりませんでした。いえ、サイトが悪いのではありません。私の頭が悪いのです。フランス語のサイト も見つけましたが、翻訳は Google先生にお願いしてどうにかなっても、内容が理解できないことに変わりはありません。
ということで、J式ピラミンクスは多分 Polish V っぽい我流です。二層回しはできないので(空間配置が変わって理解できなくなります)、WCAのスクランブル記号通りに廻しますが、表記は相変わらず S式・J式の方位システムで括弧内に WCA表記を併記します。
R→e (east), B→n (north), L→w (west), U→t (top)、です。時計廻しは記号のみ、反時計廻しは ' (プライム)の代わりに "-" (本来は右肩付き)を付けます。
Michael Z. R. Gottlieb さんの L4E は下面(WCAのスクランブル規定によると黄、私も珍しく青クロスにこだわりませんでした)の V字を揃えたあとの手順を 95種類(96通り − 完成形)用意してくれていますが、上段合わせ(3x3x3 などで言うところの adjust U face (AUF) に相当)で 37手順までに減らせました。OLL(57手順)とPLL(21手順)の中間の量ですね。これなら充分覚えられるでしょう。