スキューブで、前下隅を入れるときに同時に上板も上げますが、そのときに他の中板がどう動くかが分かっていれば先読みがしやすくなります。かなり規則的で覚えやすいので紹介しておきます。
毎度のことになりますが、J式スキューブの回転記号を再掲しておきます。反時計回りでは各記号に"-"が付加されます。

以下、前隅を廻す方向は、時計廻しでも反時計廻しでも同様の結果が得られます。
前隅が揃っている場合、
板 N上げ:e n- e- n を廻すと、板は N⇔上の交換とともに E⇔W の交換も発生します。
前時計 上板・前反時計 上板では
s (n w- n- w) s- / s- (n- e n e-) s で右側面同士・左側面同士が交換します。
前時計および前反時計の 板E上げ
s w s w- s / s- w s- w- s- で E面⇔上面の交換と同時に S面⇔W面 の交換も発生します。
いつもと順序は変わりますが、前時計・前反時計 板S上げでは
s e- s e s / s- e- s- e s- で S面⇔上面の交換と同時に E面⇔N面 の交換も発生します。板E上げと左右対称ですね。
e- s- e s / s- e- s e で N面⇔上面の交換と同時に前面、S面⇔E面 の交換も発生します。これは、
前時計 板W上げ
s w s- w- / w s w- s- でも同様です。W面⇔上面の交換と同時に前面、S面⇔E面 の交換も発生します。
縦交換 上板の場合は、
e- s- e n- w s- w- で側面は十字交換します。
縦交換 板E上では
s- e n- e- w s- w- で前三面が反時計回りに移動していきます。状況に応じて、S上げにして逆手順を廻せると強力だと思いますが、私にはとてもできません。
そこそこ規則的ですし、頭に入っていたら先読みがしやすくなると思います。
posted by じゅうべい at 11:17|
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