私のメガミンクスの記録は単発で 4分29秒、平均で 4分59秒。始めたばかりの人にもバンバン抜かれるほど遅いものですが、目と指の遅さを考えると、初心者とは言いにくい程度の速さではあるかもしれません。初めて cs-timer でタイムを測った時には 24分を記録しました。まぁ、333 を初めて解いた時の 3日間よりはずっとマシではありましたが。
最初は 立方体の迷宮 の手順で解いていました。底星(star)→底面の隅→ニ層めの辺→三層めは隅(下)→変→隅(上→四層めの辺→上面、辺向き替え→辺位置合わせ→隅位置合わせ→隅向き替え。ほどなく、F2L の手順を用いるようになり、多少は改善されました。
当時も今も不思議に思うのが、メガミンクスの解法については初心者向け手順か上級者向け手順のサイトしか存在しないことです。F2L だって、そのままでは使えない手順がいくつかあります。上級者なら気軽にクリアしてしまうのでしょうけど、初級者が次のステップを考える時に、丁度いいサイトがあまりないのは残念に感じています。
なので、J式は”あなたもメガミンクスで 6分を切れる!”を謳い文句としました。キューブ系パズルに慣れていなくてメガミンクスに挑む人はあまりいないとは思いますが、それでも 10分を切れたらキューバーがあまりいない一般社会では充分に速い方だと思います。
J式では
底星(star)→F2L→S2L→T2L(third 2 layer, 手順としては F2L と同一)→上面、ELL→CLLx2~3となります。OLL→PLL にならないのは J式ならではですが、333 と違って CLL→ELL とならないのは、採用した手順の紹介サイトでの手順が、ELL は隅移動が発生するのに CLL は辺移動が発生しないものだったからです。
S2L(second 2 layer) については Cube Voyage の Megaminx ブロックの揃え方の中ほどにある
@中央の3パーツを先に揃える
を参考にしました。辺をずらして入れておいて、手順としては F2L のものを用いて入れ、最後にずらすものです。
私は遅さのあまり、底星および F2L 完成時のタイムも見る癖がついています。底星が速くて 11秒、平均的には 22秒くらいです。遅いですね。インスペクションで読んではいますが、覚え切れてなかったりします。いい練習方法があったら教わりたいものです。
F2L 完成で最近は 2分を切れるようになりました。この時点で上級者とは圧倒的な差がありますね。とにかく見つからない、見つけられない、探し回る。333でも似たようなことがよくあるので已むを得ません。慣れも必要なのでしょう。
上面は極限まで手順を減らすと、辺では
隣辺上げ:R' U' - F R' F' R - F' U F R
対辺上げ:R' U' - R U' R' U - F' U F R
辺の三角時計(R→F→L):R' U' - R U' R' U - U R
縦平行:F' U' F U'2 F' U'2 F U'
横平行:R U2 (U R' U' R - U' R' U R) U'2 R'
横平行:R U2 (U R' U' R - U' R' U R) U'2 R'
隅については
正時計移動:aS+:R' U L U' - R U L' U'
反時計移動:S-:U L U' R' - U L' U' R
隣隅向き替え:(R F' R' F)x2 U' (F' R F R')x2 U
ができれば、まずは充分と思います。それ以上の紹介はまた順に行っていきたいと思います。