2020年05月22日

初心者向け333解法3:まずは移動に慣れる

カレンダーキューブではなく、普通のルービックキューブ (3x3x3) を慣れてない人が完成させようとするとき、「一面は揃えられるんですけど…」と言うので見せてもらうと、側面がまるで合っていないことがよくあります。

いえ、一面を揃えようとしている時点で、ツクダ式や 1980年代に一世を風靡した神楽坂式 (コーナーファースト紹介サイトとしてはここも)で解こうとしているのではないようなので、普通に LBL式(layer by layer、下層から上層へと順に揃えていく方式)を教えていいと思います。

…コーナーファーストで 10秒を切る、という人の話を聞いたことがありますが、CFOP (cross, F2L, OLL, PLL と LBL で揃えていく方式)の CF をコーナーファーストの略と勘違いしている人もいるようなので注意が必要です。Roux method は縦回転にした神楽坂式(中段を最後に揃える)の変形?いえ、その辺は考え出したらキリがありませんね。

それはさておき、ルービックキューブがどのように構成されているか、最初はよく見てもらうことが重要でしょう。着色してある部分に注目してもらいます。色は、すみません、適当です。世界配色で言えば、白の代わりを黒で示しています。
説明_隅.jpg
よくご存じの方はなんの疑いもなく”コーナー (corner)”と呼んでしまいますが、島内先生の本では”3面体”となります。J式では”隅”とします。

説明_辺.jpg
”エッジ”で呼ばれるこの小片も、島内先生の本では”2面体”となります。J式では”辺”とします。

説明_中心.jpg
”センター”が一般的でしょうが、島内先生の本では”1面体”となります。海永という方のサイトでは”臍”と表現されています。「富良野は北海道の臍だ」とへそ祭りが行われるのと同様の、”中心”としての表現の一つですね。J式では”中心”とします。

台湾のサイト”魔術方塊”では、角塊, 辺塊, 中心塊と表現されていました(台湾は繁字体なので”辺”ではなく、”邊”で表記)。様々ですね。

一般的に、一面を揃える時には辺を先にした方が楽です。例えば以下の形のとき、
上前辺es-.jpg
出迎え法で

とすることもできますが、
上前辺es-_e.jpg上前辺es-_es-.jpg出迎え_中下4.jpg


とする方が、慣れてしまうと簡単です。この辺は、まずは揃えることよりも、いろいろいじってもらって、この三次元立体パズルがどのように変位できるか、慣れてもらうのが良いのでしょうね。

一面を揃える時に、まずは辺の側面色をその側面の中心色と合わせることが意識できたら、次の段階に進めます。
上十字.jpg

最初のうちは、適当に一面を作り、辺の側面色がその側面の中心色と合っていなかったら出迎え法で入れ直す、ことの繰り返しでいいと思います。辺が合ったら、次に隅を出迎え法で入れ直していけばいいでしょう。…合っていない辺を 180° 回転させて、側面の中心の色と合わせてもう一度 180° 回転させる、デイジー (Daisy method) は意外に難しそうです。分かってもらえなかった経験がありました。

まずは完全一面を作り、周囲に凸が4つできていることを分かってもらうのがいいと思います。
完全一面.jpg

隅も入れてしまいましょう。最初の頃は一面が完成できるだけでも充分嬉しいものですから。

posted by じゅうべい at 11:04| Comment(0) | 手順333