スキューブで左下と底、右下が全て揃っていない状態からその三つ組みを揃える手順の第二段、底が E面および N面を向いている時の手順を紹介します。
底が E面にある場合は S隅に影響なく g- で底が入ってしまうので、その後に e- や s-e- で右下隅を定石どおりに入れることになります。ただ、右下隅が E面を向いている場合は、g- の後に s e- より、直接 e- g で入ってしまいます。既に右下と底が連結しているからですが、つまりは持ち替えて、この二つを左下と底に置いて n- e でも入ります。そうしてしまうのが普通だと思いますが、違う入れ方も把握しておくと、奥下や前下を入れやすくなる場合もあります。
続いて底が E面、右下隅が N隅にある場合です。
この場合も N隅に影響なく g- で底が入ってしまいます。その後に e や n-e-, ne で右下隅が入りますね。ただ、N隅の底面が上を向いている場合は s- で底と右下隅が合体するので、そのあと e g としても入ります。この方が同時に奥下も入ってしまう場合があるので、両方を把握しておきたいものですね。
この場合も N隅に影響なく g- で底が入ってしまいます。その後に e や n-e-, ne で右下隅が入りますね。ただ、N隅の底面が上を向いている場合は s- で底と右下隅が合体するので、そのあと e g としても入ります。この方が同時に奥下も入ってしまう場合があるので、両方を把握しておきたいものですね。
次は底が E面、右下隅が G隅にある場合です。
G隅にある右下隅が下を向いていたら、それは左下隅と右下隅が揃っている状況です。o- s- o で入れる底入れ手順ですね。右下隅が E面を向いていたら、g- 一発で入りますが、右下隅と底が揃っている状況でもあるので、持ち替えて e- で入れてしまうことでしょう。最後の、右下隅が N面を向いている場合はややテクニカルで、覚えておく価値があるものとなります。慣れていないと s- n- で底と右下隅を合体させて g- で入れることは、インスペクション中には思いつけないかもしれません。
G隅にある右下隅が下を向いていたら、それは左下隅と右下隅が揃っている状況です。o- s- o で入れる底入れ手順ですね。右下隅が E面を向いていたら、g- 一発で入りますが、右下隅と底が揃っている状況でもあるので、持ち替えて e- で入れてしまうことでしょう。最後の、右下隅が N面を向いている場合はややテクニカルで、覚えておく価値があるものとなります。慣れていないと s- n- で底と右下隅を合体させて g- で入れることは、インスペクション中には思いつけないかもしれません。
続いて底が N面にある場合の、まずは右下隅が S隅にある場合です。
底が E面にある場合と同様に、N面にある底は g で S隅に影響なく入ってしまうので、その後に右下隅を定石どおりに入れることになります。
底が E面にある場合と同様に、N面にある底は g で S隅に影響なく入ってしまうので、その後に右下隅を定石どおりに入れることになります。
底が N面、右下隅が N隅にある場合も同様で、
底が g で N隅に影響なく入ってしまいますね。その後に右下隅を定石どおりに入れることになります。右下隅の底面が N面を向いている場合は、底が E面で隅が S隅でE面向きの場合と同様に、既に合体完了している二つを e g- で入れることになります。これもこの二つ組を左下と底になるように持ち替えて、se- で入れてしまう方が一般的でしょう。ただ、W隅に奥下隅があり、n で奥下に入る状況なら、こちらの手順の方がお得ですね。
底が g で N隅に影響なく入ってしまいますね。その後に右下隅を定石どおりに入れることになります。右下隅の底面が N面を向いている場合は、底が E面で隅が S隅でE面向きの場合と同様に、既に合体完了している二つを e g- で入れることになります。これもこの二つ組を左下と底になるように持ち替えて、se- で入れてしまう方が一般的でしょう。ただ、W隅に奥下隅があり、n で奥下に入る状況なら、こちらの手順の方がお得ですね。
底が N面、右下隅が G隅にある場合は、
右下隅の底面が下を向いていたら、左右下隅が揃っていて底を N面から入れる状況ですね。右下隅の底面が N面を向いていたら、既に二つ組が合体しているので g で三つ組完成です。右下隅の底面が E面を向いている場合がテクニカルになるのは底が E面にある類似状況と同様です。n s で、右下隅に影響なく底を E面に持ってきて合体させ、g- で左下隅と合わせます。慣れれば気軽に思いつけるようになるでしょう。
右下隅の底面が下を向いていたら、左右下隅が揃っていて底を N面から入れる状況ですね。右下隅の底面が N面を向いていたら、既に二つ組が合体しているので g で三つ組完成です。右下隅の底面が E面を向いている場合がテクニカルになるのは底が E面にある類似状況と同様です。n s で、右下隅に影響なく底を E面に持ってきて合体させ、g- で左下隅と合わせます。慣れれば気軽に思いつけるようになるでしょう。