前回の記事で、青の完全一面を黒(世界配色での白に相当)前・赤右で作ったあと、青面を下に持っていくとしましたが、前が黒・右が赤のままだったので入れ替えて修正しました。失礼しました。
さて、その
状態から
を作る手順についてなのですが、慣れてしまえば入れる予定の二面体を側面の中心体の色と合わせて、
または
と入れてしまえばいいのですが…。これが分からない人には分かりません。
「最初、入れるヤツの横の色を横の中心の色と合わせて、入れたいところから遠ざかるように廻して、入れるところも今ずらしたものから遠ざかるように廻して、最初に廻したのを元に戻して、次に廻したのも戻して…」
このくらいで混乱してくれます。実演付きでも難しい。
「最初に、入れるヤツの横の色を横の中心の色と合わせて、入れたいところから遠ざかるように廻して、それが反時計廻しだったら、反時計→反時計→時計→時計、あとは時計→時計→反時計→反時計、って廻していく」
これが世に言う”手順の丸暗記”ですね。興味が失われてしまいます。せっかくルービックキューブを手に取ってくれているというのに…。
最後の 3手順なら理解してくれる気がします。
または
辺と隅が連結した、F2L (first 2 layers) でいうところの "I"(おそらく命名者はこの形状から "I" と名づけたのでしょう)を入れるところなら、かなりの人が理解してくれると思います。
ニ層めが完成させられるくらいまで廻してくれたら、だいぶ慣れてくれると思います。それまでは丁寧に、丁寧に教えたほうが良いのでしょう。
そこで
から
を作り出すために、一手間加えようと思います。それについてはまた次回に。