2020年04月27日

ルービッククロックについて

先日、ルービッククロック Rubik's Clock を購入しました。

tribox さんで唯一扱っている Ling'ao Magic Clock があまりに評判が悪く、2個買って側面を不可逆的に分解して部品のいいとこ取りをして、調整して側面をシールで貼る、などと読むとあまりに恐ろしく、新しい製品が発売されるのを年単位で待ち続けましたが、一向に発売される様子がありません。

他のパズルも同様ですね。名作パズルがどんどん品切れになっていっています。買うなら今のうちでしょう。

Cubelelo というサイトで Elite Clock なるものがネット販売されているのを見つけました。レビューの評判もよさそうです。tribox さんに輸入の予定がないか訊いてみましたが、インドの会社ということもあって販路がないとのことでした。さらにはベースは Ling'ao のものだそうです。レビューの 5人もおそらく全てインド人、基本はインド国内での販売のようで諦めました。

ということでビンテージの matchbox 製品をネットオークションで買うことにしました。セカイモン で気軽に購入手続きが踏めました。

ただ、相手がイギリス人だったのもあり、7 ポンド(1007円)で入札、手数料 800円、英国内送料 3.5 ポンド(503円)の合計 2310円と思っていたら、国際輸送料が掛かりました。なんと 3459円。合わせて 6000円弱です。Ling'ao 4つ買って組み直して 2つ新しいのを作り上げたとしても、なおお釣りがきました。海外オークションに手を出す方はどうぞお気をつけ下さい。

Clock#1.JPGClock#2.JPG

安さを追及して箱なしのものを落札しました。それでも品は悪くないものでした。

・ギアのかみ合わせの遊びはそこそこで、針はちゃんと全部 12時に揃います。
・印刷に気になるほどのズレはありません。

ちゃんと廻せてないとピンを押し込めないことも発生しますが、ダイヤルをちょっとずらせば押せるようになります。

解法については、動画はいろいろあるようですね。私は海外の人のをちらっと見ました。
動画でないものでは、Jaap氏のサイト が現状ではベストでしょう。日本語では立方体の迷宮 がありますが、余計な手間を掛けている手順になっています。ウィキペディアから辿れた Safala's website での手順は、すみません、理解できませんでした。また、効率が良いようにも感じられませんでした。

現在 120ソルブでベストが単発 25.90秒、ao12 が 34.35秒、まだ上達できると思います。シミュレーターでもいろいろ解いてみましたが、解法を工夫できるパズルではないことが分かり、また瞬間判断力とそれに応じた手の動きを競うパズルだと思うので、実物で解いてこその面白さを感じています。

私の解き方は、Jaap氏の解法よりは多少は工夫できています。次回にそれを紹介してみたいと思います。

posted by じゅうべい at 11:25| Comment(0) | ルービッククロック